日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

FIFAコンフェデレーションズカップ2009 スペインVS南アフリカ

2009年06月21日 | soccer
来年の南アフリカワールドカップのプレ大会である「FIFAコンフェデレーションズカップ2009」は、今月16日から熱戦が繰り広げられております。今回はスペイン・ブラジル・エジプト・イラク・ニュージーランド・アメリカといった大陸王者、前回のW杯優勝国・イタリア、そして開催国・南アフリカの8チームが出場。
Aブロックはスペインが順当に勝ち進み、イタリアとブラジルが入ったBブロックは、イタリアがエジプトに敗れる波乱がありました。現地時間27日はA組の予選最終戦。スペインVS南アフリカの直接対決です。スペインは連勝記録のが世界新がかかっており、南アフリカはベスト4入りを目指して戦います。

両チームのスタメン
スペイン
GK レイナ
DF プジョル
DF ピケ
DF アルベロア
DF アルビオル
MF ブスケツ
MF リエラ
MF シャビ
MF セスク
FW ビジャ
FW フェルナンド・トーレス

南アフリカ
GK クーン
DF ガクサ
DF マシレラ
DF モコエナ
DF ブース
MF モロンゴ
MF モディセ
MF ディクガコイ
MF シバヤ
MF ピエナール
FW パーカー


南アフリカボールでキックオフ。立ち上がりはスペインが攻め立てますが、チャンスはまだ無し。トーレスが相手に接触されるも大丈夫。開始3分にスペインがFKのチャンスにリエラが強烈な左足ミドル!ボールはGKがファインセーブ!5分にまたFK、シャビのセンタリングにビジャがヘディングで合わせるが、ボールはバーの上。今度は南アフリカの攻撃。ロングボールでチャンスを作ろうとしますが、スペイン守備陣が阻止。8分に南アフリカがFKのチャンスがありましたが、決定的なシーンは生まれず。逆にスペインがカウンターで見せるもカットされた。9分にマシレラが奪ってドリブル突破するもシュートに持ち込めない。
11分、スペインはビジャが中央でドリブル突破を見せ、相手に倒されてFK。このFKをビジャが狙うも壁に直撃→GKキャッチ。開始15分経過しましたが、南アフリカのファウルが激しい。16分、セスクのパスを受けたトーレスがシュートを見せますが、相手にブロックされた。今度は左サイドのクロスに飛びこむも先にGKがキャッチした。17分、南アフリカがFKのチャンスを獲得。モディセが右足で狙うも決められない。スペインは中盤のパスは華麗ですが、シュートまでには持ち込めない。21分、左サイドのクロスにトーレスがシュートを放つも、サイドネットに当たりました。
25分、南アフリカはFKを変化して見せるもクロス上げられない。28分にCKをショートで繋ぐもセンタリングは相手に直撃。今度は相手のクリアミスからシバヤがシュートするもダメ。29分にペナルティエリア付近右寄りのところでFKを獲得。FKは相手に直撃。ここに来て南アフリカが攻め込んでいる。30分に右CKをクリアされるが、再びボールを奪って右サイドでクロスを入れるが、誰も反応しない。南アフリカの時間帯が続いている事で、スタンド内はウェーブが起きてますね~。このサポーターの熱気に応えたいところですが…。
35分、スペインが久々のチャンス!トーレスが抜け出してシュート、GKが足で止めて、ブースがクリア。最大の決定的シーンといっても良いでしょう。ちょっとスペインが南アフリカの堅守の前に苦しんでいるのか?パスを出すも相手に阻まれるシーンが目立つ。38分南アフリカはピエナールがドリブルで見せ、最後はパーカーがシュート。これはバーの上。今度はシャビのスルーパスをビジャが合わせられず。
39分、南アフリカはピエナールのラストパスにモディセがミドルで狙うも枠を捉えられず。41分、トーレスがドリブルで持ち込むも相手に倒され、こぼれ球をシャビがシュートするもダメでした。43分、セスクのパスを相手がクリアしようとしましたが、ボールはあわやオウンゴールになるところだった。前半ロスタイムに両チームとも惜しいシーンは生まれず。そのまま無得点でハーフタイム。

スペインはなんだか苦しんでいるように見えますね…。決定的な場面を何度も作るも1点が奪えない。南アフリカの鉄壁な守備、それにパスミスが目立ちます。ボール支配率は上回ってるんですが、1点を奪うことができません。対する南アフリカは、スペインの猛攻を幾度と防ぎ、前半35分にはゴールが割れそうなところをギリギリでクリアしてみせました。後半もスペインの攻撃を守り抜き、少ないチャンスをモノにして波乱を起こしたいところです。両チームとも2試合無失点の堅守、どちらの守備が崩れるのか?

後半早々、スペインが中央でFKを獲得。シャビが狙うもゴール左に外れました。5分、セスクがエリア内でモコエナに倒されてPKを獲得。ビジャがPKを蹴るもGKに弾かれ、こぼれ球をプジョルが打つもまたもGKがセーブ。しかし、その後左サイドの縦パスにビジャが押し込んでスペイン先制!1点を追いかける形となった南アフリカは、激しいファウルを見せた。9分に南アフリカが反撃を見せるも追いつけない。12分、南アフリカが右サイドでクロスを上げるが、味方選手が合わせられません。
15分、スペインはビジャを下げてパブロ・エルナンデス、トーレスを下げてジョレンテが入りました。その後もスペインの攻撃が続きますが、南アフリカ守備陣が追加点を与えません。南アフリカは中盤でボールを繋いでいきますが、スペインの壁は厚い。22分、右サイドのクロスにパーカーが飛び込んでくるもボールを合わせられず。ドンピシャだったらゴールだったのに。後半20分過ぎてからまた南アフリカの時間帯を迎えたか?25分にピエナールのスルーパスにパーカーが反応するも先にGKがキャッチ。27分、スペインは右サイドでのFKをグラウンダーで入れ、セスクのシュート→最後はジョレンテが決めて2点目!途中出場の選手が結果を出しました。
さあ試合時間も残り15分、南アフリカが1点を返すことができるか?ちょっと疲れが見えてるのかな?それにイライラしている選手もいますねえ。こうなるとスペインが追加点?32分、スペインが左サイドでFK獲得。しかしゴールには至らず。南アフリカは35分、右サイドにいたピエナールのクロスにパーカーが押し込むが、守備陣が反撃点を許さず。スペインは3人目のカードにカソルラ、南アフリカはようやく1人目の選手交代。シバヤOUTでマシェゴIN。いくらなんでも遅いだろ。パーカーとマシェゴの2トップです。
すると38分、パーカーが左足ミドルを放つが、GKがしっかりとキャッチ。今度はスペインが見せます。カソルラがドリブルからシュートを見せますが、GKにセーブされた。40分、スペインはカソルラがクロス→ジョレンテに合わせようとするが、ブースがその前にヘッドでクリア。南アフリカはクリアするだけで精一杯。中盤でパスを出しても繋がらない。スペインはカウンターを見せようとするが、パスで時間稼ぎ。ロスタイムは3分、まだスペインがボールを支配。南アフリカは前線でのパスにマシェゴが決めたかに見えたが、判定はオフサイド。終了前に1人選手を代えるがもう時間ない。そしてタイムアップ。スペインが2-0で南アフリカを降し、A組を全勝で通過しました。


やっぱりスペインは強い!これで国際試合15連勝&35試合無敗記録のダブル世界新記録達成。南アフリカを相手に前半は苦しみながらも、後半に入って、ビジャのPKが失敗して流れが南アフリカの方に傾くかなと思ったら、直後にビジャがミスを帳消しにする先制点を決めると、途中出場のジョレンテが追加点を決めて勝負あり。前半の苦戦から一転して、後半は強いスペインを見せた形となりました。
ビジャはこれで3試合連続ゴール、開幕戦のニュージーランド戦でハットトリックを見せたフェルナンド・トーレスに並びましたね。FWの選手がしっかりと決めて、途中出場の選手が大舞台で結果を出す。日本代表もスペインのような戦い方ができればいいのに…。
もう一方の試合・イラクVSニュージーランドの試合は、両チーム無得点で引き分け。この結果、南アフリカが勝ち点4で2位となり、決勝トーナメント進出を決めました。21日はブラジルVSイタリア、エジプトVSアメリカの2試合が行われます。イタリアはブラジル戦で勝てば準決勝進出の望みがあるんですが、負けたら予選敗退です。W杯王者がここで消えるわけにはいかないと思うけど、EURO2008の悲劇がまた起きるかも…。無敵艦隊・スペインの準決勝の相手は一体どこになるのか?





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ひと足早い花火大会!長谷川の2発で完全優勝達成!

2009年06月21日 | HAWKS

1か月に渡るプロ野球交流戦も残すところあと1カード。既に交流戦連覇を決めている福岡ソフトバンクホークスの最後のカードは、横浜スタジアムで横浜ベイスターズとの2連戦です。この2連戦で1勝でもすれば、史上初の全球団勝ち越し=完全優勝を達成します。「交流戦王者VS最下位」の第1ラウンドは、序盤から打ち合いの展開となりました。

スタメンは次の通り
1(二)本多雄一
2(遊)川崎宗則
3(左)オーティズ
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(中)長谷川勇也
7(三)松田宣浩
8(捕)田上秀則
9(投)ジャマーノ
体調不良のため中日2連戦を欠場した多村が5番ライトでスタメン復帰、20日は2連勝中のジャマーノが先発しました。


試合は開始直後から動き出します。初回、ホークスは先頭の本多が横浜先発・グリンの3球目の直球を捕らえると、打球はレフトポール際に飛び込む先頭打者ホームランを放って1点を先制します。いきなりの援護を貰ったジャマーノですが、その裏に横浜の1番・吉村に左中間スタンドへの先頭打者アーチを浴びて同点にされる。1死後に内川にヒットを許し、続く村田にカーブを狙われ、スコアボード直撃の2ランで逆転を許しました。この回2発で3失点と最悪の立ち上がりとなってしまいました。
2点を追うホークスは2回、多村が四球で出塁すると、続く長谷川がライトスタンド中段に突き刺さる2ランで同点に追いつき、1死後に田上が低めのスライダーをバックスクリーンへのソロ本塁打で再びリードを奪います。3回には先頭の川崎がセンターフェンス直撃の3塁打を放ち、続くオーティズがレフト線を破る2塁打で1点を追加し、横浜先発・グリンをKOしました。この後多村の内野安打、長谷川の四球で満塁となりましたが、後続が倒れて3者残塁。
中盤になってもホークスの勢いは止まりません。5回、オーティズが横浜2番手・高崎の3球目のスライダーを狙い撃ち。打った瞬間ホームランとわかる当たりはレフトスタンドに吸い込まれて行きました。6回には松田が横浜3番手・横山の初球を捕らえ、右中間スタンド最前列に飛び込むソロ本塁打。これでホークスはこの試合5本目、7-3となり横浜との差を4点に拡げます。
初回に3失点を喫したジャマーノは、味方の度重なる援護でリズムを取り戻します。2回と3回に横浜打線を3者凡退に抑え、4回にはヒットと四球で無死1,2塁のピンチを背負いましたが、後続を打ち取って反撃を許さず。5回は2死から内野安打で出塁を許し、自らのボークで再び得点圏に走者を出すも内川を2塁フライに打ち取りました。ジャマーノは5回を投げ切り勝利投手の権利を獲得、6回に代打を告げられたところでお役ごめんとなりました。
終盤に入った7回、ソフトバンクはオーティズの四球、小久保のヒットで1死1,2塁の場面で多村がセンター前ヒットを放ち、2塁からオーティズが生還して8点目。なおも1,2塁とチャンスが続き、長谷川が横浜4番手・松家の3球目のストレートをジャストミート!打球はバックスクリーン右寄りのところでスタンドイン!今度は3ランを放ち、11-3とさらに点差が拡がります。その裏のホークスは、摂津が3番手で登板。しかし摂津は2つの四球で2死1,2塁とピンチを背負い、村田に高めのストレートをライトスタンド上段への3ラン本塁打を浴びてしまいます。試合は5点差に詰められ、反撃ムードの予感が漂ってきたか…。
8回、ソフトバンクは4番手に交通事故から復帰した大隣がなんとリリーフで登板。大西&石川を連続三振に仕留めた後、細山田を2塁ゴロに打ち取って3者凡退の好投を見せました。5点差のまま迎えた9回、普段なら守護神・馬原の出番だけど、この日は水田が登場。水田がキッチリと締めて終えたかったんですが、先頭の金城に2塁打、続く吉村にはレフト前ヒットと連打を浴びて無死1,3塁と反撃のピンチ。ここで藤田にレフトへの犠牲フライで1点を返されます。なおも1死1塁の場面で内川が登場。一発が出れば2点差まで詰められるところでしたが、遊撃ゴロ併殺打に仕留めてゲームセット。ホークスが終盤反撃に遭うも、一発攻勢で横浜に快勝しました。


交流戦 2009/06/20(土)
横 浜-ソフトバンク 3回戦 
(ソフトバンク3勝、横浜、18:01、25110人)
SH 131 011 400  11
YB 300 000 301  7
【投手】
(ソ)ジャマーノ、佐藤、摂津、大隣、水田-田上
(横)グリン、高崎、横山、松家、加藤康-新沼、細山田
【責任投手】
(勝)ジャマーノ3試合3勝
(敗)グリン12試合2勝9敗
【本塁打】
(ソ)本多1号ソロ(1回)、長谷川4号2ラン(2回)、5号3ラン(7回)
   田上11号ソロ(2回)、オーティズ10号ソロ(5回)、松田3号ソロ(6回)
(横)吉村9号ソロ(1回)、村田11号2ラン(1回)、12号3ラン(7回)


両チーム通じて9本塁打の乱打戦となったこの試合、福岡ソフトバンクホークスが11-7で横浜に勝利。一時は8点差のリードがあったけど、摂津が村田に一発を浴びるなどがあって最後は4点差まで詰められました。ホークスはこの日6本の本塁打が飛び出し、初回に本多の先頭打者アーチ、2回に田上と長谷川、5回にオーティズ、6回松田、7回に長谷川がこの試合2本目のホールランを放ちました。ホークスの1試合6発は2003年以来6年ぶりだそうです。
長谷川はプロ入り初の1試合2本塁打、この日は5打点を稼ぎました。交流戦MVP最有力であろうオーティズは、2打席目にレフトへの2塁打で5試合連続打点を記録し、4打数2安打2打点の活躍で勝利に貢献しました。チーム全体では12安打、その内の6安打がホームランなんですね。ジャマーノが打てば先発全員安打だったんですが…。
先発のジャマーノは、初回に吉村と村田の一発で3点を失いましたが、味方のすっごい援護があって、その後はリズムを取り戻して横浜の反撃を許さず。5回まで96球、被安打5・4奪三振・1四死球・3失点・被本塁打2という内容で来日3連勝を飾りました。8回には交通事故で左手小指を負傷して離脱していた大隣がリリーフで登板。3者凡退に仕留めて完全復活をアピールしました。大隣の中継ぎは昨年7月の楽天戦以来2度目です。一部報道では日曜日に先発で復帰するはずだったんですが…。大隣が中継ぎで出ちゃったから、次はもしかして杉内?
横浜に3連勝したという事は、セリーグ全球団から勝ち越しを決めました!交流戦5年目で史上初の完全優勝達成です。土曜日の一発攻勢は交流戦の集大成を飾るようなものでしたわ。日曜日の交流戦ラストゲームはデーゲームですが、横浜地方は一日中雨の予報なので、中止は確実でしょう。最終戦も交流戦王者の強さを見せてもらいたいと思います。あーパリーグ首位に立ちてえ。




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