日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークス交流戦V2達成おめでとう!

2009年06月17日 | HAWKS

交流戦優勝までマジック「2」としている福岡ソフトバンクホークスは、火曜日から中日ドラゴンズとの北陸2連戦がスタート。16日の初戦は金沢・石川県立野球場で行われ、ソフトバンクはホールトンが先発でした。ホークス勝利&宇都宮での巨人VS西武戦で2位・西武が負ければ交流戦連覇が決定する重要な一戦は、終盤に意外な展開が待ち構え、最後に意外な選手がやってくれました!


この日のスタメン
1(二)本多雄一
2(遊)川崎宗則
3(左)オーティズ
4(一)小久保裕紀
5(右)長谷川勇也
6(三)松田宣浩
7(捕)田上秀則
8(右)村松有人
9(投)ホールトン
満身創痍の松中が守備に不安があるためスタメンから外れ、多村は体調不良で欠場。小久保が4番に入り、金沢出身・村松が8番ライトで先発。打撃好調の田上が7番に昇格です。

優勝を決めたいソフトバンクは初回、先頭の本多が内野安打で出塁すると、暴投&川崎の犠打で3塁まで進みます。1死3塁でオーティズが中日先発・浅倉の直球をセンターに弾き返し、犠牲フライで1点を先制します。2回、1死1塁の場面で田上が左中間を破る2塁打を放ち、1塁から松田が生還して2点目を奪う。なおも2死1,3塁と追加点のチャンスでしたが、本多が遊撃ゴロに倒れて2者残塁。
ホークス先発・ホールトンは、初回に井端には11球、荒木に6球と中日の1,2番コンビに粘られましたが、井端には直球で空振り三振、荒木には遊撃ゴロに打ち取ります。この後森野を打ち取って3者凡退と上々の滑り出し。2回には和田一浩に初ヒットを許したものの、中日の反撃を許さず。序盤3イニングは無失点の内容で、右のエースらしい好投を見せます。ところが4回、1死から森野にヒットを許した後、続くブランコに初球・カーブを掬い上げられ、左中間スタンドへの一発を浴びる。要警戒のブランコを抑えられず、試合は2-2の同点に追いつかれました。

一方、宇都宮の巨人VS西武は、3回に巨人が2死2,3塁のチャンスにラミレスが先制タイムリーを放ちます。4回に西武が片岡の2ランで逆転すると、2死2塁で中嶋のライト前タイムリーで1点を追加して3-1となり、巨人先発・高橋尚成をKO。しかしその裏、巨人は谷佳知と鶴岡一成の連続2塁打で1点を返し、2死1,2塁で木村拓也がレフトへの3ラン本塁打で逆転、続く小笠原はライトへのソロ本塁打。連続アーチでこの回5得点を奪う猛攻を見せました。6回には坂本の一発で7点目、巨人が西武との差を4点に拡げます。

中日VSソフトバンクは、5,6回ともに両チーム3者凡退に倒れて終盤に突入。7回、ホークスは先頭の長谷川がヒットで出塁すると、松田の犠打で2塁に進みます。2死後、村松が朝倉の初球・スライダーをセンター前に弾き返し、2塁から長谷川が生還してホークスが勝ち越しに成功!その裏、ホークスは2番手・摂津が登板。和田に四球を許すも後続を抑えて0点。8回には1死からの連続三振を見せて3者凡退、2イニング連続で無失点の好投を見せます!
1点差で迎えた9回、守護神・馬原登場で勝利はもう確実。しかしその馬原が誤算でした。荒木をライトフライで1死とした後、森野にセンターへの2塁打を打たれ、一打サヨナラの場面でブランコを迎えます。絶対に抑えたい馬原は初球を暴投。1死3塁となり、ブランコに対して3球目のフォークがまたも暴投。森野が生還して同点に。これが優勝へのプレッシャーなのか?馬原がまさかの2暴投で振り出しに戻り、延長戦に突入です。
流れが中日に傾いてきた延長10回、中日は岩瀬を5番手として投入。ソフトバンクは途中出場の城所が、バットを折りながらもレフト前ヒット。本多犠打で城所が2塁に進み、2死となり馬原の代打・森本学が岩瀬の5球目のストレートを捕らえ、打球はセンター頭上を超えるタイムリー2塁打で勝ち越しに成功!大きな1点を奪ったホークスは、10回裏に4番手・ファルケンボーグが先頭打者を出しながらも、中日の反撃を抑え、最後は谷繁・デラロサを連続三振に仕留めてゲームセット!ソフトバンクが延長の末4-3で中日を破りました。マジック「1」で後は西武戦の結果待ち。

巨人VS西武も白熱した試合。4点を追う西武は8回、巨人3番手・越智を攻め立て、先頭のG.G.佐藤が相手のエラーで出塁し、1死1塁で三浦の代打・大崎のタイムリー2塁打で1点を返す。続く銀仁朗の代打・石井義人のライト前タイムリーでもう1点。なおも2死1塁で片岡が左中間へのタイムリー2塁打を放ってこの回3得点。7-6と西武が1点差まで追い上げます。9回に1死からおかわり中村が四球で出塁しますが、巨人4番手・豊田の前に同点打が出ず試合終了。巨人が西武の反撃を振り切って勝利。この結果、西武が敗れたため、福岡ソフトバンクホークスの2009年セパ交流戦優勝が決定しました!



交流戦 2009/06/16(火)
中 日-ソフトバンク 3回戦 
(ソフトバンク3勝、金沢、18:00、12235人)
H 110 000 100 1   4
D 000 200 001 0   3
(延長十回)
【投手】
(ソ)ホールトン、摂津、馬原、ファルケンボーグ-田上
(中)朝倉、小林正、浅尾、河原、岩瀬-小山、谷繁
【責任投手】
(勝)馬原21試合2勝1敗12S
(S)ファルケンボーグ25試合3勝1S
(敗)岩瀬24試合1勝2敗15S
【本塁打】
(中)ブランコ19号2ラン(4回、ホールトン)


福岡ソフトバンクホークスが今年もやりました!9回に馬原の2暴投で同点に追いつかれましたが、延長10回に森本が連覇を決めるタイムリーを放って中日に勝利。西武が敗れたため、交流戦連覇達成です。交流戦で連覇したのは、2005&2006年の千葉ロッテ以来史上2チーム目、これで交流戦は5年連続でパリーグのチームが優勝を果たした事になります。秋山新体制になってからは初のタイトル奪取、秋山監督も就任していきなり優勝を決めて嬉しいことでしょう。チームも交流戦に入ってから3度目の3連勝、対中日戦3連勝で勝ち越しを決めています。
さて、この日の先発・ホールトンは、6回まで打者21人に対して89球、被安打3・7奪三振・無四球・2失点でした。ブランコに一発を浴びた以外は上々の内容で、3者凡退に抑えたのが4度ありました。7回に味方が一時勝ち越し点を挙げて勝利投手の権利を獲得したんですが、9回に同点に追いつかれた事で6勝目が消えてしまいました。勝たせてあげたかった…。自らの暴投でホールトンの勝ち星を潰したけど、味方が決勝点を挙げて白星が転がり込んだ馬原が今季2勝目、ファルケンボーグが来日初セーブ&胴上げ投手となったのでした。
打撃陣では、チーム全体で7安打を記録。先制の犠牲フライを打ったオーティズは2試合連続打点。金沢出身の村松はセンター前タイムリーでスタメン起用に応えました。故郷のファンの前で仕事を果たし、チームが交流戦の優勝を決めたから、最高の形で錦を飾ることができましたね。この日のヒーローとなった森本選手は、延長10回に岩瀬から決勝タイムリー2塁打を放ちました。ホークスの頼れるスーパーサブがここ一番でやってくれましたなあ。秋山監督、森本選手にもっと出場機会を与えてください(特にスタメンで)。
交流戦21試合を終えて16勝4敗1分け、貯金12で連覇達成。2位との差は3.5となりました。こう見てると1人勝ちのような気が…。この日はパリーグ首位首位・日本ハムが阪神に敗れたため、同率首位になりました!交流戦連覇・チーム3連勝・パリーグ首位とホークスにとっては嬉しいことだらけ!17日の中日との最終戦は富山アルペンスタジアムに舞台を移し、藤岡投手が先発予定です。水曜日は「岡田JAPAN」がオーストラリアとの1位通過を決める戦いの方を優先するので悪しからず。岡田JAPANとホークスが共に勝ってくれればありがたいことだけど。
今のホークスは打線が元気だし、オーティズにホールトン、ファルケンボーグといった外国人が結果を出してくれる。今の状態が続けば、パの首位固めもできるはずです。そして9月か10月には「ホークス優勝」の朗報が届き、秋山監督が胴上げする姿が見られるといいですね。(バック転も見てみたいな)選手の皆さん、交流戦連覇達成おめでとうございます。残り3試合も全力でフリキって「完全優勝」を決めてください!ペナント後半戦も期待してますよ~。



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