日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

EURO2012決勝 スペインがイタリアに圧勝!史上初のEURO連覇達成!

2012年07月02日 | soccer

ついにこの時が来てしまいました。6月8日からポーランドとウクライナで行われたサッカー欧州選手権「EURO2 012」もいよいよ決勝戦を迎えました。今大会の決勝は「スペインVSイタリア」(@キエフ オリンピック・スタジアム)というグループCの1位、2位同士の対決となりました。両国はグループCの初戦で対戦し、その時は1-1の引き分けに終わっています。大会初の連覇まであと1勝と迫ったスペインは、ここまで5試合で1失点。3大会ぶりの決勝進出を果たし、44年ぶりの欧州王者を狙うイタリアは、準決勝でドイツを撃破。泣いても笑ってもいよいよファイナル、無敵艦隊VSアズーリ、いざ決着の時。


両チームのスタメン
スペイン
GK 1 カシージャス
DF 3 ピケ
DF 15 セルヒオ・ラモス
DF 17 アルベロア
DF 18 アルバ
MF 6 イニエスタ
MF 8 シャビ
MF 10 セスク
MF 14 シャビ・アロンソ
MF 16 ブスケツ
MF 21 シルバ

イタリア
GK 1 ブッフォン
DF 3 キエッリーニ
DF 7 アバーテ
DF 15 バルザーリ
DF 19 ボヌッチ
MF 8 マルキージオ
MF 16 デ・ロッシ
MF 18 モントリーボ
MF 21 ピルロ
FW 9 バロテッリ
FW 10 カッサーノ

スペインはこの試合も0トップで臨み、セスクが先発復帰。対するイタリアは、ここまで3得点のバロテッリが単独での得点王を狙います。



スペインボールで始まった前半、開始1分30秒過ぎにイタリアのピルロがオープニングシュートを放つ。スペインもパスサッカーで攻め込むが、イタリアDF陣がカット。前半6分、スペインがゴールほぼ中央の位置でFKを獲得し、ラモスが直接狙ったが、バーを大きく超える。6分、イニエスタが左サイド突破を突破→アルベロアの折り返しをキエッリーニがクリア。続く右CKをラモスが頭で合わせるも決まらず。10分、スペインは高い位置でボールを繋ぎ、セスク→シャビのシュートはわずかに枠の外。
そして前半15分 シャビ→イニエスタスルーパス→右サイドのセスクがペナルティエリア内に進入してクロス→走り込んできたシルバが頭で合わせてゴール!スペインが連覇へ1点先制!
1点ビハインドのイタリアは16分、左サイドでのFKをピルロが狙うも相手に当たりCK。続く左CKをキエッリーニとデロッシが飛び込んだが、カシージャスがかき出してクリア。20分、イニエスタのドリブル突破をピルロがスライディングでクリア。その直後の21分、イタリアはキエッリーニが足を痛めて負傷退場。代わりにバルザレッティが投入される。イタリアこれは痛い。26分、イタリア左サイドのクロスをバロテッリが飛び込むが、カシージャスがパンチングの後、こぼれ球をしっかりキャッチ。28分、中盤でのパスから、カッサーノが左の位置でDFをかわしてシュートを打ったが、GKの正面。
32分、カッサーノのミドルシュートはカシージャスが弾く。35分、スペインは前線でボールを繋ぐが、イニエスタからシルバへのパスはオフサイド。38分、バロテッリがペナルティエリア近くからミドルを放ったが、枠を捉えられない。スペインは40分、シャビのスルーパス→前線へ走り込んだアルバが抜け出し、右足で流し込んで2点目!
イタリアは43分、モントリーボが反転してからシュートを打ったが、カシージャスの正面。前半ロスタイム、スペインはFKのこぼれ球をシルバが左足で狙ったが、ブッフォンにキャッチされた。前半はスペインが2点リードで折り返し。

後半、イタリアはカッサーノに代えてディナターレを投入。FW入れ替えで流れを変えられるか?後半開始早々、右サイドのクロス→ディナターレがヘディングシュートを見せたが、わずかに外れる。対するスペインも2分にセスクが中央でシュートを打つもポスト左。スペインは4分、右サイドのFKをラモスが飛び込み、イタリアDFボヌッチの手に当たるもハンドの判定無し。しかしVTRを見ていたら明らかにハンドしている。イタリアは6分、ピルロのスルーパス→ディナターレのシュートをカシージャスが弾き、こぼれ球をもう一度ディナターレが詰めるもGKにキャッチされた。9分、スペインはイニエスタのスルーパスにセスクが抜け出すもキープできない。
後半11分、イタリアはモンテリーボを下げてモッタがピッチへ。これでイタリアは3枚の交代枠を使い切った。一方のスペインもシルバ→ペドロを投入。後半16分、入ったばかりのモッタが右太ももを押さえて倒れ込む。そのままプレー続行不可能、残り時間10人で戦う羽目に…。イタリアの優勝が遠ざかり、ますます窮地に追い込まれた。後半18分、ピルロのFK→ボヌッチが倒されるも自らのファウル。後半24分、ペドロがスルーパスから抜け出してクロスを上げたが、味方には合わなかった。
後半28分、スペインはセスクがペドロとのワンツーからクロスを入れたがダメ。29分にはブスケツが中央突破もイタリアDFにブロックされた。30分、セスクOUTでトーレスIN。後半31分、イニエスタが左でドリブルを仕掛け、クロスを上げようとするも相手に当たりCK。続く左CKをショートで繋ぎ、逆サイドのラモスがペナルティエリア内で倒れたがファウル無し。34分、スペインはカウンターを仕掛け、アルバの折り返しをペドロが合わせたが、ポスト左に逸れる。その前にオフサイドがあった。36分のCKもショート→ペドロが遠い位置からシュートを狙うも威力なし。後半39分、シャビのスルーパス→トーレスが流し込み3点目!これはダメ押しの1点だろう!
そして後半41分、スペインはイニエスタが下がり、マタが投入。そのマタは43分に4点目のゴールを決めて見せました。バロテッリもただ見るしかない。後半47分、右サイドのFK→トーレスが左で折り返し、ラモスがヒールシュートを見せるも決まらず。最後まで攻めの姿勢を変えなかったスペイン、4-0の圧勝で優勝!


スペインEURO史上初の連覇達成!最後の最後で強いスペインを見せつけましたね~。前半15分にシルバのヘディング弾、前半41分にDFのシルバが2点目のゴール。後半はトーレスとマタの交代組がそれぞれゴールを決めてイタリアを突き放して見せました。前半に2点を挙げただけでも決定的だったのに、さらに点差を拡げて完膚なきまでに叩きのめしましたなあ。この試合、シャビが2アシスト、トーレスが1ゴール1アシストと勝利に大きく貢献。トーレスはこの大会3得点を挙げ、バロテッリと共に大会得点王になりました。
スペインは今大会、6試合で11得点、しかも失点はわずか1失点。始まった頃はビジャやプジョルの穴が大きいなあと思ったけれど、イニエスタやシルバ、ラモスとピケがしっかりとその穴を埋めました。若手の活躍もあり、クロアチア戦でナバスが決勝点、アルバが決勝の大一番でいい仕事をしました。
これでスペインはEURO2008、南アフリカW杯、EURO2012と主要国際大会で3連覇達成。2年後のブラジルW杯でも優勝候補最有力となるでしょう。無敵艦隊の黄金時代はますます続きそうです。来年のコンフェデ杯で、ザックJAPANとの対戦が見てみたいけど、実現するかな~?
敗れたイタリアは誤算続きでした。今まで先制点を許さなかったのに、決勝で初めて先制点を献上。前半20分過ぎにキエッリーニが負傷退場、変わったばかりのモッタもケガでアウト。10人になってからは防戦一方、カテナチオ完全崩壊。世界トップクラスのブッフォンでさえも止められませんでした。それに準決勝で神懸かっていたバロテッリも、仕事できませんでした。

これでEURO2012も閉幕。次回2016年大会はフランスが舞台です。史上最強のスペインを止めるチームは現れるのか?




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マジンプロスパー重賞2勝目!ラジオNIKKEI賞は今年もディープ産駒が制す。

2012年07月02日 | 競馬

7月1日は中京と福島で重賞競走があり、中京競馬場では短距離重賞・CBC賞、福島競馬場では3歳のハンデ重賞・ラジオNIKKEI賞が行われました。下半期突入で競馬界も秋に向けた戦いがスタート。この夏、GI戦線に浮上する馬は出てくるのはどの馬か?


今週から夏開催が開幕した中京の日曜のメインは、サマースプリントシリーズ第2戦・第48回CBC賞(GⅢ・芝1200m)。17頭が出走したこのレース、昨年の勝ち馬⑫ダッシャーゴーゴー、大魔神・佐々木主浩さんの所有馬⑯マジンプロスパー、2連勝中の⑰エーシンヒットマン、3歳馬③シゲルスダチ、①グランプリエンゼル、④エーシンダックマンなどが参戦しました。
レースはばらついたスタートで始まり、⑮スプリングサンダーと⑥オールブランニュー、⑪サンダルフォンが出遅れ。好ダッシュを見せたエーシンダックマンが先頭を奪い、⑭ホットチリペッパーが2番手、グランプリエンゼル、②イセノスバル、⑤ドラゴンファング、マジンプロスパーが3番手集団を形成し、ヒットマン7番手、8番手にダッシャーゴーゴー追走。9番手集団の中に⑦ファインチョイス、シゲルスダチ、⑬オウケンサクラがいる。中団より後ろの13番手の位置に⑩リーチザクラウンがいて、出遅れたスプリングサンダー15番手、サンダルフォン16番手、オールブランニューが最後方という展開。
3,4コーナー中間地点~残り600m通過時点で、ダックマンとホットチリペッパーが並び、3番手のプロスパー、4番手のヒットマンも接近。最後の直線に差し掛かり、マジンプロスパーが逃げ粘るエーシンダックマンを捕らえて先頭に立ち、外からエーシンヒットマン、グラプリエンゼル、ダッシャーゴーゴーなどが追い上げる。しかしマジンプロスパーは2番手集団の猛追を抑え続け、そのまま1着でゴールイン!2着争いではスプリングサンダーが急浮上し、ゴール前でプロスパーに追い詰めるも届きませんでした。

雨と重馬場の中で行われたCBC賞は、単勝2番人気のマジンプロスパーが制し、重賞2勝目を飾りました。道中は3番手を追走し、直線に入って逃げるエーシンダックマンをかわし、そのまま先頭を譲らずトップでFINISH。優勝タイムの1分8秒7は、中京1200mのコースレコード。重馬場と決して良いとは言えないコンディションでレコードタイムを叩き出すってどんだけ?
2着に入ったスプリングサンダーは、スタートダッシュに失敗し、道中15番手を走ってましたが、最後の直線で外から一気に伸びてきました。ラスト3ハロンのタイム・33.8秒は17頭中最速。54.0㎏の軽い斤量も功を奏しました。そして前回の勝ち馬・ダッシャーゴーゴーは3着。59.0㎏は重かったなあ。


福島メイン・第61回ラジオNIKKEI賞(GⅢ・芝1800m)は、春クラシックからの巻き返し&秋の牡馬戦線での活躍が期待される3歳馬16頭が集結し、青葉賞4着の④ヤマニンファラオ、弥生賞3着⑩アーデント、重賞初挑戦の⑥ファイナルフォーム、⑮メイショウカドマツ、⑦サンレイレーザー、⑧ローレルブレット、③クリールカイザーなどが参戦しました。
スタンド前での先行争いで、メイショウカドマツが押しながらハナを奪い、ヤマニンファラオやファイナルフォーム、①ショウナンカンムリなどが先行策を取ります。アーデントは中団でレースを進めます。1コーナーから向正面に差し掛かり、カドマツが単独先頭、ファラオが2番手追走。3,4番手の位置に①ショウナンカンムリとサンレイレーザー、その後ろの5番手にファイナルフォーム。6番手に②ウィングドウィール、アーデントは10番手につける。クリールカイザー12番手、ロードアクレイム13番手、ローレルブレットはしんがりの16番手追走。
残り600mを通過して、まだカドマツ先頭、ヤマニンファラオが2番手、サンレイレーザーが3番手から接近し、ファイナルフォームは馬群の中。アーデントは外に持ち出すも、他馬と接触して後退。4コーナーから最後の直線へと差し掛かり、ヤマニンファラオが先頭に躍り出て、ファイナルフォームが3番手に浮上。残り100mでフォームがファラオをかわして先頭に浮上し、最後は突き放してゴールイン。ファイナルフォーム、差し切り勝ちで重賞初勝利!秋戦線に弾みをつける勝利!

単勝2番人気だったファイナルフォームが、2着に2馬身差の快勝でラジオNIKKEI賞を制覇。ディープインパクト産駒は昨年に続いて同レースを制しました。1番人気だったヤマニンファラオは2着。一旦は先頭に立ったものの、最後はファイナルフォームに差されました。3番人気のサンレイレーザーは11着、4番人気アーデントは4コーナーで不利を受けた事が響いて12着に敗れました。
優勝したファイナルフォームに騎乗した戸崎圭太騎手は、この日4勝と大活躍。管理する堀宣行も4勝をマークしました。GI馬を3頭擁する堀厩舎にまた1頭期待の馬が現れましたね。この馬は今年3月の未勝利戦でデビューし、ラジオNIKKEI賞まで4戦2勝、今回の勝利で通算3勝目を挙げました。重賞ウィナーの仲間入りを果たし、秋には同世代の格上との戦いが待ち受けています。ここから更に躍進を遂げられるでしょうか?


来週。7月8日は、中京競馬場でダート重賞の「プロキオンステークス」、福島競馬場では夏の福島のフィナーレを飾る「七夕賞」が行われます。七夕賞にはトーセンラー、ダノンバラード、ミキノバンジョー、ケイアイドウソジン、アニメイトバイオなどが出走予定です。



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