日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

MAZDAオールスター in 盛岡  陽岱鋼4打点の活躍で全パが3連敗阻止。

2012年07月24日 | Sports

プロ野球・MAZDAオールスターゲーム2012は、ここまで2戦を終えて全セントラルの2連勝。最終日の23日は、岩手県盛岡市の「岩手県営野球場」で第3戦が行われました。今回の試合は「東日本大震災復興支援試合」として盛岡での開催となりました。全パ・田中将大(楽天)、全セ・三浦大輔(DeNA)の先発で始まった第3戦は、連敗中の全パシフィックが意地を見せました。



第3戦のスタメン
全パ
1(中)陽 岱鋼(日本ハム)
2(右)聖澤 諒(楽天)
3(遊)中島裕之(西武)
4(一)李 大浩(オリックス)
5(指)中村剛也(西武)
6(三)松田宣浩(ソフトバンク)
7(左)中田 翔(日本ハム)
8(二)井口資仁(ロッテ)
9(捕)嶋 基宏(楽天)
 (投)田中将大(楽天)

全セ
1(中)長野久義(巨人)
2(二)平野恵一(阪神)
3(遊)坂本勇人(巨人)
4(一)畠山和洋(ヤクルト)
5(指)阿部慎之助(巨人)
6(右)バレンティン(ヤクルト)
7(左)高橋由伸(巨人)
8(三)中村紀洋(DeNA)
9(捕)相川亮二 (ヤクルト)
 (投)三浦大輔(DeNA)


全パ先発の田中は初回、長野を遊撃ゴロ、平野をファウルフライに打ち取った後、坂本にレフト前ヒットを浴びてしまいますが、4番・畠山を2塁フライに打ち取り無失点。2回には1死からバレンティンと高橋に連続ヒットを許して1,2塁とピンチを招き、第1戦MVP・中村ノリと勝負。ここはフォークで空振り三振に仕留めて田中の勝利。この後、哀川の場面でバレンティンが三盗を試みますが、残念ながらアウト。田中は2イニングを投げて3本のヒットを許しながらも無失点でした。
対する全セ先発・三浦は、初回に全パ先頭・ 陽岱鋼にレフト前ヒットを許しますが、続く聖澤を1塁ゴロ併殺打に打ち取って0点で切り抜けると、2回は中村から3球三振を奪い、松田にストレートを狙われますが、センターフェンス手前で中堅手・長野がジャンピングキャッチ。守備に助けられて3者凡退に抑えました。
0-0で迎えた3回、全パは中田と嶋のヒットで1死1,2塁とし、陽岱鋼が三浦の2球目の直球を狙い撃ち!レフトへの鋭い打球はスタンド一直線!陽岱鋼の3ラン本塁打で全パが3点を先制。2死後、中島がライトフェンス直撃の長打を放ち、右翼手・バレンティンの守備がもたつく間に3塁まで到達。続くイデホがカーブを捉えてレフト前タイムリーヒットで4点目。打ったイデホは2塁へ。全パはこの回4点を挙げ、三浦をKOしました。
4回、全セは先頭の畠山が全パ2番手・塩見貴洋(楽天)の5球目のストレートを振り抜き、右中間への大きな打球はスタンドへ吸い込まれるソロ本塁打!岩手出身の畠山が、故郷に錦を飾る一発を放ち、セリーグが4-1と1点を返します。しかしその裏、全パは松田が右中間フェンス直撃の2塁打を放つと、中田が全セ2番手・大竹寛(広島)の2球目を弾き返してレフト前ヒット。全セレフト・高橋が後逸する間に2塁走者・松田が生還し5点目、中田も2塁へ。その後2死3塁となり、陽岱鋼がライト前タイムリーを放って更に1点追加。6-1と全セを突き放しました。
後半に入り、リリーフで登板したピッチャーが好投を見せ、6回から全パ3番手で登板した岸孝之(西武・宮城県出身)が2イニングを無失点に抑え、全セは3番手の赤川克紀(ヤクルト。宮城出身)が、3イニング投げてパーフェクトピッチング。8回は松田と中田翔から2者連続三振を奪いました。そして9回、全セは2死3塁で大島洋平(中日)が全パ5番手・青山浩二(楽天)からセンター前タイムリーを放って1点を返しましたが、反撃もここまで。第3戦は6-2で全パが勝利し、3連敗を阻止しました。


マツダオールスターゲーム 2012/07/23(月) 試合結果
全 パ-全 セ 3回戦 
(全セ2勝1敗、盛岡、18:07、14806人)
全セ 000 100 001  2
全パ 004 200 00x  6
【投手】
(全セ)三浦、大竹、赤川-相川、谷繁
(全パ)田中将、塩見、岸、武田久、青山-嶋、鶴岡
【責任投手】
(勝)塩見1試合1勝
(敗)三浦1試合1敗
【本塁打】
(全セ)畠山1号ソロ(4回、塩見)
(全パ)陽2号3ラン(3回、三浦)


2012年のオールスター最終戦は、2連敗していた全パが最後に一矢を報いました。陽岱鋼選手が3安打・1本塁打・4打点の大活躍で勝利に大きく貢献し、中田翔選手にもタイムリーが生まれました。2試合続けて沈黙していた打線も2ケタの11安打をマーク。投手陣では田中投手が2イニングを投げて3安打浴びながらも0点に抑え、宮城出身の岸投手の好投もありました。
第3戦の表彰選手は、陽岱鋼選手が文句無しでMVPを獲得。敢闘選手賞には中田選手、岸投手、故郷・岩手で凱旋アーチを放った畠山選手の3選手が受賞しました。また、3試合を通して活躍した選手に贈られる「SKYACTIV TECHNOLOGY賞」には、6回から3番手で登板し、3回パーフェクトの快投を見せた赤川投手が選ばれました。副賞としてマツダの車が贈呈されたけど、赤川投手はまだ自動車運転免許を持っていないそうで、車は両親にプレゼントするとのこと。シーズン終わったら免許取っちゃいなよ!
MVPを獲得した陽岱鋼選手は、2打席目に三浦投手から先制3ラン、3打席目には大竹投手から6点目のタイムリーを放ちました。初戦では杉内投手から先頭本塁打も打っており、3試合で2本塁打5打点と大暴れ。また新たなる「オールスター男」の誕生を予感させる活躍ぶりでした。
今年のオールスターゲームは、セリーグの2勝1敗で終了。25日からはペナントレースの後半戦がスタートします。セリーグは首位の巨人が最後まで逃げ切って3年ぶりのリーグ制覇なるか?パリーグは首位ロッテから5位西武まで5ゲーム差の大混戦。どのチームにも優勝&Aクラス入りのチャンスが残っています。プロ野球後半戦はAクラス入りを賭けた戦いがヒートアップする事まちがいなし。リーグ優勝、クライマックスシリーズに進出するチームは一体どこだ!?



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