日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

FIFAクラブワールドカップ2012 チェルシーやっぱり強し!モンテレイに快勝し決勝進出!

2012年12月14日 | soccer

「TOYOTAプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2012」は13日、横浜国際総合競技場で準決勝第2試合・「チェルシー(イングランド)VSモンテレイ(メキシコ)」が行われました。今大会初出場となる欧州王者・チェルシーは、今年のEURO得点王フェルナンド・トーレスをはじめ、ブラジル代表の10番を背負うオスカル、イングランド代表のランパード、世界最高GKの1人・チェフ、ベルギー代表・アザールなどスター選手が多く所属しているイングランドを代表するチーム。そのタレント集団が世界一を目指して来日しました。対戦相手のモンテレイは、初戦の準々決勝ではデルガドの2得点の活躍もあり、アジア代表・蔚山現代を下しました。前回同様細かいパスサッカーでチェルシー守備陣から得点を奪えるか?


スタメンはこちら
チェルシー
GK 1 ペトル・チェフ
DF 2 ブラニスラフ・イバノビッチ
DF 3 アシュリー・コール
DF 4 ダビド・ルイス
DF 24 ガリー・ケーヒル
DF 28 セサル・アスピリクエタ
MF 11 オスカル
MF 12 ジョン・オビ・ミケル
MF 17 エデン・アザール
FW 9 フェルナンド・トーレス
FW 10 フアン・マタ

モンテレイ
GK 1 ホナタン・オロスコ
DF 2 セベロ・メサ
DF 5 ダルビン・チャベス
DF 15 ホセ・マリア・バサンタ
DF 21 ヒラム・ミエル
DF 24 セルヒオ・ペレス
MF 14 ヘスス・コロナ
MF 18 ネリ・カルドソ
FW 9 アルド・デニグリス
FW 11 ワルテル・アジョビ
FW 19 セサル・デルガド

チェルシーはトーレスとマタ、オスカルが先発入りし、ランパードはベンチスタート。対するモンテレイは、デルガド、デニグリス、ロンドン五輪メキシコ代表のチャベスがスタメン入り。


モンテレイのボールでキックオフした前半、立ち上がりからチェルシーが主導権を握ります。開始4分、オスカルのヒールパス→前線へ上がっていたダビド・ルイスがドリブルから右足ミドルシュートを放ったが、惜しくもバーの上。6分、ルイスが左サイドで長いスルーパスを入れると、アザールがDFラインの裏を突破したが、右足シュートはゴール右に逸れてしまう。前半17分、左サイドでオスカル→アシュリー・コールの折り返し→マタが左足を振り抜いてゴール!華麗なパス攻撃でチェルシーに先制点が生まれました。
1点ビハインドのモンテレイは27分、左サイドのクロスをデニグリスが頭で合わせたが、惜しくもバーの上。29分にはデルガドがペナルティエリア手前の位置からシュートを狙うも枠外。39分の右CK、デニグリスのヘディングシュートもダメ。
後半開始早々、チェルシーはアザールが左サイドを突破し、折り返しをトーレスが左足シュート。ボールは相手DFに当たった後ゴールネットへ吸い込まれていきました。後半開始20秒でチェルシー2点目ゲット。さらに後半3分、またしてもアザールの突破からチャンスが生まれ、アザールが右サイドへパスを出し、マタの折り返しがモンテレイDF・チャベスの足に当たりオウンゴール。わずか2分30秒の間に2点を奪い、3-0と突き放します。後半5分、アザールがドリブルでDF3人をかわしたが、シュートはGKの足に阻まれる。さらに7分にはオスカルのスルーパス→フリーになったマタが流し込んだが、オフサイドを取られた。
後半18分、チェルシーはダビド・ルイスに代わってランパードを投入。そのランパードは20分にシュートを打つも枠を捉えられず。何とか一矢を報いたいモンテレイは24分、左サイドからのパスを受けたカルドソがバックパス→デルガドのシュートはGK・チェフにキャッチされた。後半29分にはデルガドが右サイドでクロスを上げ、コロナが右足シュートを放つも大外れ。後半ロスタイム、右サイドのスルーパスからデニグリスが抜け出し、最後は左足で流し込みゴール。最後の最後に1点を返しました。結局試合は3-1でチェルシーが勝利。



クラブW杯準決勝第2試合は、チェルシーが格の違いを見せつけ、3-1で快勝と言う結果に終わりました。前半から優位に試合を進め、前半17分にマタの先制点が生まれ、後半にはフェルナンド・トーレスと相手のオウンゴールで2点を奪いました。大会直前にジョン・テリーがケガで欠場、監督交代劇もあったりと問題面が相次ぎましたが、本番になるとやっぱり強かったですね。左サイドのアザールは、2点目をアシストすれば、3点目にパスを出し、個人技もキレキレでした。
2点目を決めたトーレス選手は「大空翼の故郷でゴールを決められて嬉しい」とコメント。実はトーレス選手が子供だったころ、「キャプテン翼」のアニメを見ていて、その影響でサッカーを始めたそうです。原作者の高橋陽一先生も、トーレス選手のコメントに喜んでいる事でしょう。
これで16日の2試合のカードが決まり、決勝戦はチェルシーVSコリンチャンスの「欧州VS南米頂上対決」、3位決定戦はアルアハリVSモンテレイの組み合わせとなりました。どちらかが勝っても初のクラブ世界一となる決勝は、コリンチャンスのサポ-ター集団が日産スタジアムをジャックすることは間違いありません。「欧州勢6連覇」がかかっているチェルシーは、優勝できなかったらベニテス監督がクビになる可能性も…。当日は衆議院議員選挙で話題が持ちきりになると思います、クラブ世界一を決める戦いもお忘れなく!



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