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日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2011年の中央競馬開幕!今年も東西金杯からスタート!

2011年01月06日 | 競馬

競馬ファンの皆様、明けましておめでとうございます。中央競馬の2011年シーズンが5日に開幕しました。この日は新春恒例の重賞競走「金杯」が中山競馬場と京都競馬場で行われました。2011年最初の重賞ウィナーは一体どの馬なんでしょうか?


第60回日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ・芝2000m)は16頭立てで争われ、唯一の4歳馬④コスモファントム、昨年の勝ち馬⑥アクシオン、⑧トウショウウェイヴ、⑦アルコセニョーラ、⑫ナリタクリスタル、⑮モエレビクトリー、⑯ミステリアスライトなどが参戦しました。
スタート前、①アブソリュートがゲート内で立ち上がるハプニングが起こりましたが、無事にゲートから飛び出して行きました。スタンド前の先行争いでは、モエレビクトリーが好スタートを切ったコスモファントムをかわして先頭でゴール板を通過。2番手に⑬ケイアイドウソジン、コスモファントムは3,4番手で1コーナーをカーブしました。
2コーナーから向正面に入り、モエレビクトリーがペースを握り、ドウソジン2番手、⑭イケドラゴンとファントムが3番手争い。ナリタクリスタルは7番手、中団の8番手にアクシオン、トウショウウェイヴ、ミステリアスライトが並び、⑤セイクリッドバレー、アブソリュート、②マイネルスターリーの3頭が11番手グループを形成。アルコセニョーラは13番手、⑨マッハヴェロシティが最後方を追います。
16頭縦長の状態で3コーナーに差し掛かり、モエレビクトリーが依然として単独で先頭。ファントムはまだ溜めている。ナリタクリスタルが外に持ち出して先頭集団に並びかけようとしている。4コーナーから最後の直線に入り、モエレビクトリーまだ逃げ粘るところを、大外からナリタクリスタル襲いかかる!間からコスモファントム、最内を通って③キョウエイストーム、さらにはケイアイドウソジンも追い込み、5頭がほぼ並ぶ大激戦。そしてゴール前でファントムが抜け出してFINISH!松岡将海騎手が左手を上げてガッツポーズ!

2011年最初の重賞ウィナーに輝いたのはコスモファントム!1番人気の期待に応えて中山金杯を制しました。2着には11番人気だったキョウエイストームが入り、ナリタクリスタルは猛追届かず3着。ゴール前まで逃げ粘ったモエレビクトリーは4着でした。単勝2番人気だったミステリアスライトは8着、前回の覇者・アクシオンは12着に敗れました。
これまでに重賞競走を5度も挑戦してきましたが、2着が3回。初重賞の2009年のラジオNIKKEI杯2歳ステークスでは、後にGI2勝のヴィクトワールピサに次ぐ2着、前走の中日新聞杯でも2着と初Vまであと一歩のところまで来ていましたが、6度目の挑戦で重賞初制覇を果たしました。自らの勝利は2009年の萩ステークス以来で、これが通算3勝目です。「善戦マン」という有り難くない肩書からようやく卒業し、金杯制覇を機に春のGI戦線に殴り込みをかけたいところです。


京都メイン、第49回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ・芝1600m)には、昨年の優勝馬④ライブコンサート、骨折からの復活&馬主変更で心機一転を図る③リーチザクラウン、マイル重賞の常連となった⑤ガルボ、①サンディエゴシチー、⑪ショウリュウムーン、②シルポート、⑨リクエストソングなど、マイル路線での活躍が期待される馬たちが集結しました。
大きな出遅れもなく始まったこのレース、先行争いで⑭マイネルファルケが前に出るが、シルポートが押して先頭を奪います。2番手にガルボ、ライブコンサートが4番手、5番手に⑥ネオヴァンドームが追走。6番手のところにリーチザクラウン、⑦ダンツホウテイ、リクエストソングが並走。10番手の中団グループにサンディエゴシチーがいて、ショウリュウムーンが後方2番手、最後方に⑯スマートステージが追う。
外回り3コーナーでシルポートが2馬身リード、ガルボが2番手、ライブコンサートはまだ4番手、リーチはまだ馬群の中。直線に入り2頭が後続を突き放し、シルポートがまだ先頭をキープ。ライブコンサートとリーチザクラウンも追い上げるが、あまり伸びずに前の2頭には届きそうにない。残り100mを切り、ガルボとライブコンサートが追いつめるが、シルポートがそのまま1着でゴール!
終わってみれば前にいた馬たちが最後まで残ったレースとなり、終始先頭を走り続けたシルポートが、ガルボの猛追を振り切って逃げ切り勝ちで優勝。2番人気のライブコンサートが3着に入り、1番人気だったリーチザクラウンは、直線で伸びきれず4着に終わりました。
シルポートは昨年12戦出走して3勝。5月以降は中々勝ちきれないレースが続いていましたが、年末の2010ファイナルステークスで久々の勝利。そして今回の京都金杯で重賞初制覇。ここに来て2連勝と好調をアピール。6歳になって本格化の予感が…。この好調を維持し続け、安田記念で上位争いできるように頑張ってもらいたいですな。


無事に開幕した2011年の中央競馬は、3連休は3日連続で開催します。9日に京都競馬場でシンザン記念、10日の成人の日には、中山競馬場で3歳牝馬の重賞競走・フェアリーステークスが行われます。シンザン記念にはディープインパクト産駒のドナウブルー、2戦2勝のワイズリー、デイリー杯2歳Sで2着のアドマイヤサガス、オルフェーヴルが登録しています。フェアリーSではダンスファンタジアが出走予定です。



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箱根駅伝2011 早稲田大学が18年ぶり総合優勝!東洋大は21秒差の2位に敗れる。

2011年01月04日 | Sports

第87回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、3日に復路が行われました。前日の往路では早稲田大学が1区から4区まで首位を独走していましたが、5区で東洋大学・柏原竜二が2分54秒差をひっくり返し、3年連続3度目の往路優勝を成し遂げました。東洋大は総合3連覇に大きく前進しましたが、東洋と早稲田の差はわずか27秒。2校の優勝争いは復路でも熾烈を極めました。そして大混戦のシード権争いは、ゴール前で波乱の結末が…。


復路は往路のタイム差順にスタート。箱根・芦ノ湖は3日未明に雪が降り、スタート時には晴れてきたものの、積雪がありました。そして午前8時、東洋大の6区・市川孝徳がトップでスタートし、それから27秒後2位の早稲田・高野寛基が走りだす。その後、東海大・明治大・駒澤大と続き、10分後に関東学連選抜と上武大学が同時に芦ノ湖に別れを告げた。
早稲田の高野は下り坂を活かして東洋を猛追。5キロ過ぎに14秒差、6キロで9秒差まで肉薄。9キロ手前で高野と市川が並びかけ、9キロの小涌園前チェックポイントで高野が一旦前に出るが、その数秒後に市川が首位を奪い返し、その後も2人の競り合いは続く。後方では、駒澤・千葉健太が明治を抜いて4位に上がると、15キロ手前で東海大を抜いて3位に躍り出た。
市川と高野の攻防が続く中、高野が15.5㎞付近のカーブを曲がった途端にスリップして転倒!まさかのアクシデントもすぐさま立ち上がり、市川に喰らいつく。そして18.2kmで高野がスパートし、市川との差をどんどん拡げ、そのまま小田原中継所をトップでたすきリレー。東洋・市川は36秒差の2位。5位でスタートした駒大・千葉は、2人抜きで3位でタスキを渡し、58分11秒の区間新記録!シード権争いでは、往路で13位だった山梨学院大が山口大徳の5人抜きで8位、12位スタートの帝京大も10位に上がった。逆に往路6位の国学院大は11位に後退。

7区、早稲田・三田裕介が順調な走りで首位をキープ。10㎞通過時点で29分29秒と30分台を切り、11.7㎞の二宮地点で東洋・大津翔吾に1分25秒差。シード争いでは、城西大・拓殖大・山梨学院・国学院・青山学院・帝京の6チームが8位集団を形成し、それから数十秒差で東京農業大が14位で追走。実は東農大も集団の中にいたが、脱落してしまったのである。その後、拓大・野本大喜が日体大を抜いて7位に浮上。
首位の三田は終盤にペースが落ちたものの、平塚中継所を先頭で8区・北爪高志にタスキを渡す。1分24秒差の2位に東洋大、東洋から約32秒後の3位に駒澤・窪田忍がたすきリレー。その後東海・明治が続く。6位以降はシード争いが激しくなり、6位に中央大、拓大7位、8位・城西、9位・日体大、帝京がシードギリギリの10位。11位・国学院、神奈川大が12位に浮上し、山梨学院は13位に下がり、青学大14位。神大・山梨学院・青学大の3チームはタイム差なし。8位・城西から14位・青学大までの差は約45秒。

8区、首位を独走中の早稲田・北爪は、10kmを30分21秒とやや遅めのペースで通過。2位の東洋・千葉優は、道中脇腹を抑える仕草を見せながらも懸命に早稲田を追い続け、15キロ通過時点で1分程度まで差を詰める。後方では国学院・青学大・山梨学院の3校が11位集団を形成し、ボーダーライン・10位の城西を追う。早稲田はこの区間も首位を守り、戸塚中継所をトップで通過。9区・八木勇樹も続けるか?2位の東洋・千葉は57秒差まで縮めました。57秒差ならまだ逆転のチャンスはある。
後方では、帝京9位、城西10位とギリギリでシード圏内をキープ。11位・青学大、山梨学院は12位、国学院は13位。戸塚中継所では1分以内に5チームがひしめきあっている。そんな中、最下位の日本大学が繰り上げスタートで母校の襷が途切れる危機を迎えたが、残り48秒で無事にリレー完了。繰り上げの危機は免れた。

後半のエース区間・9区も早稲田の独走が続く。八木は順調にペースを刻み、東洋・田中貴章に権太坂辺りで1分以上の差をつける。しかし、10㎞を過ぎたところで田中がペースアップ。13㎞を過ぎて1分を切ると、横浜駅前で52秒差。後方では東海大と明治大が4位争い、シード権争いの方は青学大・小林剛寛が日体大を捕らえて10位に上がり、シード圏内に入る。
八木と田中の差はその後も縮まり、生麦で39秒差まで詰まった。アンカーが待ち構える鶴見中継所、先頭の早稲田が八木から中島賢士にたすきリレー。トップから遅れる事40秒、2位の東洋大は田中から山本憲二に繋ぐ。一時は1分以上も離された田中、中盤で盛り返した。駒澤は依然として3位、4位争いは東海大が制し、僅差で明治5位。青学大は10位、国学院は青学大から21秒差の11位。12位の日体大&13位・山梨学院はこのままではシード確保は厳しいか。
トップの早稲田が通過して19分が経過し、上武大と日大が繰り上げスタートの危機。残り30秒近くで上武の原茂明が中継所に姿を現し、残り12秒とギリギリの時間で地下翔太にタスキを渡した!間にあった上武に対し、日大は無念の繰り上げスタート。寺田裕成は渡す相手を待たずに10区を走りだした。9区・坂下大直は3分後に戸塚に到着。

いよいよ最終10区。早稲田VS東洋の優勝争い、大激戦のシード権争いも佳境を迎える。5キロ通過時点で早稲田・中島が14分57秒に対し、東洋・山本は中島より5秒早い14分52秒で通過。両校の差は30秒まで縮まった。13.4㎞の新八ッ山橋で、中島が後ろを確認するとペースを上げてきた。山本は新八ッ山橋で28秒差、田町で22秒差まで接近。一方、シード権争いの方は青学大・帝京の9位集団と日体大・国学院・山梨学院の11位集団の差は約20秒。16キロ付近で5チームが一塊に。まさにサバイバルレース!
残すは日本橋~ゴール・読売新聞本社前。両校の差は21秒だが、あまり詰まらなくなってきた。中島は田中の猛追を振り切り、最後までトップを守り抜き総合優勝のゴールイン!東洋大学は21秒差で2位フィニッシュ。早稲田がゴールしてから約4分後に駒澤が3位、その後に東海大、明治、中央、拓殖大と続々とフィニッシュ。
シード権争いは日本橋を過ぎても大激戦!山梨学院と帝京が脱落し、城西・青学大・国学院・日体大の4チームが8位争いを繰り広げる。残り400mで青学大・小林駿祐がラストスパートをかけ、日体大・谷永雄一もついて行く。城西大・甲岡昌吾も必死で喰らいつく。残り200mで国学院・寺田夏生が前に出るが、ゴール直前でまさかのコースアウト!しかしすぐさまコースに戻った。4校のスプリント勝負は、まず日体大が8位、青学大が9位ゴール。国学院は城西を抜いて10位フィニッシュでシード獲得!城西大は2秒差の11位でシード落ち…。



1位 早稲田大学   10時間59分51秒=総合新
2位 東洋大学     11時間00分12秒=総合新
3位 駒澤大学     11時間03分53秒
4位 東海大学     11時間08分12秒
5位 明治大学     11時間08分24秒
6位 中央大学     11時間11分24秒
7位 拓殖大学     11時間11分28秒
8位 日本体育大学  11時間13分19秒 
9位 青山学院大学  11時間13分20秒
10位 國學院大學   11時間13分23秒
(上位10校がシード権を獲得 )
--------------------------------------------------
11位 城西大学     11時間13分26秒 
12位 山梨学院大学  11時間13分50秒
13位 帝京大学     11時間14分21秒
14位 東京農業大学  11時間15分43秒  
15位 神奈川大学   11時間16分37秒 
16位 中央学院大学  11時間19分00秒  
17位 専修大学     11時間21分05秒
18位 関東学連選抜  11時間21分17秒
19位 上武大学     11時間25分11秒
20位 日本大学     11時間28分00秒
 
区間賞
1区(21.4km) 大迫 傑   早稲田大学    1時間02分22秒
2区(23.2km) 村澤明伸   東海大学     1時間06分52秒
3区(21.5km) コスマス   山梨学院大学   1時間02分19秒
4区(18.5km) 西村知修   帝京大学         54分34秒=区間新
5区(23.4km) 柏原竜二   東洋大学     1時間17分53秒
6区(20.8km) 千葉健太   駒澤大学         58分11秒=区間新
7区(21.3km) 窪田 忍   駒澤大学     1時間03分43秒
8区(21.5km) 千葉 優   東洋大学     1時間06分13秒
9区(23.2km) 田中貴章   東洋大学     1時間09分46秒
10区(23.1km) 山本憲二  東洋大学     1時間09分36秒



早稲田大学VS東洋大学の2強対決となった今年の箱根駅伝は、早稲田大学が11時間台を切る総合新記録で18年ぶり13回目の総合優勝を果たしました。出雲と全日本大学駅伝も制した早稲田は、2010年シーズンの3大学生駅伝を全て制覇。3冠達成は1990年度の大東文化大学、2000年度の順天堂大学に次いで史上3校目の偉業達成です。ゴール後には選手たちが渡辺康幸監督を胴上げ。渡辺監督はこの日のためにダイエットを敢行したそうです。
往路3連覇の東洋大学はわずか21秒差の2位で総合V3ならず。前回2位の駒澤大学は3位。4位・東海大は4年ぶりのシード復帰。2区で17人抜きを見せた村沢明伸選手が大会MVPに選ばれ、金栗四三杯を獲得しました。7位の拓殖大は13年ぶりのシード権獲得。熾烈な8位&シード権争いは、日体大が8位。10位の国学院大学は5度目の出場で初のシード権獲得。城西大は2秒差でシード落ち。山梨学院、東農大も次回は予選会行き。20位でゴールした日大は実に81年ぶりの最下位という屈辱。来年の箱根は出場できるのか?

早大は渡辺監督自らが1年生で2区を走った1993年大会を制して以降優勝から遠ざかり、99年大会ではまさかのシード転落。2004年に渡辺氏が監督に就任した当初も成績が低迷しましたが、2007年大会の6位入賞で復活の狼煙を上げ、その後は2位→2位→7位と頂点までもう少しのところまで来ておりました。今季は出雲で優勝を飾ると、全日本では15年ぶりの大学日本一で2冠を達成。
そして今回の箱根では、1区の大迫傑がスタートダッシュに成功し、4区までトップを守り抜きました。5区で柏原竜二選手に抜かれ、27秒差の2位で終えました。一夜明けた復路では、6区で高野選手が市川選手との競り合いを制して首位を奪い返すと、7区の三田選手、8区・北爪選手、八木選手、中島選手が首位を守り抜きました。区間賞は1区の大迫選手だけで、総合力の高さで優勝をもぎ取りました。総合優勝もそうですが、5時間29分34秒の「復路優勝」というおまけも付いてきました。
3冠制覇で早大時代の幕開け到来、来季は早稲田を中心に東洋・駒澤・東海・明治が覇権を争うかもしれません。早稲田は出場メンバー10人中7人が残り、東洋は初優勝のメンバー達が最終学年に入り、駒澤は区間賞を獲得した千葉健太と窪田忍、更には上野渉といった将来性のある選手が主力となるでしょう。早稲田は来季「箱根王者」のタイトルを防衛する事が出来るのでしょうか?



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箱根駅伝2011 「竜神」柏原が今年も奇跡を起こした!東洋大学往路V3達成!

2011年01月03日 | Sports

新春恒例のスポーツイベント・第87回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が今年も開幕。2日は東京・大手町~箱根・芦ノ湖までの往路5区間が行われました。今年は大会3連覇を目指す東洋大学、10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝の2冠を達成し、「3冠」にリーチをかけている早稲田大学の2校が優勝候補の最有力に挙げられ、前回2位の駒澤大学、山梨学院大学、明治大学、東海大学、山梨学院大学などが後を追います。チームの命運を左右する往路は、またしても山登りの5区で逆転劇が生まれました。


午前8時に大手町の読売新聞本社前を20チームが一斉にスタート。1区は早稲田・大迫傑が好スタートを切ると、日比谷通りで前に出て、1キロ手前で集団から抜け出します。日本大学・堂本尚寛が大迫の後ろをぴったりと付いて行き、3位集団を一気に突き放しますが、12キロ過ぎに大迫がスパート。先頭の大迫はその後も後続を引き離し、独走態勢を築く。3位集団の方は18キロ手前で駒大・油布郁人が抜け出すと、19.3キロ地点で山梨学院・松枝翔が前に出ます。
スタートダッシュに成功した早稲田は、最初の鶴見中継所をトップでたすきリレー。大迫傑は1時間2分22秒の好タイムをマーク。日大・堂本は鼻血を出しながらも2位をキープし、首位・早稲田から53秒差でガンドゥ・ベンジャミンにたすきを繋いだ。3位以降は大激戦。1分53秒差の3位に駒大、その後、日体大・中央学院・山梨学院と続き、東洋大・川上遼平はトップから約2分遅れの8位でたすき渡し。明治・松本翔は15位、東海・刀祢健太郎は最下位の20位と出遅れ。しかし、明治には鎧坂哲哉、東海は村沢明伸が2区で巻き返しを図る。

エース区間が集う「華の2区」、早稲田の2区・平賀翔太は悠々と先頭をひた走り、5キロを14分23秒、横浜駅前では23分20秒で通過。前を追う日大・ベンジャミンは8.2キロの横浜駅前で早稲田とは46秒差と少し縮めた。後方では、鶴見を17位でたすきを受けた拓殖大学のジョン・マイナが4キロ手前で3位集団を一気に抜いて単独3位。これで14人抜き達成。それ以上に東海・村沢は凄い。6キロ手前で12人いる4位集団に追いつき、そのまま抜き去って16人抜き。さらに14.5km過ぎにマイナを抜いて3位まで上がり17人抜き達成。明治・鎧坂も16キロ手前でマイナをかわして4位までUP。
後続の激しい順位変動を尻目に、一人旅を続けている早稲田・平賀は、権太坂に差し掛かったところで苦しそうになるも戸塚中継所をトップでタスキを渡しました。日大のベンジャミンは13秒差の2位。鶴見から33秒差詰めた。東海大の村沢は3位でたすきリレー。明治も鎧坂の力走で4位までアップ。東洋大・設楽啓太は6位、拓殖・マイナは終盤にペースダウンして7位。駒澤は撹上宏光が9位と1区3位から6つ順位を下げた。

3区は早稲田のエース・矢沢耀が登場し、2位の日大との差を拡げる快走を見せ、トップを守り続ける。後方では15位でタスキを受けた山梨学院のオンディバ・コスマスが8キロ過ぎに駒大・上野渉を抜いて7位に浮上すると、茅ケ崎で5位、湘南大橋で4位まで順位を上げて11人抜き。一方、戸塚で2位だった日大は、森谷修平のペースが全く上がらず、東海・元村大地、コスマス、上野らに抜かれ、その後もずるずると順位を下げてしまう。
先頭の早稲田はこの区間も首位キープ。平塚中継所では2位に1分以上の差をつけ、矢沢から前田悠貴にたすきリレー。東海大は元村の好走で2位、明大が3位、山梨学院がコスマスの11人抜きで4位。駒澤は上野が4人抜きで5位に押し上げ、日体大は服部翔太が日本人トップ(区間2位)の1時間3分13秒で13位から6位に浮上。東洋大は早稲田から2分35秒差の7位とまだ上がらない。2区までは2位だった日本大学は9位まで転落し、上位争いから脱落…。

10区間で最短距離の18.5Kmの4区、早稲田は前田が快調なペースで走る。東海大・平山竜成とは、酒匂橋で約2分の差をつける。平山も2位をキープしているが、早稲田の背中が遠くなるばかりだ。10キロ近くで、駒澤・久我和弥と東洋・宇野博之、山梨学院、日体大の4チームが4位争いを繰り広げ、11キロ過ぎに山梨学院、15キロ手前で日体大が遅れ、4位争いは久我と宇野の一騎打ちに。後方では15位でたすきを受けた帝京大学・西村知修が酒匂橋でシード圏内の8位まで順位を上げる。16.5㎞過ぎ、東洋・宇野が明治・北魁道(『ほっかいどう』じゃないよ。『きたかいどう』だよ)を抜いて3位浮上。
往路アンカーが待ち受ける小田原中継所、トップで入ってきた早稲田は、前田が2位に2分17秒差をつけて猪俣英希にたすきを繋ぐ!このまま逃げ切れるか?東洋大は「山の神」柏原竜二が登場!トップから2分54秒差の3位で宇野からタスキを受けた。明治は4位、駒澤は5位で山登りに入る。そして8位でリレーした帝京・西村が54分34秒の区間新記録を樹立。3区で4位だった山梨学院は、伏島祐介が5つも順位を下げて9位に。

山登り区間の5区、柏原は最初の1キロを2分47秒、3キロでは8分44秒のハイペースで入り、前を行く東海大と早稲田を猛追。5キロ手前で東海大・早川翼に10秒差と迫ると、6.8キロで早川を抜いて2位に上がります。10キロ通過時点で31分26秒と昨年の区間記録を上回るペース。一方、早稲田の5区・猪俣は逃げ切りを図ろうと快調に進むが、柏原と猪俣の差が大平台で1分22秒差、小涌園前では33秒差まで縮まる。そして16キロ手前で柏原が猪俣の背中を捉え、じわじわと接近し、16.1キロで猪俣を抜きトップに躍り出た!東洋大、今年も柏原で逆転成功!
後方では順位変動が激しくなり、小田原では12位だった国学院大学・仁科徳将が16.7キロで7位に浮上すると、19キロ付近で6位と6人抜き達成。また、11位だった城西大学の田村優典も元箱根を通過したところで4人を抜いて7位まで上昇。14位の中央大学・大石港与もごぼう抜きで10位とシード圏内に入りました。
先頭の柏原は下り坂に差し掛かったところでペースダウン。2位の猪俣は下り坂を利用してラストスパート、柏原との差を詰めていく。柏原は苦しい表情を見せながらも猪俣の猛追を振り切り、ゴール・芦ノ湖を先頭でゴール!東洋大学往路3連覇達成!27秒差の2位に早稲田が入り、その後東海・明治・駒澤と続き、国学院が大躍進の6位フィニッシュ。城西は7位、中央8位。日体大はシードギリギリの10位。山梨学院は13位。



往路成績
1位 東洋大学     5時間29分50秒=往路新
2位 早稲田大学    5時間30分17秒=往路新
3位 東海大学     5時間31分47秒
4位 明治大学     5時間32分11秒
5位 駒澤大学     5時間33分15秒
6位 國學院大學    5時間35分00秒
7位 城西大学     5時間35分32秒
8位 中央大学     5時間35分52秒
9位 拓殖大学      5時間36分01秒
10位 日本体育大学  5時間36分19秒
11位 東京農業大学  5時間36分28秒
12位 帝京大学      5時間36分29秒
13位 山梨学院大学  5時間36分52秒
14位 専修大学      5時間37分18秒
15位 神奈川大学     5時間37分34秒
16位 青山学院大学   5時間37分53秒
17位 日本大学      5時間38分57秒
18位 中央学院大学   5時間39分20秒
19位 関東学連選抜   5時間41分24秒
20位 上武大学      5時間41分36秒

区間賞
1区(21.4km) 大迫 傑 早稲田大学    1時間02分22秒
2区(23.2km) 村澤明伸 東海大学     1時間06分52秒
3区(21.5km) コスマス  山梨学院大学   1時間02分19秒
4区(18.5km) 西村知修 帝京大学         54分34秒=区間新
5区(23.4km) 柏原竜二 東洋大学     1時間17分53秒


箱根駅伝・往路は、今年も山登りの5区で逆転劇が生まれ、東洋大学が3年連続3度目の往路優勝を果たしました。5区の途中までトップを守り続けていた早稲田大学は、東洋から27秒差の2位。2ケタ順位が続いていた東海大は、1区で最下位に沈みましたが、村沢選手が17人抜きで3位まで押し上げ、その勢いに3区以降の選手たちも続き、首位から約2分差の3位。駒澤は5位と出遅れ。国学院が仁科選手の6人抜きで6位に入り、初シードの可能性が見えてきました。
4区で西村選手が区間新を樹立した帝京大は、5区で順位を落として12位。2区まで2位だった日大は、3区の大誤算をきっかけに順位を落とし続け、最終的には17位。昨年シードを獲得した青山学院大学は16位。シード権争いでは、8位・中央から13位・山梨学院まで1分以内に6チームが含まれる大混戦。

東洋大学は1区の川上選手が8位のあと、2区で6位、3区で7位とあまり順位が伸びずにいましたが、4区の宇野選手が4人抜きで3位に押し上げ、柏原選手が首位・早稲田から2分54秒差をひっくり返しました。
箱根の山で3たび奇跡を起こした柏原選手は、3年生の今季はケガをきっかけに不振に陥り、出雲でメンバーから外れると、全日本では調子はいまひとつ。箱根に向け不安が漂っていたのですが、この日は「竜神」健在で完全復活を印象付ける快走を見せました。一時は区間新ペースで進み、3年連続区間新もあり得るかと思われましたが、終盤にペースが落ちて更新ならず。それでも3年連続区間賞を獲得しました。ゴール後のインタビューでは、「やったぞー!」とチームメイトに向かって雄叫びをあげ、涙を流すシーンも。これは9区で走る予定の田中貴章選手(3年)に向けてのメッセージです。往路V3で3連覇へ視界良好、復路でも1位を守り抜くことができるのか?

3日の復路は午前8時の東洋大を皮切りに時差スタート。東洋大から10分後に上武大と関東学連選抜が同時スタートとなります。東洋と早稲田との差は27秒、東海大と明治大にも逆転優勝のチャンスがあるでしょう。東洋大の総合V3か、それとも早稲田の3冠達成か?復路では全チームが繰り上げ無しで無事タスキが繋がる事を願っています。



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第90回サッカー天皇杯決勝戦  鹿島アントラーズ3年ぶり4度目の優勝でACL出場権獲得!

2011年01月02日 | soccer

サッカー日本一を決める「第90回天皇杯全日本サッカー選手権」の決勝戦が1日、東京・国立競技場で行われました。元日恒例となっている国立決戦、今大会は鹿島アントラーズVS清水エスパルスという組み合わせ。4度目の優勝を目指す鹿島ですが、今季は未だにタイトルなし。この試合で勝たないと無冠、それどころかACL出場権を逃してしまいます。エースのマルキーニョスがブラジルに帰国しましたが、興梠慎三と大迫勇也の日本人2トップがここ2試合でアベックゴールと好調です。
対する清水は準決勝でガンバ大阪の3連覇を阻止して決勝進出。今季限りで退任する長谷川健太監督、ドイツ・シュツットガルトに移籍するだろう岡崎慎司、戦力外通告を受けた伊東輝悦、市川大祐にとっては清水での最後の試合となります。去り行く人たちに有終の美を飾りたいところです。
鹿島VS清水は今季のリーグ戦で清水が1勝1分けで勝ち越し。優勝した方がACLの出場権が与えられる決勝戦、最後の一枚の切符を手にするのは果たして?


開始4分に清水がセットプレーのチャンスを得て、左サイドでのFKを小野伸二が蹴り込むも味方には合わせられず。10分過ぎから鹿島がペースを握り、小笠原満男のスルーパスに大迫が抜け出すも清水GK・山本海人がクリア。11分には野沢拓也がミドルを放つもGK正面、15分には大迫→野沢→興梠がシュートするもGKに抑えられる。絶好のチャンスで決められず。清水は19分に岡崎が左サイドをドリブル突破してグラウンダーのクロスを入れるが、ヨンセンが空振りし、山本真希が合わせるもノーゴール。
迎えた前半25分、鹿島の左CKをフェリペ・ガブリエルがうまく頭で叩きつけてゴール!決勝戦は鹿島が先制!33分、自陣でボールを奪ってカウンターを仕掛け、興梠がスピードを活かしてドリブル突破し、シュートと見せかけてヒールで落とす。DFラインから上がってきた宮崎智彦が受け取り、野沢が狙うも相手に直撃。前半40分、清水は左サイドのスローインからチャンスを作り、本田拓也がペナルティエリア近くで粘りを見せ、山本真希がエリア内で相手に倒されたが、主審はノーホイッスル。前半は鹿島1点リードで終了。

後半に入り、清水が開始早々に藤本淳吾が中央の位置でFKを狙ったが、GKに阻まれて失敗。後半5分にはCKからヨンセンが折り返し、小野がシュートするもバーの上。鹿島は後半9分、左サイドにいた大迫が逆サイドへの長いパス。右サイドにいた野沢のミドルシュートはGKに弾かれ、こぼれ球を興梠が押し込もうとするもダメ。
清水は後半11分、中盤からのFKから小野がエリア内でクロス、ヨンセンが頭で落とすと、ボスナーが飛び込むも合わせられず、さらに岡崎押し込めない…。12分には岡崎がドリブルでエリア内に進入するも、自らのファウルでPK獲得できず。そして後半13分、本田が前線で放り込むと、ヨンセンが鹿島DFラインの裏に抜け出し、鹿島GK・曽ヶ端準との1対1の場面で右足で浮かす。ボールはそのままゴールネットに吸い込まれていった。これで1対1の同点。勝負の行方が分からなくなった。
追いつかれた鹿島は、後半17分にフェリペを下げて本山雅志を投入。対する清水は20分過ぎに伊東輝悦がピッチに入ります。後半25分、鹿島は野沢が中央でふわりと浮かせたパスに興梠が左足でシュート。しかし、これはポストにはじかれて勝ち越し点を奪えず。清水は28分に太田宏介がシュートを放つもGKにキャッチされた。31分、鹿島はペナルティエリア近くの位置でFKを獲得。野沢が右足で直接狙い、清水GK・山本海人が右手を伸ばすも、ボールはゴールネットを突き刺す。野沢のFK弾で鹿島勝ち越し!
残り10分を切り、清水が猛反撃。38分、左サイドで太田がドリブルから低いクロス→岡崎とヨンセンが詰め寄るもボールはゴール右に逸れてしまった。ヨンセン懸命に足を伸ばすも届かず…。39分には藤本がループを狙うもダメ。同点にしようと反撃を続けた清水だったが、鹿島の守備を崩しきれず試合終了。鹿島アントラーズが競り合いを制して天皇杯優勝!


第90回サッカー天皇杯の決勝戦は、鹿島アントラーズが清水エスパルスを2-1で破り、3年ぶり4度目の優勝を果たしました。そして、2011年のAFCチャンピオンズリーグの出場権も獲得。これで4年連続出場決定ですね。表彰式では、住生活グループのブランド名「LIXIL」の胸ロゴが付いた新ユニフォームを着用し、この試合を最後に引退する大岩剛選手が天皇杯を掲げました。
2得点を挙げた選手は興梠&大迫の2トップではなく、中盤の選手2人でした。フェリペガブリエルがヘディングで先制点を奪うと、後半には野沢選手が決勝点となるFKを決めてみせました。この日は攻撃面で野沢選手が見せ場を作り、2度も決定的なシーンがありましたね。MVP級の活躍を見せた野沢選手ですが、アジアカップの代表メンバーには入っていません…。
チーム創設20年目のメモリアルイヤーを迎える今年は、元日に天皇杯を制して幸先の良いスタートを切りました。J1王者奪還、悲願のACL制覇の期待がかかります。青森山田高校の柴崎岳選手、米子北高校の昌子源選手といった「高卒ルーキー」も加入すれば、モンテディオ山形にレンタル移籍していた田代有三と増田誓志が復帰。まだまだ鹿島の黄金期は続きそうです。
敗れた清水エスパルスは、長谷川健太監督に有終の美を飾ることができませんでした。低迷期だった2005年に就任し、J2降格の危機にあったチームを上手く立て直して優勝争いできるチームに変貌したのですが、「タイトル」が非常に遠かった…。2008年のナビスコ杯で準優勝、今回の天皇杯でも優勝にあと一歩及ばず。試合後のコメントでは「2位は過酷だ」と悔しそうでした。来季からはイラン代表監督のアフシン・ゴトビ氏が就任し、高原直泰選手が加入します。10年近く遠ざかっているタイトルを獲ることができるでしょうか?

鹿島優勝に伴い、2月26日に日産スタジアム(横浜国際競技場)にて行われる「FUJI XEROX SUPER CUP 2011」は、名古屋グランパスVS鹿島アントラーズに決定。鹿島は4年連続出場で、大会3連覇がかかっており、名古屋戦はリーグ&天皇杯で3戦3勝と負け知らず。名古屋にとっては天敵を破ってリーグ連覇に弾みをつけられるか?2011年シーズンのJリーグを占う公式戦は要チェックです。




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2011年が来ちゃったぁ~!明けましておめでトゥース!

2011年01月01日 | Weblog

日刊魔胃蹴をご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます!2011年・平成23年がスタートしました。昨年1年間は当ブログをご訪問いただき本当にありがとうございました。2011年も是非ともよろしくお願い申し上げます!

昨年は南アフリカワールドカップでサッカー日本代表がベスト16入り、福岡ソフトバンクホークスが7年ぶりのパリーグ優勝(ただしクライマックスシリーズ敗退)とスポーツ界に於いて喜びと悔しさの両方を味わいました。あと、マキシマムザホルモンのナヲちゃんが、5月に女の子を出産してお母さんになりました。ホルモンファンにとっては非常に明るいニュースと言えるでしょう。
そして身内事で恐縮ですが、私の姉が12月28日未明に第1子となる男児を出産しました。深夜に姉が腹痛を訴えた時はすぐに痛みも治まるだろうと思ったら、数時間後に父親から「産まれるかも」の電話で一気に不安に陥りました。その後に姉が無事赤ちゃんを産み、今は母子ともに健康なので安心しています。「甥っ子」が生まれ、今年で26歳になる俺も「叔父」になり、「おじさん」の仲間入りです。甥っ子が今後も元気に育つ事を願っています。


2011年は新年早々いきなりサッカー日本代表の戦いがスタートします。「AFCアジアカップ2011」のカタール大会が1月7日に開幕し、グループBに入った日本(通称ザックJAPAN)は、9日にヨルダン代表と初戦を戦い、13日にシリア代表、17日はグループリーグ最大のライバルで、前回大会の準決勝で敗れたサウジアラビア代表と対戦します。決勝トーナメントに進出すれば、韓国やオーストラリアといった宿敵が待ち構えています。
先日の12月24日には代表メンバーが発表され、香川真司、本田圭佑、長友佑都、内田篤人の海外組に加え、国内組からは李忠成、前田遼一、槙野智章(ドイツ・ケルンに移籍)などが選出されました。2007年大会は4位に終わりましたが、今大会はアジア№1を奪還し、昨年秋に就任したザッケローニ監督にタイトルをプレゼントできるでしょうか?
7月にはコパアメリカ(南米選手権)に参戦し、7月11日にはアルゼンチン代表と戦います。9月には2014年のブラジルW杯のアジア3次予選が開幕予定。広州アジア大会で金メダルを獲得したU-22代表は、6月にロンドン五輪2次予選、9月からは最終予選が控えています。アジア杯で選ばれなかった宇佐美貴史と永井謙祐のゴールでロンドンに導いてもらいたい。

福岡ソフトバンクホークスは今オフに大型補強を行い、埼玉西武ライオンズから細川享捕手、横浜ベイスターズから内川聖一選手をFAで獲得。さらには西武とオリックスで活躍してきたアレックス・カブレラが加入するとのことで、リーグ屈指の重量打線が誕生します。細川捕手は当然ですが正捕手、3番・内川、4番・カブレラはほぼ確実。レギュラー争いは昨年以上に激しくなるかもしれませんね。これだけ補強が成功したんだから、パリーグ連覇、CS突破で日本シリーズ進出は至上命題といえるでしょう。
競馬では、芦毛の2歳女王・レーヴディソール、ディープインパクト産駒たちがクラシック戦線を盛り上げてくれそう。ダノンバラードが「GI馬の登竜門」であるラジオNIKKEI杯2歳ステークスを勝ったので、GIのタイトルが獲れるか期待したいところです。古馬戦線は女王・ブエナビスタが再びドバイ参戦、有馬記念を制したヴィクトワールピサVSJC覇者・ローズキングダムのライバル対決の第2章、牝馬3冠のアパパネの活躍にも注目が集まります。


最後にこれだけは言わせてください。今年7月24日に地上波テレビのアナログ放送が終了し、デジタル放送に完全移行します。皆さんはもう地デジの準備は済んでますよね?「この際アナログが終わる日まで見てやるぞ」と思っている方も地デジの準備はお早めに!そのままにしておくと大変なことになりますよ。
地デジの象徴であり、東京を代表する名所となった「東京スカイツリー」は、先月(2010年12月)500mを突破して現在539m、完成時の高さ「634m」(武蔵の国にちなんでます)まで100mを切りました。今年12月に竣工、来年春に開業予定です。スカイツリーを完成前に一度でいいから見物したい。東京タワーと見比べるのもいいな。

2011年も皆さんにとって「そうよこの地球は思い通り、望み通り」(By 少女時代)となるよう、明るく楽しく元気よく、笑顔で幸せな1年である事を願ってやみません。今年こそ景気回復だー。



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コメント (2)
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