MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

スカイフィッシュガール

2021年02月11日 | 音楽をPEDROむ

PEDROの「LIFE IS HARD TOUR  FINAL」到着、速攻鑑賞す。





もう明後日には武道館単独ライブ。
よくぞここまで来ました。

自慢じゃありませんが
2年前に「NIGHT NIGHT」聴いた時点で、
武道館どころかドームもみえると確信しとりました。。。
確信というより、願望に近いか^^

ツアーFINALをみると、バンドとしてのクオリティーがまた一段と上がっています。
※Blu-rayで観てます。

イントロ、工事現場の杭打ち音が導く「Pistol in my hand」から「ボケナス青春」、
感動の名チューン「さよならだけが人生だ」をはさんで、
「無問題(モーマンタイ)」~「感傷謳歌」~へと至る怒涛の流れのカッコいいこと。

センチメンタルでノスタルジックな「ボケナス青春」が、むしろ強靭でタイトな曲になっている。
「さよならだけが人生だ」は、オレの葬式にかけてほしいが、遺言で葬式は無しにするから無理か^^
老若男女「無問題」も、何度もリピートしたくなる素晴らしいロックチューンになっている。

「生活革命」で落涙させられて次、 なに? こんな曲あったっけ・・・
アレンジもボーカルもアルバムの時とは比較にならない変貌を遂げた「SKY FISH GIRL」!
カッコよすぎるぜぜぜ。
こんないい曲だったとは・・・CDだとスキップ気味だったもんで m(__)m

 ♪ YO そこのお嬢ちゃん スカイフィッシュ 捕まらないかい・・・

こんな歌詞、他の誰が思いつく?
そもそもなんじゃ?スカイフィッシュって^^

そしてアンコールは、ここんところフィニッシュホールドになりつつある「NIGHT NIGHT」
ホント、君のグッドナイトはとてもよく効く。ギブギブ
素晴らしい!

もうあえて田渕さんのギターが、と言わずとも、
バンドとしてのPEDROが、向かうところ敵なし、飛ぶ鳥を落としまくっていきます。

★★★★★

ドキュメント映像では、名物社長がバカの一つ覚えのごとく m(__)m MCについて注文をつけます。
んが、ワタシはロックバンドにMCは一切不要だとさえ思います。
怒涛の流れで一気呵成に駆け抜けても、まっ   たく無問題です。
コンサートの半分以上しゃべり倒すらしい“さだまさし”じゃないんだから(昔の話)

・・・なんて大きなお世話を焼かずとも、アユニさんが「否」と表明してました。
ここは怒涛の流れでいきたい と。
なんという成長。
ありがたやー

 ※とはいえ、名物社長がいなかったらアユニ・Dは存在してなかったからバカは言い過ぎか。。。



PEDROはある意味特別な、というか特異なバンドです。

ロックミュージシャンの多くは目立ちたがり屋でしょう。 
女の子にモテたい一心でギターを手に取った、という不埒な考えの野郎が多いはず^^
ロック自体もそれが原動力、モチのベーションになる小僧小娘たちの音楽でもあります。

ところがPEDROは学生時代、授業中ふざけたことが1度もない、という3人の集合体です。
むしろなるべくなら目立ちたくない、なんなら早く帰りたい、そんな3人です。
そんな3人がバンドを組むとどうなるか?
結成3年目にして初めてLINEグループを作ったのでした^^  にしても遅いだろ(爆笑)
どうしても連絡が必要な場合、ギタリストはドラマーにTwitterのDMで連絡を取っていたそうです。

笑っちゃうほどシャイで純。
だからこそ、です。
だからこそPEDROの音楽は、ワタシのようなすれっからしにも響くわけです。

どうかスティングレー・サンバーストが、田渕さんのジャズマスターのようになるまで、
カッコよく傷だらけになるまで、続けてくださるよう祈念しまして、乾杯!



新曲は「東京」
ここは黒いスティングレーで、、、
というアユニ・Dの心持ちにしびれます。
いいですね。


PEDRO / 東京 [OFFICIAL VIDEO]


深い緑の憂鬱

2021年02月11日 | 木曜日のボール

トヨタカップ、パルメイラスとティグレスの準決を観る。。。

いまだにクラブワールドカップというより、トヨタカップの方がピンとくる。
さすがおじいちゃんだこと^^ ほっといてね

おじいちゃんといえば、川淵さんの名前が取りざたされているが・・・
何のことはない、森喜朗より1つ上じゃん。
困った時の川淵三郎、みたいな空気が漂っているが、水漏れの修理屋じゃないんだから。


さてトヨタカップ^^ パルメイラスが敗れ、南米対欧州の図式がくずれた。

あらあら、メキシコのティグレスの方がよっぽど上手かった。
ブラジル王者で、なおかつリベルタドーレスの覇者があのざまって・・・
どーした王国、 地盤沈下にしても激しすぎるだろ・・・

この試合の解説を岡ちゃんと都並がやっていた。
元代表のチームメイト・・・のはず。

都並が解説の端々でぶっ込んでくる昔々のはなしがいちいちおもしろい。
僕が速攻食いついたのが、

「アデミール・ダ・ギアのユニフォームを買いに行って・・・」

出た!
古いなぁ~ 誰も知らんぞ^^
岡ちゃんでさえ、「ああ、ダギアね」とか、知ったかしつつ、ほぼスルーしてたもんね。
名前くらい知ってたかもしれんが、ダギア話には乗ってこなかったからね。
オレなら乗れたのに~~~

 Ademir da Guia アデミール・ダ・ギア


パルメイラスのレジェンドながら、
同時代にキング・ペレがいたからセレソンにはあまり縁がなかったはず。。。
と思っていたら、こんな画像があった。



’74 西ドイツ大会 右から3人目。

そーか、出てたのか・・・と考えていると、そうそう出てた出てた!と記憶がつながった。
ヒゲのリベリーノや、アフロのジャイルジーニョ、金髪のマリーニョ、キーパーはレオン大帝。
おお、ジルセウもいた。
ただダ・ギア、たぶん先発は1試合のみで、活躍するほどではなかった。

イメージとしてはファルカンに近いか。
なんせ実際のプレーはほぼ見たことないもんね^^
まだ見ぬ強豪、幻の選手に近い。

高校の時に見たサッカーマガジンかイレブンに載っていたブラジルの写真が強烈で。
深い深い緑のユニフォームのパルメイラスというチームがあって、
そこにはアデミール・ダ・ギアというペレに匹敵する選手がいるらしい・・・

そして薄暗い写真には、(今の写真とは比較にならない!)
深い緑のユニフォームに身を包んだ金髪の独特な風貌をしたダ・ギアが写っていた。
なぜか恐怖感すらおぼえたのをおぼえている^^


実況によるとパルメイラスは、
サンパウロの4大チームで唯一トヨタカップを取っていないんだそう。クラブワールドカップ!
あとの3つは、サンパウロ、サントス、コリンチャン。
そのことをからかうチャントもちゃんとあるらしい。

というわけで今回、そのチャンスを逃したことで、
3チームと対戦する際は一段とバカにされる度合いがキツくなるだろうことを、
岡ちゃんも都並も、実況アナも同情していた。 いやもう地獄じゃん^^