MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

千の風になって

2006年12月20日 | A DAY IN THE LIFE

 昨日は親父の23回忌だった。

23年前かぁ!
オレ、生まれてねーじゃん ハイハイ。

どういう訳があるのか知らないが
ご供養、法事は、13回忌、17回忌、23回忌 … と、
3と7の年に行うものらしい。

23回忌といっても、おばあさんとふたり、
墓参りをし、坊主にお経を頼み、お塔婆を作ってもらって終わりだ。

ウチの坊主は、せっかちだけど良心的だから、
チャッチャとやってくれるし、必要以上、カネも取らない。
いいお寺と坊主に当たると・・・ほんと、ラッキー!なのだ。

だいたい、“死者の魂”は、お墓の中になんていないのだ。
あんな暗く、辛気くさい場所にいるはずがない。

千の風になって、大空の下を吹いているのだ。

 …… 観た人は知っている。
       NHKのドキュメンタリーからのパクりだ^^

それはそれは素敵な、木村多江のナビゲートとナレーションだ。
やさしい声で、こんなふうな詩を読む(ウロ覚えだからテキトーだけど^^)

 お墓になんかこなくていいよ

 そんなところに私はいないのだから

 千の風になって 千の風になって

 大空の下を吹いている

 そして、いつもあなたのそばにいる

オレもいつか、親父と同じこの墓に入るだろう。
でも、入るのは骨のかけらと、白い灰にすぎない。

魂は千の風となって、大空の下を吹いていくのだ。
千の風だから、どこへでも行けるのだ。

銀河の果てまで飛んでいけるのだ。
そして、好きだったひとのそばにいつもいるのだ。
・・・ま、あんまり邪魔にならん程度にね。

で、たぶん、誰もオレのことを想い出さなくなった時
はじめて、永遠に死ぬのだ。


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