昨日は親父の23回忌だった。
23年前かぁ!
オレ、生まれてねーじゃん ハイハイ。
どういう訳があるのか知らないが
ご供養、法事は、13回忌、17回忌、23回忌 … と、
3と7の年に行うものらしい。
23回忌といっても、おばあさんとふたり、
墓参りをし、坊主にお経を頼み、お塔婆を作ってもらって終わりだ。
ウチの坊主は、せっかちだけど良心的だから、
チャッチャとやってくれるし、必要以上、カネも取らない。
いいお寺と坊主に当たると・・・ほんと、ラッキー!なのだ。
だいたい、“死者の魂”は、お墓の中になんていないのだ。
あんな暗く、辛気くさい場所にいるはずがない。
千の風になって、大空の下を吹いているのだ。
…… 観た人は知っている。
NHKのドキュメンタリーからのパクりだ^^
それはそれは素敵な、木村多江のナビゲートとナレーションだ。
やさしい声で、こんなふうな詩を読む(ウロ覚えだからテキトーだけど^^)
お墓になんかこなくていいよ
そんなところに私はいないのだから
千の風になって 千の風になって
大空の下を吹いている
そして、いつもあなたのそばにいる
オレもいつか、親父と同じこの墓に入るだろう。
でも、入るのは骨のかけらと、白い灰にすぎない。
魂は千の風となって、大空の下を吹いていくのだ。
千の風だから、どこへでも行けるのだ。
銀河の果てまで飛んでいけるのだ。
そして、好きだったひとのそばにいつもいるのだ。
・・・ま、あんまり邪魔にならん程度にね。
で、たぶん、誰もオレのことを想い出さなくなった時
はじめて、永遠に死ぬのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます