そーか、淡い月の光でも虹はできるのか。
月虹と書いて「げっこう」
美しいものは、美しい。
澤の話題がつづいたので、ここは女性をつづけよう。
ズン とくる言葉に有名無名は関係ない。
ひとりめは、市井の無名なおばちゃん。 そう、まさにおばちゃん。
あの津波で両親と姉を失い、ひとりぼっちになってしまった8歳の少年。
その甥っ子の”母”になることを決心した52歳の伯母ちゃんの言葉。
おばちゃんは離婚して、子供もいないから、
おいっ子とふたり、親子として生きていく・・・・・・。
「 何年、何十年とたって
『全部が全部 不幸なことではなかった』
と思えるときが来るかも 」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次の人は有名だ。
上野 千鶴子が書いた新聞のコラムから。
「 千年に一度の災厄の年が明けた~ 」 と始まる文章は火が出るようだ。
識者と民意と政治のギャップを語り・・・・・・
よし、長いけれどバシバシ引用しちゃおう
「 民意は大阪で改革のヒーローを権力の座に押し上げもした。
衰退と閉塞の日本をリセットしたい、そんな欲望が徘徊している。
こんな世の中なら、いっそ戦争でも起きればいいのに、
地震でみんなチャラになればいいのに・・・・・・そういう不穏な欲望だ。
そんな願いどおり、千年に一度の災厄、二万年に一度の事故は現実に起きた。
そして見よ、社会はリセットなどされない。
日本は変わらなくてはならない。
だが、それは思考停止と白紙委任とによってではない。
自分たちの運命を自分たちで決める倦まず(うまず)、たゆまぬ営みだけが、
わたしたちの明日を築いていくことを忘れてはならない。
これだけの災厄を 千年に一度、
二万年に一度の転機にしないなどということがあってよいものだろうか 」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
えーと、ワタシがこれ以上何を書いても・・・
失礼します。
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