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光と色の洪水のような「アバター」を観た後だから、
全体的にくすんで見えるのはしょーがないか。 アバターが“過剰”なんでしょう。
竹内 結子がよい。
大きなスクリーンに映える。
大学生時代を演じる“若作り”もかわいい! 見事
ほぼ原作に忠実な作り・・・だと思う。
といっても、「キルオ」の存在を完璧に忘れていたので、アテにはならない。
ボクをアテになんかしないでね^^
原作が映画的なので、違和感なく入り込める。
実はヤバい話なのに、本と同じくそちこちで笑えます。 ニヤっとしたり、思わず吹いたり。
こーゆーかるい笑いがあるからこそ、余計サスペンスが際立ちます。
そしてなんといっても、このお話しのもひとりの主人公といっていい「父親」です。
演じるは伊東四郎! ベンガルといい柄本明といい、オヤジどもハマリ過ぎじゃ。
“最高の父親像”といっていい、伊東四郎の決めのセリフ「ちゃちゃっと逃げろ」の「ちゃちゃっと」
わたし、「ちゃっちゃと」だと思ってました・・・・・・小さい「つ」の位置の違いね^^ 細かっ!
しかも伊東のおとうさん、「ちゃちゃっと」をさりげなくささやくように言うのね。 泣けます。
主人公に人質に取られ、猿ぐつわをかまされてる駐在さんも号泣です^^
気になるのはラスト。
本だと読む人のイメージ・想像力がモノをいって、感動もより深まるんですが、
映像だと実際に見せちゃう分、現実的過ぎて浅くなるというか、余韻がなくなるというか、ちょいと残念。
堺 雅人は、堺 雅人のままで何とかしてほしかった・・・というのが本音。
それができたら、それこそホントに“たいへんよくできました”
斉藤 和義の歌う ♪GOLDEN SLUMBERS も、映画終わりにはしっくりきて良かったね。
なんせ再現相手が、ビートルズ! しかもポール・マッカートニー渾身の絶唱ですから。
どーしたって比べられちゃうのはしょーがない。 こちらは◎を^^
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