嫁ぐ日の朝。
カコちゃんが思わずお姉ちゃんに抱きつく。
いいシーンでした。
万感の思いだったでしょうに、世間の目を恐れてすぐ離れちゃいました。
そりゃそーで、花婿さんがここずーーーーっと、さらされまくってるんだもの。
彼、小室さんは犯罪者なのか? なにかやらかしたのか?
朝刊の雑誌の広告に
「ペテン師と駆け落ち」と報じられた恥 という見出しがデカデカと載っている。
正気か?
皇統の危機 最悪の末路へ!
ってのもあった。
ホント?
こーなると、ちょっとなにいってるかわからない。
でワタクシ、録画したものの長らくほったらかしにしていた映画
「リチャード・ジュエル」を偶然にもこの日に観たわけです。
アトランタ五輪の際に、爆弾犯にでっち上げられた警備員の話。
監督はクリント・イーストウッド。 はい名作。観なくてもわかる笑 観たけど。
でっち上げられたわけだから、当然彼は無実(6年後、真犯人が逮捕された)
それどころか、爆弾を見つけ、観客たちを避難させたヒーローのはずなのに。。。
ヒーローが一転、極悪非道な爆弾犯にされたのはなぜだ???
きっかけは、リチャード君が見てくれも性格もちょっと変わっているからだ。
そう、それだけで権力(FBI)とメディアにフレームアップされちゃうのさ。
おデブでちょび髭が主人公のリチャード君↓
はい、ポスターの惹句 「その日、全国民が敵になった」
おお、まさに小室圭さんと通じるじゃありませんか。
家宅捜索された時、リチャードのママはタッパーと自分の下着まで持っていかれる。
台所のタッパーの時は「タッパー?タッパーでなにをするの?」と呆れていたものの、
なぜ私の下着を・・・恥ずかしくて恥ずかしくてママが泣くシーンが笑えて泣ける。
ママのタッパーから下着、ゴミ袋をあさり、散歩すらできない。
んなことは朝飯前、特ダネのためなら権力やメディアは平気でやりまっせ。
オーラス近く、査問委員会に呼ばれたリチャードが御歴々を前に言う。
「こんなことをしていると、爆弾を見つけても誰も見つけたと言わなくなるよ。
黙ってしまうひとが増えるよ。だって犯人にされるんだから・・・
・・・警備員や警察官になろうって人がいなくなるよ」
う~~ん、不肖ワタクシ 考えてしまう。
カコちゃんはどう思うのだろう?
結婚するのを躊躇うことになりはしないだろうか?
大好きなお姉ちゃんと、その婚約者が木っ端みじんにされるのを目の当たりにして。
もし自分がその立場になった時・・・
愛する人が、民衆の敵かのような扱いを受け、好奇の目にさらされまくる・・・
そしてそれは自身にも向けられるのは必至だ。
同情するしかない。
カコちゃん、負けないで。(もちろんマコちゃんも)
「リチャード・ジュエル」弁護士役のサム・ロックウェルがカッコいい。
「スリー・ビルボード」で、あの変態警官をやったひとだ。
リチャードと弁護士の仲良くなるきっかけが、スニッカーズなのも泣ける。
好物なもんで笑
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