Wowowでボーン3部作を堪能する。
1作目 The Bourne Identity (正体、本人)
2作目 The Bourne Supremacy (至高、最高)
3作目 The Bourne Ultimatum (最後通告、最終結論)
劇場で観て、テレビで観て、また改めて観てもあきない。
かれこれ20年も前、骨折して入院した際、
ヒマを持て余して読んだのが、ラドラムのボーンシリーズだった。
小説もクイクイ読めたけど、映画もグイグイいく。
ボーンがあまりにスーパーマン過ぎるのが、欠点っちゃー欠点だけど。
今回、ヒマにまかせて(またかよ^^)エンドロールまで見る。
バックに流れる曲がカッコいいもんで、つい。
そこで気になったのが、ジュリア・スタイルズだ。
ボーン(マット・デイモン)と敵対する組織の情報局員、ニッキーの役だ。
3部作にひとりも美人が登場しない! という珍しいシリーズにあって、
ジュリア・スタイルズも、ほぼブスに近い・・・ス、スマン
なんせ、劇中で1回も笑いません・・・ただ1度の例外を除いて。
ところが、このジュリア・スタイルズ演じるニッキーが良いのだ。
どんどん存在感を増していき、
ついには3部作のオーラスをニッキーがかっさらっていくのだ。
だから「アイデンティティー」では、クレジットも10番目くらいだったのが、
「アルティメイタム」では、なんとマット・デイモンに次ぐ2番目に位置するまでに。
ボーンとニッキーの別れのシーンが最高だ。
ニッキーが切ないのだ。
何も言い出せず、何も言われないことも分かっている。
ただ淡々と事務的に、バスに乗り込もうとするニッキー
ボーンが声をかける「逃げ切れるさ・・・」
クーッ 泣けます。
そして、すべてが終わったラストのラスト
ニッキーの壮絶な微笑が、ボーンの生還と解放を示唆します。
クールです。
どんどん面白くなる、という稀有なシリーズもこれでおしまいか・・・
と、思っていたら、どーやら4作目のウワサもチラホラと。
そこはニッキー中心でよろしく^^
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