MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

ジェイソン・ボーンの魅力

2008年09月11日 | A DAY IN THE LIFE


 Wowowでボーン3部作を堪能する。

1作目 The Bourne Identity   (正体、本人)
2作目 The Bourne Supremacy   (至高、最高)
3作目 The Bourne Ultimatum  (最後通告、最終結論)

 劇場で観て、テレビで観て、また改めて観てもあきない。

かれこれ20年も前、骨折して入院した際、
ヒマを持て余して読んだのが、ラドラムのボーンシリーズだった。

小説もクイクイ読めたけど、映画もグイグイいく。
ボーンがあまりにスーパーマン過ぎるのが、欠点っちゃー欠点だけど。

 今回、ヒマにまかせて(またかよ^^)エンドロールまで見る。
バックに流れる曲がカッコいいもんで、つい。

そこで気になったのが、ジュリア・スタイルズだ。
ボーン(マット・デイモン)と敵対する組織の情報局員、ニッキーの役だ。

3部作にひとりも美人が登場しない! という珍しいシリーズにあって、
ジュリア・スタイルズも、ほぼブスに近い・・・ス、スマン
なんせ、劇中で1回も笑いません・・・ただ1度の例外を除いて。

ところが、このジュリア・スタイルズ演じるニッキーが良いのだ。
どんどん存在感を増していき、
ついには3部作のオーラスをニッキーがかっさらっていくのだ。

だから「アイデンティティー」では、クレジットも10番目くらいだったのが、
「アルティメイタム」では、なんとマット・デイモンに次ぐ2番目に位置するまでに。


 ボーンとニッキーの別れのシーンが最高だ。

ニッキーが切ないのだ。

何も言い出せず、何も言われないことも分かっている。
ただ淡々と事務的に、バスに乗り込もうとするニッキー

ボーンが声をかける「逃げ切れるさ・・・」 

クーッ 泣けます。

 そして、すべてが終わったラストのラスト
ニッキーの壮絶な微笑が、ボーンの生還と解放を示唆します。
クールです。

 
 どんどん面白くなる、という稀有なシリーズもこれでおしまいか・・・
と、思っていたら、どーやら4作目のウワサもチラホラと。

そこはニッキー中心でよろしく^^



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