静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

瀬戸内製麺@南安倍

2018年07月25日 07時20分34秒 | グルメ
 瀬戸内製麺@南安倍



 まずはお店の名前ですが、レシートには「瀬戸うどん」と書いてありました。
でもお店の看板には「瀬戸内製麺」と書いてありましたので、こちらで呼ばせていただきます。
こちらのお店は初めての訪問になります。



 というのは看板にも書いてある、「朝食」に期待していたからです。
しかし普段は朝にここまでこれませんから、その機会を狙っていたわけです。
それが今回初めて実現して、月曜日の朝自転車で南安倍までやってきました。
さすがに朝7時前の本通りは空いていました

 その大通りの自転車専用道を快適に飛ばしていきます。
運悪くバスが停留所で止まって前をふさいでいますが、こういう時はじっと待っているのが結果的には早いですね。
安全運転ですから赤信号ではしっかり止まって待っていると、後ろから中年の男性が乗った自転車が追い越していきました。
赤信号を無視してそのまま交差点を渡っていきます。

 すると突然後ろから
「赤信号無視だよ、交通違反です」
と大きな声がかかりました。
ぎょっとして振り返ると、そこにはなんと自転車に乗った警察官がいらっしゃいました。

 それを全く無視して、オジサンの自転車はずんずんと走り続けていきます。
警察官はというと、さすがに信号は無視できませんからそれが変わるのを待って追跡していきました。
まあ軽度の交通違反ですから、その警察官もバスに行く手を阻まれて追跡を断念しました。

 こんな時間になぜ警察官がいるのかと思っていたら、その理由がわかりました。
それから少し行ったところで交通違反(速度オーバー)の取り締まりをされていたんですね。
かの警察官はその応援に行く途中だったようです。
普段は出かけない朝早くの道路にはいろいろな出来事が待ち受けていました。



 それはともかくしばらく走って国道1号線を越え、無事にお店に到着しました。 
開店時間の午前7時を少し過ぎていて、お店はまだガラガラですが、ちょうど私のすぐ前を男性三人組が中に入っていきました。
自転車を止めて私もその後に続きます。

 朝食のメニューは、「かき揚げうどん」がサービス価格の250円、「卵かけご飯朝食」が300円とかなりのサービス価格です。
しばらく悩みましたが、わたしは「カレー朝食(330円)」に決めました。
こういう初めてのお店で注文するときには、前に誰かいると参考になるので助かりますね。
前の方に倣って、私もその後に続きました。

 まずはカウンターの入り口で男性の店員さんに「カレー朝食」と告げます。
店員さんはうどんとカレーを準備してくれますが、うどんは麺だけで汁は入っていません。
かき揚げは1個だけ自分で棚から取る形式のようです。
その店員さんに確認してお皿に入れますが、これがまた大きいかきあげですね。

 それを持ってレジまで進んでお会計をします。
その後でうどんの汁をセルフで入れ、ネギに揚げ玉も乗せました。
後で気が付きましたが、大きなかき揚げがありますから、揚げ玉は余分でしたね。
一味はないのかとキョロキョロしていたら、私の次に来たお客さんから催促されてしまい、そのまま適当な席に向かいました。



 これがその330円セット朝食です。
お冷やはこれもセルフで、最後の場所に設置してあります。
ここで一味唐辛子を見つけて一安心しました。



 まずはカレーです。
意外と本格派の味ですが、具はほとんど野菜でした。
レンコンが入っているのが面白いです。
辛さはほとんどなく、苦手な方でも大丈夫でしょう。



 そして一味を乗せたうどんです。
量は「小うどん」で、さすがにこれだけではお腹が膨れませんが、朝ごはんですからこれとカレーで十分です。
しかしかき揚げが大物でした。
これは大きすぎてそのままうどんには乗せられません。



 したがって少しかじり取ってはうどんを食べます。
野菜のかき揚げですが、これが最大のボリュームでした。
そして最後まで苦労しました。



 途中で一息つくと、壁の文字が目につきました。
なんとこちらのお店では「お弁当」もやっているようです。
しかし「うどん」のお弁当ってすごいですね。
うどんと汁が別になっているのが売りのようですが、一度はお試ししたいお弁当です。



 ほかのお客さんは皆さん常連さんらしく、あっという間に食べ終わって帰っていきます。
私は朝からこれほど食べることはめったにないので、けっこう時間が掛かりました。
私の後で入ったお客さんが帰ってからしばらくたってお店を出ますが、これで一区切りついたようで、お店は無人になりました。



 肝心のうどんの味ですが、それほど腰が強いというわけでもなく、万人向けのうどんになっています。
満腹状態になってお店を後にしました。
ごちそうさまでした。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レストランおざわ@与左衛門新田

2018年07月24日 07時06分55秒 | ラーメン(静岡市内)
 レストランおざわ@与左衛門新田



  今日もまたラーメンの新店巡りです。
お店の場所は与左衛門新田、真夏日の日差しの中をママチャリで走っていきます。
ランチの前に少しでもお腹を空かせて行こうと張り切りますが、さすがに25分近く漕いでいると足も疲れてきました。



 こちらのお店が、「レストランおざわ」さんです。
友人からここのラーメンが美味しいというお話を聞き、ついにやってきました。
お店に入ろうとすると入口で何やら工事をしています。
エアコンの調整のようでしたが、聞いてみると大丈夫だというので、そのまま中に入ります。







 しばらく待って、お冷やに紙おしぼりが出てきました。
メニューを見て、「しょうゆラーメン(520円)」を注文しました。
麺類は全般的に安いですが、面白いのは「セットメニュー」です。



 4種類のセットが全て1050円でした。
お得なようですが、ラーメンが520円と格安なこともあって、あまりお得感がないようです。
例えば、「Bセット」でいえば、「唐揚げ4個と小ライス」の分が差し引き530円ということになります。
さらに細かく言えば「小ライス」が200円ですから、唐揚げが330円という計算です。



 私にはとてもボリュームが多すぎて無理ですから、ラーメンだけにしたというわけです。
今のところ他にお客さんはいないので、お店ものんびりしていますね。
ちょうど目の前にあるテレビを見ながら出来上がるのを待ちます。



 しばらくして修理も終わり、ようやくお店も普通の状態に戻ったようでした。
そして待望のラーメンが出てきました。
これはまたシンプルで美味しそうなラーメンです。



 具にはチャーシューが1枚にメンマ、そしてナルトに三角に切ったノリです。
スープはあっさり醤油味でそれほど油っ気はありません。
麺は細麺のストレートで、これはいいですね。
さっそくコショーを振っていただきます。



 うん、これは優しいラーメンです。
あっさりしていてコクがある、毎日食べても飽きがこないラーメンです。
ちょいと小腹が空いたときなどに、サクッと食べたいおやつでしょうか。
ただ、さすがにここまで来るのには時間が掛かりますが。

 待っている間にほかのお客さんも入ってきて、ようやくお店も本格稼働状態になりました。
メニューにはアルコールやおつまみもあるのでご近所の方には居酒屋使いの方もいるんでしょうか。
スープもしっかりダシが取れていて、最後までしっかり食べきれました。



 お冷やをお代わりして汗の鎮まるのを待ち、そこでお会計です。
若い女性の店員さんの接客も良く、ゆったりとラーメンを楽しむことができました。
ごちそうさまでした。



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焼津港みなみ@南町

2018年07月23日 07時59分12秒 | グルメ
 焼津港みなみ@南町

 今日のランチは久しぶりに老舗のラーメン、そう決めて自転車で静岡駅方面に向かいます。
時間は午前11時を少し過ぎたあたり。
国道1号膳を越えると、某まぐろ丼やさんのビルの階段に行列ができていました。
相変わらず人気だなあ。

 実はこの行列をたまたま見かけたことがあとの展開に大きな影響を与えるとは、この時は気づきもしませんでした。
静岡駅の周辺は駐輪禁止なので、少し離れた場所に自転車を止めて、そこから目的のお店「清見そば本店」さんに向かいます。
ところがどうしたわけかのれんが出ていません。
そしてお店の前に来ると、「木金連休します」の張り紙がありました。

 がーん、たまに来るとこれですからがっかりしました。
でもそれではと、用意しておいたサブのお店に向かいました。
そのお店はしっかり営業日ではありましたが、開店時間が午前11時半ですからまだ15分ほどあります。
普通はここで時間をつぶすのですが、その時ひらめきました。



 そうだこの近くにまぐろ丼のお店が出来たんだった。
記憶によると場所も近いはずです。
広い通りに出てうろうろすると、そのお店はすぐに見つかりました。
しかも行列はなく、すんなりと入ることができました。



 ここが、「焼津港みなみ」さんです。
日曜定休で昼間の時間だけの営業ということですが、まぐろ丼専門の人気店「清水港みなみ」さんの支店のようです。
そう、先ほどここまで来る途中で見かけた大行列のお店です。
すんなりとカウンター席の端に案内されて、まずはおしぼりが出てきます。



 しばらく待って、冷えたお茶が出てきました。
メニューを出されて、迷うことなく一番上に書いてあった「上まぐろ丼(930円)」を選びました。
お店の中にはすし飯のいい香りが充満しています。
これが食欲を増進させてくれますね。



 「おまたせしました」
7分ほどたって上まぐろ丼が出てきました。
アオサのお味噌汁とセットになっています。
お醤油は二種類あって、甘口のみなみ特選醤油がお勧めのようです。



 この「上まぐろ丼」ですが、もちろんご飯はすし飯です。
東京あたりですと、「海鮮丼」とはいっても普通の白ご飯で出しているお店が多いですが、白飯とすし飯では大違いです。
そのすし飯に刻み海苔を掛けた上に、まぐろの切り身が存分に乗っています。



 まぐろは二種類で、赤身に炙り身です。
あとは卵焼きと大葉、そしてガリも乗せてありました。
量もしっかりあるのですが、ご飯を大盛りにされている方も多かったです。



 そしてアオサのお味噌汁ですが、これがいい仕事をしています。
どうしてもまぐろばかりですと味が単調になりますが、そこでこのお味噌汁を飲むと、口元がさっぱりしてまた美味しさが復活します。
お醤油の味を見るために初めは醤油に付けてお刺身をいただいていましたが、後半はワサビを溶いてそのまままぐろに掛けていただきました。
このほうが食べやすくていいですね。



 ものの10分ぐらいでお客さんが増えてきました。
席はすべて埋まって、待ち客も出てきました。これはいい時に入りました。
久しぶりにまぐろをたくさん食べて、幸せな気分です。

 しかし困ったこともあります。
私の後ろのテーブル席に座ったお客さんの三人組で、四、五十代ぐらいの男女のグループでした。
その中の一人の男性が一人だけ大きな声でうわさ話をずっとしゃべっていました。
それが私のすぐ後ろなので、かなりうるさく聞こえて往生しました。

 さらにはその内容が下らないので、余計にイライラします。
こういうおじさんにはなりたくないものだと思いましたが、いや私はもうその時代は過ぎたから大丈夫か。
おや、もう残りがわずかです。
お行儀は悪いですが、丼を左手に持って、最後の一粒までさらいきりました。



 なお、冷茶が少なくなってくると注ぎ足しに来たりして、店員さんのサービスは良かったです。
席を立ってレジでお会計をします。
930円は良いお値段ですが、最近ではラーメンでもそれぐらいしますから、お得ですね。
このお店はまた来たいと思いました。





 しかし営業時間が昼だけですから、遅い時間のほうが空いているのかな。
ごちそうさまでした。



 


 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一番鶏@一番乗り

2018年07月21日 07時15分22秒 | 居酒屋
 一番鶏@一番乗り



 2018年、今年最も足しげく通っているお店、鷹匠の「一番鶏」さんです。
今日は一日お休みなんですが、昼間はおとなしくしていて、午後5時前になるとお出かけです。
しかし少し早すぎたようで、お店に着いてもまだのれんが掛かっていませんでした。
静岡セノバでお買い物をして涼み、そろそろいいかな。

 10分ほどでしたがちょうどいいころあいで、お店に入れました。
もちろん開店すぐですから一番乗りです。
うーん、「一番鶏」さんに、「一番乗り」は初めての快挙です。



 ボトルを出していただいていつもの水割りで始めます。
前回入れたばかりのボトルですからまだしっかり残っていますね。
のどが渇いているので初めは薄目で作って、ごくっと飲んでしまいました。



 すると私の後からお客さんが入ってきました。
それも一番鶏さんには珍しい一人客です。
中年の男性でサラリーマン風、私の一つ置いてお隣に座りました。
ころあいが良いのか、この後のおつまみは二人同時に出てきました。



 まずはお馴染みのお通しキャベツ。
ラー油と塩昆布ですが、いつもしゃきしゃきで美味しいです。
某「○や」さんの苦いしなしなキャベツとは大違いで、バクバクいけます。
お隣さんも気に入ったようで、あっという間に空になっていました。



 そしてこちらも毎回同じ「とり皮」に「つくね」のたれ焼きです。
甘口のたれがまたよく合ってるんですね
一味をたっぷりかけていただきます。



 そして大好物の手羽先です。
今夜はお隣さんがいるので1本を早くやっつけなければいけません。
しかし熱々なので手をやけどしそうになりました。

 すると団体のお客さんです。
「6時に予約したんですけど、早くなりました」
なんと30分も早く到着でしたが、早い分にはいいでしょう。
女性の二人客も入ってきて、お店は賑やかになってきます。

 一番鶏さんに来るのはほぼ9時過ぎですから、いつもとは雰囲気が全く違います。
今夜は喫煙者がいないのでまったく快適に過ごせました。
「串カツ田中」さんが全面禁煙にして売り上げを増やしたようですが、これからは居酒屋さんも全面禁煙にかじを切ることになるんでしょうね。

 今夜も小1時間でほぼ定量、お会計の金額もいつも同じです。
それに合わせて小銭を用意しているのは内緒ですが、酔ってくると数え間違えたりしないように気を付けています。
ほろ酔いかげんでお店を後にしました。

今夜もごちそうさまでした。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好麺@浜松

2018年07月20日 07時20分43秒 | ラーメン(静岡県内)
 好麺@浜松



 珍しく二日連続のラーメン記事です。
しかも今回は浜松のラーメン屋さんです。
例によってお仕事前の午後5時過ぎ、浜松駅の南口方面を歩いてお店を探します。



 確かこの辺だったはずと見当を付けていましたが、通りを1本間違えていて探すのに手間取りました。
ようやく見つけたお店は「好麺」さんです。
数年前には大通り沿いにあったお店ですが、区画整理でいつの間にかなくなっていました。
それがすぐ近くに再開店したと知ったのがつい最近でした。

 そこで今回の訪問になったわけです。
お店に入ると予想通りでお客さんはおらず、私が一番乗りでした。
「クーラーが効いているから奥の席が良いですよ」
おかみさんに言われてカウンターの奥から二番目に座ります。

 メニューを見て、このお店の看板商品でもある「鳥そば(700円)」を選びます。
前のお店も食べていますが、久しぶりなので期待が持てそうですね。
暑い季節にはこういうあっさりとしたラーメンが恋しくなります。
お冷やを飲みながら出来上がるのを待ちます。



 ただ今店員さんはお二人です。
ご夫婦のようですが担当が決まっているのか、ラーメンはおかみさんが作るようです。
しばらくして前からその鳥そばが出てきました。
これはなかなかいい風貌ですね。



 具には蒸した鳥のささ身とメンマに京菜です。
スープは透き通った醤油味で、ほのかに脂が浮いていますが、あっさりしたものです。
そして細麺ストレートの麺が意外に良い歯応えで美味しいです。
まずはコショーを掛けていただきます。



 葉っぱをどけてみると、中はこんな感じです。
スープも良いですがこのラーメンの特徴はやはり麺ですね。
噛み応えもありますし、最後まで美味しくいただける麺でした。
こってり系も良いですが、やはり夏はあっさり系のラーメンにとどめを刺します。

 すると新しくお客さんが入ってきましたが、どうもその注文が変です。
チャーハンをテイクアウトでと、注文されていました。
それはいいんですが、追加でラーメンもテイクアウトといったので驚きました。
ラーメンをどうやってテイクアウトするんだろうかね。

 奥では旦那さんがチャーハンを作り始めました。
やはり役割分担がされているようです。
おかみさんがラーメンを作ってそこにラップを掛けます。
どうもそれを熱いまま持って帰るようなので驚きました。

 たぶんご近所の方なんでしょうが、ラーメンがテイクアウトできるとはびっくりです。
それとは違って、チャーハンは普通にプラのお持ち帰り容器に入れて持っていきました。
ラーメン丼の行き先も気になりますが、私は食べ終わってここでお会計です。
ひさしぶりにいただいた「鳥そば」は美味しかったです。

 ごちそうさまでした。



なお、近くでこんな看板を見つけました。
8月にまた浜松に行きますから、その帰りに寄ってみたいですね。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする