静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

和民@新人が

2018年07月05日 07時23分07秒 | 居酒屋
 和民@新人が

 「おばちゃん」を後にして、静岡駅方面に向かいます。
今日の飲み会は駅南、「和民」さんで5時からですからまだ40分も余裕がありました。
人通りの多い日曜日の繁華街をぶらぶらと歩きますが、新しいお店もあって退屈しません。
時間つぶしもうまくいって、5分ほど前にお店に着きました。



 ぴったり開店時間の午後5時になって、お店に入ります。
ところが店員さんが出てきません。
見ると入口すぐの席では10名ほどのグループが宴会の真っ最中でした。
これは開店のかなり前から始まっている宴会ですね。

 その対応に四苦八苦しているようで、こちらにはなかなかやってきません。
とりあえず新しいお客さん(私たちです)を席に案内するのが先だろうとは思いますが、そこは気長に待ちます。
しかし入口すぐのカウンターが無人になっていて不用心この上ないです。
ここのお店も人手不足なんでしょうね。

 数分経って何とか席に案内されました。
まずは三人そろって「ホッピーセット」を注文しました。
それが出てくる間におつまみを品定めします。



 おや、こんなものがあるぞ。
最近はあまり食べていない「激辛メニュー」ですが、これがあとでとんでもない事件を誘発します。
私も長く居酒屋めぐりをしていますが、こういう事態は初めて経験しました。



 まずはホッピーセットが三人前出てきました。
いつもと同じで凍ったジョッキは見栄えがします。
ホッピーはどこでいただいても美味しいですね。
ここで店員さんに注文をしますが、ここで大事件が発生しました。

 「激辛マーボなす」お願いします。
和民さんでは端末で注文を入力するんですが、この店員さんがずっと迷っています。
端末をあれこれ触っていますが、これがなかなかうまくいかないようです。
とはいえ、仕方がないのでこちらはずっと待っていますが、それにも限度があります。

 その状態が3分も続くと、こちらも心配になてきました。
「あのー、帰って相談されてはいかがですか」
「はい、すいません」
新しいメニューなので端末に入っている場所が違ったのかもしれません。

 その方は奥に帰って行って確認され、数分後になんとか戻ってきました。
年配の店員さんでしたが、たぶん新人さんなんでしょうね。
それからしばらくたって、無事注文したおつまみが出てきました。



 まずは「いかの炙り刺し」です。
イカ刺しを、テーブルでそのままバーナーで炙るわけですが、これもその新人さんが担当しました。
これはさすがに用心しましたが、何もなく無事に終わって一安心しました。



 この炙りイカ刺しは定番の美味しさです。
そしてもう一皿、これが因縁の「激辛マーボなす」です。
何か予感がして、これを三等分して分配しました。
しかしこれがまた大事件をもたらします。



 一口いただいて驚きました。
(これは激辛に間違いない)
一口でメニューのうたい文句が正しいということがわかりました。
これは正真正銘の「激辛」です。



 皆さんヒーヒーいいながら食べていました。
かろうじて食べられたものの、これを一人で注文していたら大変なことになっていました。
みなさん、この激辛マーボーなすは見くびってはいけません。
尋常の唐辛子とは別次元の辛さでした。



 その辛さもあってホッピーが進みます。
まずはナカのお代わり。
あ、そうそう、忘れていましたが、三品目のおつまみは「よだれ鳥」でした。
見た目と違って、これは辛くはないですね。



 30分ほどして団体客が帰ると、お店は一気に静かになってきました。
お客さんも私たちのほかには一組ぐらいで、店員さんも落ち着いてきました。
先ほどの忙しさは何だったんだろうという感じです。
店員さんも慣れた様子の若い女性に代って、配膳もスムーズでした。



 ホッピーも進んでナカのお代わりです。
今回もソトⅠナカ3で飲み切りました。
もちろん「お通しなし」ですから、かなり安く済みました。
あの店員さんが何とかお仕事に慣れてくれることを祈りながら、お店を後にしました。



 ごちそうさまでした。



 

コメント
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