東急大井町線に急行が走り出したのは(正確に記せば、復活したのは)2008年3月のことです。その時から急行専用として運用されているのが2代目6000系です。10年経過して、2018年の3月に、同じく大井町線急行専用の6020系が営業運転を開始しました。
6000系、6020系のいずれも、現在、大井町線・田園都市線直通急行として運行されます。つまり、大井町線の大井町駅から田園都市線の中央林間駅まで走るのです。もっとも、これは時間帯によります。朝夕ラッシュ時には大井町駅から溝の口駅までの運行が基本となっています。
田園都市線の青葉台駅で撮影しました。左の1番線に停車しているのが6000系の6103Fで、この時には急行長津田行きとして運用されていました。右の2番線を回送として通過するのが6020系の6122Fです。鷺沼車庫か梶が谷留置線に向かうのでしょうか。
6000系は広義の5000系シリーズとも言える車両で、クハ6100形およびクハ6700形のデザインからはわかりにくいのですが5000系の基本設計を受け継いでいます。
これに対し、6020系は、田園都市線の2020系とほぼ同形と言ってよい車両です。大井町線急行の増備ということなので2編成しかありませんが、東急線の売店や東急百貨店でプラレールが発売されているほどで、人気があるようです。田園都市線の2020系は8500系の置き換え用として増備が進みましたし、目黒線には3020系が登場し、増備されています。
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