ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

『カフカ断片集』(新潮文庫)に書かれていたこと 3

2024年06月10日 00時00分00秒 | 本と雑誌

 これはかなり痛烈な断片です。死者に追い討ちをかけるようなものですし、強く批判されていてもおかしくありません。しかし、カフカはそう考えていたということです。

 「自殺者とは、監獄の中庭に絞首台が立てられたのを見て、あれは自分のための絞首台とかんちがいして、夜中に独房から抜け出し、庭におりて、自分で首をつる囚人のようなものだ。」

 以上の言葉に対して、私は、敢えて論評や感想などを加えません。

 さて、皆様はどのように思われるでしょうか。

 


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