ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

Go to は完全中止に追い込まれざるをえない

2020年11月27日 19時33分00秒 | 国際・政治

 やはり、という結果になりました。

 世間的には第3波と言われる状況で、新型コロナウイルスの感染拡大により、再び医療崩壊の危機にさらされています。緊急事態宣言が再度発せられてもおかしくない状況にある、と言えるかもしれません。

 勿論、Go toだけが原因ではないでしょう。しかし、この状況の下で推進すべき政策でないことは明らかでした。実際に旅行や会食などをすれば、感染の機会が多くなりますし、そうでなくとも気の緩みの原因にはなります。

 私は、7月からこのブログでGo toに対する疑念などを示してきました。「こうなるだろう」という予想もしました。当たりましたが、うれしくもなんともありません。当たり前の結果にすぎないからです。

 今の状況を見て短期的な経済政策を打ち出して需要喚起を図るとしても、伝染病の流行が深刻な状況をもたらすならば意味がなくなります。

 現在の政府の姿勢などを見ていると「経済があって人がある」と考えている節があるようです。

 逆でしょう。

 「人があって経済がある」、「人がなければ経済はない」のです。


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