ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

川崎市高津区溝口 旧大山街道散歩 その6

2012年02月19日 00時24分17秒 | まち歩き

 今回は久しぶりに溝口を取り上げます(また高津図書館なのですが)。

 田園都市線高津駅から国道409号線(府中街道)を西に進み、高津交差点を右折し、旧大山街道を進みます。程なく、高津図書館入口交差点に着きます。その左側に溝口緑地があります。かつて、文教大学の付属小学校があった場所です。緑地の入口にある国木田独歩碑は、昨年11月4日付で「川崎市高津区溝口 旧大山街道散歩 その3」(http://blog.goo.ne.jp/derkleineplatz8595/d/20111104)で取り上げていますが、その奥、高津図書館の建物の前にある岡本かの子歌碑は、コンパクトデジタルカメラでは上手く撮影できないため、掲載していません。たまたま、仕事の都合もあって昨日の午後に高津図書館へ行く用事がありましたので、Canon EOS Kiss X5を持ち、撮影を試みました。

 図書館の入口の前にある説明板です。文中の二子は溝口の隣の地名で、高津図書館入口交差点から旧大山街道をさらに多摩川のほうに進むとそこが二子です。現在は二子二丁目公園となっている場所に大貫病院がありました。かなり大きな病院で、大貫家が旧大山街道でも相当の名家であったことをうかがわせるものでした。

 私の写真の技術と、歌碑に彫られた字の読み難さとがあいまって、わかりにくいかもしれません。説明板によると、かの子の第三歌集から撰ばれた何首かが刻まれています。

 左下に「岡本太郎撰」と彫られています。日本を代表する前衛芸術家の岡本太郎です。彼の母親が岡本かの子、父親が岡本一平なのです。血は脈々と受け継がれてきた、ということでしょうか。


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