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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 2-2 The Hounds of Baskerville その9

2014-07-21 20:51:38 | Sherlock S2E2
「バスカヴィルの犬」

昨日は友達とボンドナイトならぬジェダイナイト、つまりスターウォーズ鑑賞会をしました。
みなさん初見だったのでまずはエピソード4から始めて結局エピソード6まで観てしまいました。
流石に映画3本を一気に見ると結構疲れますね。若くないし(笑)でも何度観ても飽きない面白さです。
もしこれから初めてスターウォーズを観ようと思っているかたは、決してエピソード1から観てはイケマセン。
面白さが半減どころか9割減と言っても過言ではありません。必ず4、5、6、1、2、3の順に観てくださいね(偉そう)


Cross Keysに戻る途中の教会でジョンの姿を見つけます。

真剣な顔でノートを見るジョン。
シャーロックがジョンの方へ歩きますが何となくばつが悪そうです。

そして気まずそうにジョンに話しかけます。
「モールス信号、何かわかったか?」
「No」とジョン、つれないお返事をしながら歩き出しますが、
シャーロックもジョンの後を追いながら一生懸命話しかけます。
「U, M, Q, R, A, だっけ?」
ジョン、無言。
「UMQRA」シャーロックがもう一度言うと、
「意味はないよ。」とジョン。

「それは忘れてくれ。何か意味があると思ったけど、そうじゃなかった。」
「そうなの?」
「そうだよ。」
「ルイーズ・モーティマーとはどうだった?口説けたか?」
「No」
「残念だな。何か情報は?」
「僕を笑わせようとしてるのか?」
「場を和やかにしようと。」
「そんなの君には似合わないし、このままでいいよ。」
ジョンがいつになく突き放してくるので思わず「ジョン」と呼んじゃうシャーロック。

ずっとジョンの後を追っているのが何となくかわいいです。
でもジョンは「いいから」と取り付く島もないので、
「待ってくれ、昨夜の事・・・僕に起こった事は今まで経験したことがなかったんだ。」
「ああ、恐怖って言ってたよな。シャーロック・ホームズが怖がってるって。」
「いや、違う。それだけじゃないんだ、ジョン。疑念だ。疑念を感じたんだ。
僕はいつも自分の感覚、僕の眼で見た証拠を信じていた。昨夜までは。」
「君はモンスターを見たなんて思ってないだろう?」
「思ってない。だが見たことも事実だ。だから問題は『なぜ?』『どうやって?』だ。」
「じゃあ、何か手がかりをつかめたんだな、頑張れよ。」
ジョンはそっけなくそう言うと再び歩きだしてしまいます。
そんなジョンにシャーロックが言います。
「昨日僕が言った事は本当なんだ。」
その言葉にジョンは足を止め振り返ります。
「僕には友達(friends)はいない。ひとりだけなんだ。」
こんなセリフを何だか泣きそうな表情で言うシャーロックに涙が・・・
この言葉を聞いたジョンは「そう。」とひとこと言ってまたスタスタと歩き出します。

ジョンは仕返しもあるんだろうけど面白がっているような気もします。
何というか人に慣れない野生動物が必死に自分を追いかけてくるんだからそりゃ楽しかろうと(すみません)
「ジョン?ジョン!」

ここまで言ってもまったく取り合ってくれないジョンをシャーロックは慌てて追いかけます。
「君はアメージングだ!君はファンタスティックだ!」
「わかったから、大げさに言うなよ。」
「君自身が輝く事はないけど光の伝道師としては最高だ。」
「ありがとう・・・何だって?」
「平凡な人間には天才を刺激する才能がある。」
「ちょっと待て。君はちょっと前に「ごめん」て言ってなかったか?台無しにするなよ。
で、僕が何を刺激したって?」
シャーロックはノートに書かれた「HOUND」という文字を見せます。

「で?」
「これは言葉じゃなく、個々の文字だとしたら?」
今度は「H.O.U.N.D.」と書かれたノートを見せます。
「頭文字だということか?」とジョン。
「まったく見当がつかないんだけど・・・」
シャーロックがふとCross Keysを見るとそこにいたのはレストレードでした。

「あんた、ここで何をしているんだ?」
と、シャーロックは中に入っていきます。
「やあ、また会えて嬉しいよ。休暇中だって言ったら信じるか?」
「いや、信じない。」
ジョンも入ってきたのでレストレードがご挨拶します。
「やあ、ジョン。」
「グレッグ!」とジョン。

「君たちがこのあたりにいるって聞いたからさ。何やってるんだ?テレビでやってた地獄の魔犬を追ってるのか?」
「僕は説明を待っているんだ、警部。なぜここにいる?」
「だから休暇だって言っただろう?」
「君は日に焼けてる。明らかに休暇から戻ってきたところだ。」
「そうだよ、もう一度とったんだ。」

「マイクロフトだな?」
「いや、聞けよ・・・」
「バスカヴィル関係だと知ったマイクロフトが僕の調教師として君を送り込んだんだ。
偽名を使って僕を見張るために。だからグレッグと名乗ってるんだろう?」
そこでジョンが「いや、彼の本名だから。」とひとこと。

「そうなの?」
「そうだよ。お前はわざわざ調べようともしなかったけどな。いいか、俺はお前の調教師じゃないし・・・
・・・お前の兄貴に聞いたからでもないからな。」
そう言いながら横を向くレストレードがちょっと寂しそうなのと、
シャーロックの表情が微妙に狼狽えているような気がするので、
シャーロックはずっとレストレードはマイクロフトの命令で自分を構うのかと思ってたのかしらね。
それでそんな風に思われてたんだ・・・とちょっとがっかりなレストレードとか(妄想)

「実はちょうど君の力が欲しかったんだよ。」とジョンがレストレードに言うと、
シャーロックは「なんで?」と答えます。
「僕だってちゃんと仕事してたんだ、シャーロック。もしかしたら手がかりを見つけたかもしれない。」
そう言うとジョンはポケットから紙きれを出します。
「これ、関係があるかどうかわからなかったんだけど考えようによってはあるかもしれない。
ベジタリアン・レストランなのに大量の肉が納品されている。」
それを見ながらシャーロックが「素晴らしい。」と呟きます。
「スコットランドヤードの強面警部からちょっと質問してもらえると非常にありがたいんだけど。」
ジョンはレストレードにお願いすると、カウンターの呼び鈴を鳴らします。


続きます。