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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 4-1 The Six Thatchers その4

2017-01-25 21:02:12 | Sherlock S4E1
Sherlock Series 4 Episode 1

Director: Rachel Talalay
Writers: Mark Gatiss


S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。


ここからは下記サイトのスクリプトを参照させていただきました。
Ariane DeVere



バスの中、子育てに疲れ果てた様子のジョン。

ジョンにシャーロックからテキストが入ります。
「ベイカーストリート?明日の午後5時?
最高の事件があるとレストレードが言ってた。」
「メアリーもいいって。」

その時、笑顔でジョンを見つめる女性がいました。
ジョンも気になる様子。


バスを降りて窓に映った姿を見るとジョンの耳にお花のおもちゃがささっていました。


回想シーン。
JW:よしよし、いい子だねー。いい子だ。終わりにしようね。

ロージーをあやすのに使っていたお花を耳にさしたままバスに乗ってしまったジョンでした。
ちょっと自惚れちゃったぜ・・・という感じでしょうか。


ジョンが221Bに行くとレストレードが来ていました。

GL:よお。
JW:やあ。君が何か良いもの持ってくるって。
GL:ああ、そうなんだ。デビッド・ウェルスバラの50回目の誕生日だった。

場面は回想に変わります。

デイヴィッドの誕生パーティ。
部屋のテーブルにhサッチャーの像が置いてあります。


David:50歳だよ!あれはどこいったかな。先週の今頃は21歳だったはずだぞ。
Emma:でも、それだとあなたの出会う前になるからそれは不可能ね。

Emma:彼女がまた咎めるように私を見てる。

エマはサッチャーの像を見ながら言います。

David:違う、ただのジェラシーだよ。
Emma:ええ、そうね。

その時、デイヴィッドのモバイルに着信が。

David:スカイプだよ。
Emma:あら、きっとチャーリーね。電話ぐらいはしてくるでしょう。

David:Hello
Charlie: Hey, Dad!ハッピーバースデー!パーティに出れなくてごめんなさい。
でも・・・旅は見聞を広げるだっけ?


画面が乱れます。

David:ダメだ、映像がフリーズした。
Charlie:ああ、電波が最悪なんだ。でもまだ聞こえるから。
David:おい、どうして最悪なんだ。どこにいる?
Emma:彼、元気なの?ちゃんと食べてるか聞いて。
David:で、お前はどこにいるんだ。・・・聞こえてるか?
Charlie:ごめん、聞こえてるよ。ただちょっと・・・・
David:どうした?
Charlie:なんでもないよ。高地のせいだ。
David:高地?
Charlie:今チベットなんだ。山とか見たことある?
David:山はどうでもいいんだ。母さんはお前がちゃんと食べてるか気にしてるぞ。
Charlie:ねえ、父さん。お願いがあるんだ。
David:なんだ?
Charlie:僕の車をチェックしてくれる?
Davud:車?
Charlie:賭けをしたんだ。僕がボンネットにパワーレンジャーをつけたとみんな信じないんだ。
写真を撮って送ってくれる?
David:ああ、いいよ。

David:送ったぞ。届いたか?・・・・チャーリー?

チャーリーからの返事はありませんでした。



GL:1週間後・・・
JW:うん。
GL:不思議な事が起きたんだ。

レストレードの言葉に口角を上げニヤリとするシャーロック。

GL:酔っ払い運転だ。そいつは完璧に酔っぱらっていて警察に追われていた。
逃げようとウェルスバラ邸にハンドルを切った。残念ながらな・・・・

逃走車がチャーリーの車に激突し、漏れたガソリンに引火し爆発します。

GL:酔った男は生きていた。彼を引き出すのは大変だったが。
しかし、鎮火したあと車を調べたら・・・

車からほとんど焼けてしまった死体が見つかります。

JW:誰の死体?
GL:息子のチャーリーだ。
JW:なんだって?
GL:チベットにいた息子だよ。DNAで確認した。
あのパーティの夜、車には誰もいなかったのに1週間後、死体が車で発見されたんだ。

それを聞いてシャーロックが笑います。

GL:な、お前が喜びそうな事だろう。
JW:検視報告は?

レストレードはカバンからレポートを出します。

GL:ああ、チャーリー・ウェルスバラは閣僚の息子なんだ。
だから俺は結果を求める大きなプレッシャーを抱えているんだ。
SH:そんな事はどうでもいい。シートについて教えてくれ。

JW:シート?
SH:そう、車のシートだ。

シャーロックはレストレードから書類を受け取ります。

SH:ビニール製・・・2種類のビニールがある。

SH:彼の所有車?
GL:ああ、大した車ではなかったが。学生だしね。
SH:なるほど、示唆的だな。
GL:なんでだ?
SH:ビニールはレザーより安い。
GL:ああ、そうだな。
JW:他にもあるよ。
SH:Yes?

JW:これによると、チャーリー・ウェルスバラは死亡して1週間経過している。
SH:え?
と、シャーロックはちょっと興奮気味な表情です。

JW:車で見つかった死体は死後1週間だよ。
SH:ああ、これは面白いな。僕の誕生日って事か?助けて欲しい?

GL:ああ、頼む。
SH:ひとつ条件が。
GL:Okay.
SH:君の手柄にしろよ。
シャーロックの言葉に顔を見合わせるジョンとレストレード。

SH:僕が解決しましたじゃつまらないだろう。
GL:そう言うけどな、ジョンがブログに書けば手柄は全部お前のものになるじゃないか。

JW:一理あるな。
GL:お前がそうしないからと言って称賛を自分のものにしようとするプリマドンナのように見えるのか、俺が。
JW:君は痛いところを突いたようだぞ、シャーロック。

GL:・・・人を手柄中毒みたいに。
JW:間違いなく痛いところだ。
GL:称賛はすべてお前のものなんだ。
SH:わかったよ。

GL:いずれにしてもサンキューな。
それじゃ、その血なまぐさい1件を解決してくれるだろうな?俺は気が狂いそうなんだ。
SH:仰せの通りに、ジャイルズ。

Gがつく名前シリーズはまだ続いていたんですね。今回は「Giles」でした。
グレッグの不穏な空気に「ただの冗談だ。」とシャーロック。

そしてジョンにだけわかるようにほぼ口パクで言います。

SH:名前なんだっけ。

JW:グレッグ。

SH:え?

JW:グレッグだよ。

SH:Oh。
JW:しかし、何が起こったのかは明らかだな。
SH:驚いたな、ジョン。何が起こったのかわかってるのか?
JW:全然。いつも君がそれを言う頃だから。
SH:うん。そうだな、それじゃ・・・

↑嬉しそう。

SH:君のちょっとした問題を解決する手助けをしよう、グレッグ。
GL:聞いたか?
JW:ああ。

グレッグと言われて喜ぶレストレードでした。
シャーロックは出かける準備をしに部屋に戻ります。

GL:父親になってどうだ?
JW:Oh, good. Great. Yeah, amazing.
GL:ちゃんと寝てるのか?
JW:いや。
GL:泣き叫びながら要求ばかりする子どもに振り回されてるんだろう。
奴の気まぐれに応じるために四六時中起きてるのか?
(シャーロックを見て)自分の事じゃないと思ってるんだろうな。

SH:今なんて?
JW:言わなくてもわかるだろう。後始末をして頭を撫でてやればいいんだよ。
SH:今のはただのジョークか?
JW:感謝されたこともないよ。人の顔の見分けもつかないんだし。
SH:ジョークじゃないのか?
GL:「君は賢いね、本当にすごく賢いよ」って言ってればいいんだよ。

SH:それ、僕のことか?
GL:彼には回りくどさが必要だな。
JW:そうかもしれないな。
SH:理解できない。



続きます。

後半の3人の会話が難しく、特にレストレードのこのセリフは考えてはその度に書き直しましたが
結局、勝手な解釈で意訳してしまいました。
Which makes me look like some kind of prima donna who insists on getting credit for something he didn’t do.

それと、上のセリフの少し前のシャーロックのセリフ
Take all the credit.

最初は手柄は僕がもらうと言ってるのかと思いましたが、
以降の流れからレストレードの手柄にするという意味なのかなと解釈しました。

このあたりからャーロックはずっとレストレードとジョンの会話が理解できてない感じでしたが
なぜ理解できないのかもよくわからないので、やっぱり間違ってるのかも。
イギリスの機知に富んだ会話というのでしょうか、ホントよくわかりません。