連日、猛暑が続いていますが、朝晩は、なんか秋っぽい風が吹くようになってきました。立秋(8月7日)は、とっくにすぎていますから、当たり前でしょうか。「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」という歌もあるそうで。
蝉も元気がなく、旧野川の遊歩道では、恒例の蝉の無残な姿が。
やくみつるさんが、蝉は一度上を向いてしまうと、すぐ諦めてしまうので、生きている蝉をみかけたら、木にもどしてあげられれば、まだ頑張れるんだと、話していたので、何匹か、上を向けてあげたり、木に戻してあげたら、確かに、「まだやれるじゃん」という蝉がいました。
黒アゲハみたいです。このごろ、自分の子どものころには、見たこともない昆虫をよく見かけるようになりました。ほんとうに、環境が改善されたんだと思います。
ところで、話は変わりますが、最近読んだ本、いま人気絶頂「有川 浩(アリカワ ヒロ)」の「キケン」。
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成南電気工科大学の「機械制御研究部」(通称「キケン」)というサークルの、先輩達の中でもある意味恐れられている、一癖も二癖もある男達の話。
一気に読んでしまいましたが、おかしくて、人前で読んでいて、吹き出しそうになって焦りました。大学のころを思い出させてくれる、懐かしくて爽快な話。さすが、人気作家の手慣れた文章だと思いました。
有川 浩 の小説は、相次いで、テレビドラマ化や映画化がされるようですが、頼むからゴリ押しタレントを使って、原作の面白さを台無しにしないでほしいものです。
自衛隊3部作の「塩の街」「空の中」は読んだので、次は「海の底」を読もうと思います。
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