みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

串揚げ屋に行ってきました。

2016年08月15日 | 日記

 お盆も真っ最中、街はがらんとしています。


 そんな中、面白そうなので、前から行ってみたかった大阪風の串揚げ屋に行ってきました。

 

 あの、2度付け禁止の串揚げです。5時過ぎに出かけたのに、店内はほぼ満席でした。香港の屋台のような喧噪です。ほとんどが店員の掛け声のボリュームですが。

 利用は初めてだというと、ルールを説明してくれます。滑舌が悪くてほとんど分からなかったのですが、メニューにも注意書きが書いてあるので、内容は分かりました。

 

1.口を付けた串の二度づけ禁止

これは、既知のルールですね。

2.口を付けたキャベツの二度づけ禁止

 キャベツは、お代わり無料で「つま」として置いてあるのですが、1.のルールの派生ルールですね。

3.ソースにお箸をつける行為の禁止。

 だから、キャベツは手で食えとのアドバイスが添えられています。

 つまり、一度口に運んだものは、ソースに浸けるなということですね(箸がだめでも、手の指なら、つけて良いのでしょうか→もちろん、ルール3の類推解釈でいけないということでしょう)。

 ということで、串カツを数本注文しますが、なかなか出てきません。その間、キャベツをバリバリと食べながら待ちます。

 やっと、出てきたのが、これ。

 

 

 う~ん、なんか犬のお茶碗を彷彿とさせる下品な感じの食器が食欲をそぎます。うちのみっちゃんなら、跨いでしまいますね。

 1串100円~150円ぐらいで、安いのですが、その分小さくて、1口で食べられそうです。

 あっという間に、食べてしまったので、次の串揚げを注文しますが、これが、更にいくら待っても出てきません。

 天ぷら屋みたいに、揚がったそばから、どんどん持ってくればいいのに、注文したものが全部揚がるまで、カウンターに置いてあるようです。したがって、やっと出てきた串カツは、すでに冷たくなっているという、バカみたいなシステム。

 これで、一挙に気分を悪くすると、いろいろな点が気になってきます。

 二度づけ禁止のルールは、何を目的としたものなのか。

 何か、大阪人の節約気質を反映したものとの意見もあるようで。

  とすると、このソース、食べ終わった後に、もう一度次の客に使うのか、というおぞましい推論が頭に去来します。

 二度づけ禁止にしたって、すでにソースの中には揚げカスやキャベツのかけら、キャベツから落ちた水分でドロドロで、とても二度使えるような状況にありません。まさか、これを濾して使うなんてことないでしょうね。

 気になって、カウンターにあるソースを注いでいる大元の入れ物を観察すると、何やら蓋に取っ手がついていて大きな濾し網のような恰好をしているではありませんか!!まさか、想像が現実だなんて、急に気分が悪くなってしまいました。

 いや~、まさか韓国の小皿料理じゃあるまいし、そんな非衛生なことしたら保健所の営業許可下りませんよね。

 では、なぜ二度づけを禁止するのか。

 他人が同じソースを共用してつけるので、衛生マナー上だとする解説もありました。でも、見ていると、グループにそのたびに(常置しているのではなく)、1つソースの入れ物が来ますから、うちみたいに家族で行った客は、二度づけしようが、三度づけしようが、まったく気にならないのですが?

 まあ、中には「お父さんきたない!!」なんて娘にごみ扱いされている、お父さんを構成員とする家族なら、二度づけ禁止が当然なのかもしれませんが。

 でも、それは家族やグループ内で配慮すればいいルールで、何も他人に強要されるものではないですよね。ソースの瓶置いておけばいいじゃん。

 結局このルール良く分からなかったのですが、Youtubeの次の動画を見て、なんか理解できました。

2015/07/31 お千代保稲荷 串カツ

 つまり、屋台や立ち飲み屋で、みんなが同じソースをつけながら食べる状況を考えれば、隣の知らないおじさんが、串を舐めちゃ入れるなんてことされたら気分悪いから、「二度づけ禁止だよ!!」っていえるのですね。

 従って、今回行ったこの串揚げ屋では、二度づけ禁止ルールで、大阪の屋台や立ち飲み屋の雰囲気を味わってね!!ということでしょうか(でも罰金千円って書いてあるんですが)。

 たいしてうまくもないし(冷めてて。あと、材料がケチ臭い)、リーズナブルでもなく、更に必要もないルールを強要するなど面倒くさいので、もう2度と行かないと思います。

 この串揚げ屋の場所は、牛丼屋、ラーメン屋など、店を開いては何年もたたずにつぶれてしまう、うちの家族では「元すり横丁」と呼んでいる場所ですから、早晩同じ運命をたどるような気がします。




コメント
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