椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

2021年2月 所沢・椿峰ニュータウン それでも春が その2

2021-02-23 01:01:38 | 椿峰協定

 現在、椿峰ニュータウンでは、2016年に発足したPost椿峰協定検討委員会が椿峰協定に関するアンケートをお願いしております。

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アンケートのお願い Post椿峰協定検討委員会 委員長 田中秀穂

 私達が住んでいる椿峰ニュータウンは、開発に際して、里山の緑を生かしつつ将来にわたる豊かな生活環境の保全を目的に、土地(敷地)の使い方や建物の建て方を定めた椿峰協定(建築協定と緑地協定)が結ばれました。その後、関係者のご協力の甲斐あって緑豊かな心地よい街並みに成長しました。

 椿峰協定は、2000年に一度失効後、第2次椿峰協定が再締結されましたが、それも2023年に建築協定が、2024年に緑地協定が期間満了となり失効します。

 私たちは、椿峰協定失効後の椿峰のありかた、対応について、2016年に椿峰協定を運営する椿峰協定委員会の投げかけのもとに住民有志によるPost椿峰協定検討委員会を設置し、話し合いを重ねてきました。

 今回のアンケートは、Post椿峰協定検討委員会の話し合いも踏まえて、椿峰協定の失効に対する取り組み方について、街の主体である住民の皆様のご意見、お考えをお伺いするものです。

 協定のことはよくわからない、街づくりということを意識したことがないといった方も多いと思いますが、皆様の生活、あるいは資産にも関する大事なことです。これを機会にお考えいただき回答していたたきますようお願いいたします。

以下、略

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我が家に今年はたくさんフキノトウができていたので、フキみそをつくりました。

採ってすぐ刻んですぐ水につけてすぐ調理する、というのがコツのようです。

フキみそを炊き立てのご飯に乗せて食べると元気が出てきます☆

山吹の里とはヤマブキの花と山ブキを掛けているのかもしれない、と思ったりします。

(追記)Wikipedia フキから 

フキには昔から痰を切り、咳を鎮める作用があることが知られており、呼吸器系の機能を円滑にして、気管支粘膜の炎症を鎮めて、粘液の分泌を促す働きがある。フキノトウには、食欲増進効果がある苦味質や精油成分を含み、消化を助ける働きをする。精油には、痰きり、咳止めの効果があると言われている。葉には苦味配糖体、粘液、サポニン、タンニンなどを含んでおり、同様の薬効があるとされる。フキノトウに多く含まれるほろ苦さの成分はアルカロイドの一種で、がんの予防をする成分として知られている。

えっ、山ブキの成分がコロナにもガンにも役立つかもしれない、っていうことでしょうか

生薬にしても、少しずつということが大事だと思います。

我が家の庭の植物が私に話しかけている、というのは妄想ではないのかもしれません。

 

 


2021年2月 所沢・椿峰ニュータウン それでも春が その1

2021-02-21 01:17:55 | 椿峰協定

2月は、あまり写真映えのしない、すっぴんのまちになっています。

カメラを持って歩いていたら、元カメラマンだという高齢の男性の方から声をかけられて・・・・

高山植物などを撮られていたそうで、椿峰ニュータウンのあちこちに見逃してしまいそうな珍しい花があるとか。

「青い鳥」のように、身近のものにもっと目を向ければよいのかもしれません。

普段着をおしゃれに、ということになる?

 

椿峰協定について考えてみる機会に、ということもあります。

 


2月16日のまち 椿峰まちづくりシンポジウム2020

2020-02-24 22:57:17 | 椿峰協定

所沢市市役所街づくり計画部都市計画課主催による

シンポジウム「椿峰のみどりから考える~~アクティブな椿峰ニュータウンをめざして」

が開かれました。

椿峰コミュニティ会館別館ホールはほぼ満席になっていました。

(地域であれこれの行事があったようで、空席が出たりしないでよかったです)

若い方たちにもいらしていただきました。

開会に際して、藤本所沢市長や柴山衆議院議員の熱意溢れるお話をいただきました。

第1部で、東京工業大学環境・社会理工学院建築学系准教授/エコロジカル・デモクラシー財団代表理事

土肥真人先生の世田谷や大岡山でのワークショップの事例などで説得力のある基調講演がありました。

自然を治すと社会が直る、社会を治すと自然が直る、という不思議な回路があるということで

木々が育ち、水の流れを意識して、季節の巡りと子どもたちの成長を喜び、地球の一部として責任を果たすという長期的で広い視点を含んでのまちづくりを目指す、という目標をいただきました。

ついつい高齢化率といったことに気をとられてしまって、目標を見失いがちになってしまうこのごろでしたので、たいへんありがたいお話でした。

やはり椿峰ニュータウンの自然はありがたく、景観は守っていけば、子育ての世代の住民も増えていくと思われます。

第2部では、まず椿峰まちづくり協議会の方たちや若い主婦の方たちなど住民が出演してのミニドキュメンタリー映像が流されました。

(私も少しだけ出演していて、未だに訛っているのに自分でびっくり)

土肥先生と街づくり計画部都師計画担当参事である畑中氏が登壇し、スマホやアンケート用紙を使って会場からの質問に答えながらのディスカッションがありました。司会は藤村龍至が担当しました。

若いママであるNさんとお子さんがシンポジウム後の茶話会のお世話をしてくださいました。

ニュータウンの再生に積極的に手を挙げて、モデル地区となることが大事だとあらためて確認した思いがします。

土肥先生および所沢市役所の皆様、どうもありがとうございました。

 

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何度か書いておりますが、この椿峰ニュータウンは、ウィーン郊外23区に景観が似ていて引っ越しを決めました。

そこでは高齢者が多く住んでいて、自分たちで家の修理や広い庭の手入れなどかなりの労働量をこなしていました。

ジムとか○○体操ではなく、暮らしのたくさんの仕事で体力を維持しているというか・・・

また東洋人である私たち一家に家の1階部分を貸して、あれこれ世話をしてくれる懐の深さがあったことを思い出します。

その思い出から、景観とは住民の心の風景も含まれる気がしております。

高齢になっても、何かを求める前に何ができるか、ということが大事そうです。

 

椿峰ニュータウンを所沢のモデル地域に 
所沢を日本のモデル地域に

日本を世界のモデル地域に


椿峰まちづくり シンポジウムのお知らせ

2020-01-28 18:05:05 | 椿峰協定

椿峰のみどりから考える アクティブな椿峰ニュータウンをめざして

主催 所沢市役所街づくり計画部都市計画課

日時 2020年2月16日(日) 13:30-16:30(開場13:00)

会場 椿峰コミュニティ会館別館ホール(所沢市山口5057)

 

プログラム

第1部 基調講演

エコロジカル・デモクラシー

 自然を治すと社会が直る 社会を治すと自然が直る、という、不思議な回路

講師 土肥真人(東京工業大学環境・社会理工学院建築学系准教授/一般財団法人エコロジカル・デモクラシー財団代表理事)

 

第2部 討議

「アクティブな椿峰をめざして」 ニュータウン住民を交えたディスカッション

司会 藤村龍至(東京藝術大学准教授・所沢市景観審議会副会長)

 

椿峰コミュニティ会館別館ホールのあるところは、椿峰でもパワーが感じられるところです。

ぜひお出かけくださいませ。

椿峰小学校出身の方、上山口中学校出身の方、椿峰の環境を大人の目で見てみませんか?

池袋線はだいぶ便利になっていますし、環境のわりにはリーズナブルで子育てによい椿峰ニュータウンに住んでみるのも悪くないのでは。

 

椿峰ニュータウンを所沢のモデル地域に 

所沢を日本のモデル地域に 

日本を世界のモデル地域に

 


6月17日のまち 第7回ポスト椿峰協定検討委員会

2018-06-27 23:25:44 | 椿峰協定

椿峰協定はあと6年後に失効になります。 その後をどうするのか、について勉強会や話し合いが開かれています。  このポスト椿峰協定検討委員会については こちら

 

平成29年度は

・街づくりアドバイザーによる講演  講師 小笠原邦夫氏(所沢市役所より派遣)  

   テーマ:➀街づくりのルールについて 

               ➁地区計画の策定事例 

               ➂まちづくりの推進事例

・まちづくりルールの事例研究 3グループ(建築協定・街づくり協定・都市計画)に分かれて調査

 

今年度は 街づくりの基本的方向の検討、アンケートの設計、広報チームの編成などが行われる予定となっています。

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妻が長く生きる可能性が高いので、家の資産的価値について女性は関心を持つべきではないでしょうか。

政治が大きく変化していけば、街並みを整えるとか、特別な土地の利用をするとかで 高齢者は移動を迫られることもあるかもしれませんし、強制収用といったこともどこかで起こるかもしれません。

現在、椿峰住民で椿峰協定から外れている方たちや、女性の方たちはポスト椿峰協定検討委員会の動向にご注目を。

聞いていなかった、あるいは知らないところで進行していたのはおかしい、といったことになりませんように。

ご参加を心よりお待ちしております

 

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1月13日のまち シンポジウム報告 その4

2018-01-26 13:40:35 | 椿峰協定

ニュータウン活性化の新しい担い手の方たち3人の報告がありました。



木村智子さんの報告から
・コミュニティガーデンでもコミュニティカフェでも話し合いができる関係作りが重要
・母体になる組織が全力で調整役を支えることが重要
  参考サイトとして 滝乃川学園ガーデンプロジェクトは こちら
           コミュニティカフェFUNは こちら 

菅沼朋香さんの報告から
高齢化率が高いと話題になった鳩山町の鳩山ニュータウンでは、コミュニティ・マルシェをオープンさせている。
このコミュニティ・マルシェのコーディネーターとしての活動を発表
鳩山ニュータウンのコミュニティマルシェについて菅沼さんの歌付きの動画は 


活動内容については こちら

山本誠さんの報告から
狭山市の団地「新狭山ハイツ」で活動中。新狭山ハイツについては こちら
団地生活デザインHPは こちら



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個性的でしっかりした若い担い手たちが日本のあちこちで出てきているのはほんとうに頼もしい限りです。
シニア世代は積極的に応援していかなければいけないと思います。

鳩山ニュータウンは、椿峰ニュータウンとデべロッパーが同じで開発が先行していたため、見習いたい面が多々あります。
鳩山町のHPからの動画が参考になりそうです。→ こちら



1月13日のまち シンポジウム報告 その3

2018-01-20 23:53:49 | 椿峰協定

服部岑生先生の講演から
まちづくりのいくつかの方法として
・住生活基本計画の方法 ・建て替えられない団地対策 
・戸建て団地の個性化対策 ・地元主体のまちづくりへ

住生活基本計画については 国交省HPから こちら
千葉県佐倉市の住生活基本計画については こちら

なお、所沢市の空き家については こちら
対策として
・適正な維持管理(把握システムの構築/マンション管理士派遣制度/防火防犯活動)
・リノベカスタム化賃貸住宅(入居者リノベ負担)
・DIY賃貸住宅

地元主体のまちづくりを考えるとき、椿峰ニュータウンの境界がはっきりしないのが問題であるとのご指摘をいただきました。
その対策として
・ニュータウンの入り口の演出をする
 例 シンボルツリーをつくる ゲートをつくる 銘板をつくる
・ベンチの数と種類を増やす
・アートコミュニティをつくる

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今回も椿峰ニュータウンの60代、70代の方たちが多数参加されていました。
現在、椿峰ニュータウンは山口地区と小手指地区に2分されていますが
椿峰ニュータウンが椿峰地区として独立し、その地区に一致した椿峰包括支援センターができるなら、住民が主体的に活動するモデル地区となることができそうです。

10年以上前から、他の地区の方たちとも話し合いをしてまいりましたが
多くの方たちが地区割りの見直しが大事だという意見をもっておられました。

地域活動の担い手を増やすには、地区割りの見直しがぜひとも必要だと思います






1月13日のまち シンポジウム報告 その2

2018-01-17 00:18:36 | 椿峰協定

昨年1月に行われたシンポジウム「椿峰ニュータウンの将来像を考えるvol.1」では現状分析が繰り広げられたため、どちらかというと悲観的なビジョンとなったので、今年はあえて楽観的なビジョンを示そうという趣旨でした。

   
   ひとりも脱落させず
   仲間を守り
   手持ちの有限の資源をできるだけ温存して
   次世代に手渡す



園田眞理子さん(明治大学教授)という方が最近書かれた言葉ということですが、ビジョンとして紹介されました。

なお、昨年のシンポジウムの様子が、youtubeでアップされております。

youtube  椿峰ニュータウン シンポジウム  で検索していただければ幸いです。


1月13日のまち シンポジウム報告 その1

2018-01-15 22:02:20 | 椿峰協定

シンポジウム「椿峰ニュータウンの将来像を考えるvol.2」のプログラムについては以下の通りでした。
1 開会
2 趣旨説明
3 第1部  専門家による討議
(1)基調講演 
「マンション建て替えや高齢化に対応したまちづくりの考え方と公共施設のあり方とは?」
    講演者 服部岑生 千葉大学名誉教授・NPO法人ちば地域再生リサーチ理事長


(2)討議
「椿峰ニュータウンはどんなまちをめざすか」

  回答用紙1 ライブアンケート記入・回収

4 第2部 ニュータウン活性化の新しい担い手像
(1)事例報告
「コミュニティガーデン運営について
   ~交流空間としてのコミュニティガーデンとコミュニティカフェ~」
    報告者 木村智子 コミュニティガーデンコーディネーター
(2)事例報告
「公共施設運営について」
    報告者 菅沼朋香 鳩山町コミュニティ・マルシェコーディネーター
(3)事例報告
「シェアハウス運営について
    ~団地の入り口戦略 おたがいさま里食堂とシェアハウス ~」
    報告者 山本誠 団地生活デザイン代表

   回答用紙2 質問票記入・回答

5 第3部 ディスカッション・質問への回答
    モデレーター 藤村龍至
    パネリスト  第1部講演者・第2部報告者
6 閉会
 
  回答用紙3 全体アンケート記入・回収