椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

6月21日のまち

2009-06-21 19:29:46 | 防災
☆管理人の感想・意見を含みます☆

きょうは、北自治会の防災委員会で東京都の立川防災館体験ツアーに
出かけてきました。

電車ではちょっと不便なところとのことで、自治会長さんの車に
3人同乗せていただき、あとSさんご家族、Tさんご家族の3台の車で
12人の団体となりました。

防災館はたいへん立派な建物でした。




ひょっとして震災の場合、避難先として機能するようになっているの
でしょうか。

大型スクリーンによるシアターや地震の震度7の地震の体験や応急救護、煙体験、消火訓練など盛りだくさんでした。

たいへん丁寧に説明をしていただき、万が一の災害のときには役に立ちそうです。

あちこちに映像が映し出され、ゲーム機もたくさん配備されています。





この体験では、カードが発行されて評価がされることになっていました。
自治会長さんの車に同乗した私たちのグループは煙体験で腰をかがめるのが
うまくいかず、評価Dとなってしまいました。

こういった防災館はあちこちにあるようです。
ちょっと立派過ぎるのが気になるところです。

防災組織を立ち上げたのですが、防災用備品が予算の関係で
先になるのだとか。

立派なシアターで見た映画は高齢者の避難を一緒にできて
「めでたしめでたし」なのですが、つきそっても避難できない人たちが
急速に増えている現実があります。
 また、私たちが評価Dとなったように地域で防災を担う人たちが
高齢化していることに防災計画が対応していないのではないかという
危惧があります。

ほとんど歩けない人たちを避難先まで運ぶ手段がありません。
担架があっても持てないと思います。

建物よりも防災が多くの若い人たちの職場として人件費にあてられ、
危険に従事する人たちには手厚い手当てとなるようにしてほしいと
感じました。

埼玉から東京都にはいるととたんにいろいろな公共の建物が立派に見える
のはひがみでしょうか。

ハコモノ行政ではなく、福祉や教育で東京はお手本になってほしいと思います。


椿峰を高齢化社会のモデル地区に 
  所沢を日本のモデル地区に
  日本を世界のモデル地区に



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