椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

ある物置の物語

2022-02-16 14:00:00 | リサイクル

2つある物置のうち1つを処分することになりました。

中に入っているものの大半を借りているお宅のカースペースに運びました。

よい運動にもなりました。

イナバ物置です。まだしっかりしていますが、解体して廃棄するしかない

と思っていたら、建築工事を依頼しているクラフトマンスタジオで

使ってくださるとのこと。

4人がかりで積み込み、我が家担当の女性の方が軽トラを運転して

運んでくださいました。大きな道をゆっくり走るそうです。

大工さんは、積み込みのロープの扱いも得意なんですね。

入っていたものに、中の仕切りに使っていたリンゴ箱がありました。

主人が独身時代からあったもののようです。

段ボール箱のない時代にはリンゴ箱が再利用されていたんですよね。

何かの材料や燃料にも使えた重宝なもの、ということでしょうか。

布を掛けたり紙を貼ったりして、本箱や机代わりにしたということも

聞きます。

製材所の片隅で、端材を使ってリンゴ箱を作っていた人たちがいました。手際よく、たくさんの箱を作っていたような。勤務時間外だったのか、それとも製材の仕事が途切れたときだったのか、「ほまちっこ」という個人の臨時収入として考えられていた?

子どもの私は製材所のあちこちで働く姿を観察していて、今になって思い出して咀嚼している牛のような・・・・

 

こちらは、物置にあった、戦中戦後を暮らした主人が残した道具や釘・ねじです。道具や釘に不自由する時代があったのだ、と教えられる思いがします。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。