8月12日、国連開発計画は、「カンボジアの将来の経済開発における人的資源の意味」と題する報告書をセミナーで発表しました。カンボジアでは、大学出身よりも、実際的な技術的ノウハウを身に付けた熟練労働力が重要であると指摘されています。
カンボジアは若年層人口が多く、15歳から30歳の人口が全体の33%を占め、毎年30万人の若者が労働市場に参入してきます。この若者たちの雇用を確保するためには、適切な人的資源開発が不可欠であるとしています。具体的には、大学のカリキュラムが産業界のニーズに合っていない、人的資源開発と経済発展に必要な人材の間にミスマッチがある等の指摘が多く出されたとのことです。例えば、大学では48%のコースが経営や管理についてのコースであるのに対し、産業界から要望の強いエンジニアリングや農業関係は各4%に過ぎないとの報告もありました。
報告書では、今後は、短期、中期、長期それぞれの開発戦略に適合した人的資源開発を包括的な形で実施していく必要があるとアドバイスしています。
国連開発計画「カンボジアの将来の経済開発における人的資源の意味」(英文です)
http://www.un.org.kh/undp/pressroom/skilled-workforce-key-to-cambodia-s-sustained-and-resilient-growth?app_id=13
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カンボジアは若年層人口が多く、15歳から30歳の人口が全体の33%を占め、毎年30万人の若者が労働市場に参入してきます。この若者たちの雇用を確保するためには、適切な人的資源開発が不可欠であるとしています。具体的には、大学のカリキュラムが産業界のニーズに合っていない、人的資源開発と経済発展に必要な人材の間にミスマッチがある等の指摘が多く出されたとのことです。例えば、大学では48%のコースが経営や管理についてのコースであるのに対し、産業界から要望の強いエンジニアリングや農業関係は各4%に過ぎないとの報告もありました。
報告書では、今後は、短期、中期、長期それぞれの開発戦略に適合した人的資源開発を包括的な形で実施していく必要があるとアドバイスしています。
国連開発計画「カンボジアの将来の経済開発における人的資源の意味」(英文です)
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