カンボジアにトイレ寄贈

　豊橋ライオンズクラブは、カンボジアのプノンペン市内の中学校など８校へトイレを寄贈し、引き渡し式などを行いました。
　同クラブは、３年にわたりカンボジア視察を行い、プノンペン市内の生徒の急増で、衛生施設（トイレ）が不足し、思春期を迎えた生徒や女性教師にとって満足に使用ができていない状況を目の当たりにしました。限られた援助金を有効に使い、多くの人たちに喜んでもらえればと、初めての海外支援として昨年、同市内の３校にトイレを設置しました。今回は、プノンペン市教育局、現地のオーバイコンライオンズクラブなどの協力で、生徒の数が多く、トイレの少ない学校で、管理がよくできている小学校、中学校、高校８校にトイレ60室、便器95基を寄贈しました。
　カンボジアへの支援については、カンボジアの現在の状況を知らないままに、いまだに日本のコメをカンボジアに寄贈する有難迷惑のケースもあります。トイレの寄贈の様にカンボジア側の状況を十分に把握し、カンボジア側に本当に感謝される支援は、高い評価を与えられるものです。


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