カンボジア経済

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クメール正月2013

2013年04月14日 | 社会・風土
 カンボジアではお正月が3回あります。1月1日の「インターナショナルニューイヤー」、2月の「中国正月」(旧正月)、そして、4月のクメール正月です。クメール正月が一番大きなイベントです。今年は、4月15日から17日が3連休ですが、お役所や工場では前後あわせて実質2週間は開店休業となるところも多いようです。地方出身者は田舎に帰る人が多いので、例年、クメール正月の間は、プノンペンも大変静かになります。
 日本のお正月ですと、午前0時を越えると新年を迎えますが、カンボジアでは、女神様が天から降りてくる時間がその時とされていて毎年時間が変わります。今年は4月14日午前2時12分に新年となりました。7人姉妹の女神の長女、トンサテヴィーが、赤い衣装を身にまとい、右手に金物の輪、左手にほら貝を持って、ガルーダに乗って降りてくるとされています。
 お正月を間近に控えた時期には、近所で仏教の行事も盛んに行われます。たくさんのお坊さんを呼んでお経を唱えていただき、その後、お坊さんたちにご飯やお金やお土産をお渡しするものです。
 クメール語での「あけましておめでとう」は「スオスダイ、チュナムタマイ」です(これはカタカナ読みでも結構通じます。お試しください)。


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