1月11日、クボタ建設は、カンボジア王国から同国南部スバイリエン州の州都スバイリエン市の上水道拡張工事を受注したと発表しました。この案件は2022年3月に日本政府とカンボジア政府が調印した無償資金協力(供与限度額27.86億円)により実施されています。
カンボジア政府は2025年までに都市部の全人口に対して安全な水へのアクセスを確保する目標を掲げて地方都市の上水道施設整備を進めており、日本政府は2007年から技術協力を含めた地方主要都市への上水道整備の強化支援を進めてきました。スバイリエン市では人口に対して給水能力が不足しており、都市部の水道普及率は48.9%(2019年時点)に留まっています。上水道にアクセスできない住民は自家用井戸や雨水から水を得ており、水質など公衆衛生環境の改善や利便性の向上のために上水道施設の拡張が喫緊の課題となっています。
この事業では、スバイリエン市に取水施設、導水管、浄水場(処理能力:6800立方メートル/日)、送配水管網を建設する予定です。完成後は、スバイリエン市都市部の水道普及率が86.7%まで向上することが期待されています。なお、契約金額は、約28.8億円です。
クボタ建設では、「長年培ってきた同国における上水道施設建設の技術やノウハウを最大限活用して本工事に取り組み、スバイリエン市民への安全な水の安定供給と、住民の生活環境改善に貢献してまいります。」としています。
(写真は、既存の浄水場。JICAのサイトより)
クボタ建設の発表
https://www.kubota.co.jp/news/2024/management-20240111.html
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カンボジア政府は2025年までに都市部の全人口に対して安全な水へのアクセスを確保する目標を掲げて地方都市の上水道施設整備を進めており、日本政府は2007年から技術協力を含めた地方主要都市への上水道整備の強化支援を進めてきました。スバイリエン市では人口に対して給水能力が不足しており、都市部の水道普及率は48.9%(2019年時点)に留まっています。上水道にアクセスできない住民は自家用井戸や雨水から水を得ており、水質など公衆衛生環境の改善や利便性の向上のために上水道施設の拡張が喫緊の課題となっています。
この事業では、スバイリエン市に取水施設、導水管、浄水場(処理能力:6800立方メートル/日)、送配水管網を建設する予定です。完成後は、スバイリエン市都市部の水道普及率が86.7%まで向上することが期待されています。なお、契約金額は、約28.8億円です。
クボタ建設では、「長年培ってきた同国における上水道施設建設の技術やノウハウを最大限活用して本工事に取り組み、スバイリエン市民への安全な水の安定供給と、住民の生活環境改善に貢献してまいります。」としています。
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