8月3日、カンボジア証券取引所(CSX)は、中小企業向け市場の「成長市場(Growth Board)」に2社目の上場となるJSランド社(JS Land Plc.)の上場審査について7月22日付で基本認可を与えたと発表しました。「成長市場」は、中小企業振興のために、カンボジア証券取引場が開設した市場で、メイン市場よりも緩和された条件で上場することが可能です。今後、上場に向けて、カンボジア証券取引委員会での新規株式公開に関する認可を得る手続きとカンボジア証券取引所での上場に関する最終認可手続きが必要となります。主幹事は、マレーシア系のRHB証券となります。2021年中の上場が期待されます。
JSランド社は、2014年にプノンペンで設立された、コンドミニアム等の不動産開発企業です。中所得者向け住宅のパイオニアでもあるとのことです。現在は、プノンペンのセンソック区で、ガーデンレジデンシィ第2期工事を実施中としています。今回のIPOで、380万ドル(約4億1000万円)を調達する計画です。
カンボジア証券市場は、2020年以降は新型コロナの影響もあって、沈滞した状況が続いています。市場参加者は、昨年のACLEDA銀行の上場もあって増加していますが、ACLEDA銀行株の取引が全体の80%程度を占めており偏った構造となっています。新規上場により、上場企業数が増加していくことは、投資先の多様化や市場の活性化にも効果があるものと期待されます。
(写真は、カンボジア証券取引所)
カンボジア証券取引所の発表(英文です)
http://www.csx.com.kh/news/notice/viewPost.do?MNCD=8020&postId=510#.YQzbxT9xc2w
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JSランド社は、2014年にプノンペンで設立された、コンドミニアム等の不動産開発企業です。中所得者向け住宅のパイオニアでもあるとのことです。現在は、プノンペンのセンソック区で、ガーデンレジデンシィ第2期工事を実施中としています。今回のIPOで、380万ドル(約4億1000万円)を調達する計画です。
カンボジア証券市場は、2020年以降は新型コロナの影響もあって、沈滞した状況が続いています。市場参加者は、昨年のACLEDA銀行の上場もあって増加していますが、ACLEDA銀行株の取引が全体の80%程度を占めており偏った構造となっています。新規上場により、上場企業数が増加していくことは、投資先の多様化や市場の活性化にも効果があるものと期待されます。
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