11月14日、自動車部品製造の大手企業デンソーはプノンペン経済特区で、既存工場の隣に新工場を建設するとして起工式を開催しました。自動車・二輪車用部品を製造している既存工場と合わせて、カンボジアでの生産体制を強化するとしています。
デンソーは、2013年にプノンペン経済特区のレンタル工場で、二輪車用発電機のセンサー部品(マグネトー)の製造を開始しました。2015年には、10万平方メートルの敷地に、マグネトー、オイルクーラーなどを生産する自社工場を建設する計画を発表し、2016年から稼働しています。この時の投資額は約1900万ドル (約22億円)で、従業員数は約380人でした。
今回の新工場は、既存の工場の隣の敷地に総工費2145万ドルで新工場を建設するもので、約400人の新規雇用を創出するとしています。
相対的に低い労賃と、タイ・ベトナムに挟まれた好立地を売り物にするカンボジアは、この種の労働集約型部品産業の進出に最も適した候補地となっています。これまで縫製等の軽工業に偏っていた経済構造が、日系の部品製造企業の投資によって、多様化していくことは、カンボジア経済全体にとっても大変望ましいものです。
(写真は、プノンペン経済特区社の発表より)
プノンペン経済特区社のサイト
https://ppsez.com/jp/news/ground-breaking-ceremony-of-denso-for-another-building
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デンソーは、2013年にプノンペン経済特区のレンタル工場で、二輪車用発電機のセンサー部品(マグネトー)の製造を開始しました。2015年には、10万平方メートルの敷地に、マグネトー、オイルクーラーなどを生産する自社工場を建設する計画を発表し、2016年から稼働しています。この時の投資額は約1900万ドル (約22億円)で、従業員数は約380人でした。
今回の新工場は、既存の工場の隣の敷地に総工費2145万ドルで新工場を建設するもので、約400人の新規雇用を創出するとしています。
相対的に低い労賃と、タイ・ベトナムに挟まれた好立地を売り物にするカンボジアは、この種の労働集約型部品産業の進出に最も適した候補地となっています。これまで縫製等の軽工業に偏っていた経済構造が、日系の部品製造企業の投資によって、多様化していくことは、カンボジア経済全体にとっても大変望ましいものです。
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