カンボジアの建設業大手Overseas Cambodia Investment Corp (OCIC)は、現在建設中のプノンペン新空港とプノンペン市街を結ぶ高速道路の建設構想をConstruction and Property紙のインタビューで発表しました。合計21キロメートルの高速道路は、2つのフェーズで建設される計画で、第1フェーズは、フン・セン大通りと271通りとの交差点付近からフン・セン大通り上に高架道路約10キロメートルを建設します。第2フェーズでは、経路は不明確ですが、国道2号線と新空港を結ぶ約11キロメートルとなるとしています。総工費は約4億ドル(約412億円)の見込みです。第1フェーズは、今年中にも着工し、新空港の開港直後の2023年には完成させたいとしています。
OCICは、カンボジア民間航空局(SSCA)との共同出資会社を設立し、プノンペン新空港の建設を進めています。空港建設工事は、3期に分けて進められています。第1期は2023年までに供用を開始したいとしており、現在進捗率約30%とのことです。
プノンペン新空港は、プノンペン中心部からの交通アクセスの整備が課題と見られていましたが、大胆な構想が発表されました。資金手当てやコスト回収(高速道路料金等)が発表されていないため、詳細は不明ですが、民間企業だけで対応するのはかなりの困難を伴うものと見られます。今後の展開が注目されます。
(写真は、Construction and Property紙より)
Construction and Property紙の記事(英文です)
https://construction-property.com/ocic-unveils-details-of-expressway-project-from-city-centre-to-new-airport-in-kandal/
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OCICは、カンボジア民間航空局(SSCA)との共同出資会社を設立し、プノンペン新空港の建設を進めています。空港建設工事は、3期に分けて進められています。第1期は2023年までに供用を開始したいとしており、現在進捗率約30%とのことです。
プノンペン新空港は、プノンペン中心部からの交通アクセスの整備が課題と見られていましたが、大胆な構想が発表されました。資金手当てやコスト回収(高速道路料金等)が発表されていないため、詳細は不明ですが、民間企業だけで対応するのはかなりの困難を伴うものと見られます。今後の展開が注目されます。
(写真は、Construction and Property紙より)
Construction and Property紙の記事(英文です)
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