カンボジアも原子力発電を検討

　日本経済新聞の報道によると、カンボジアも原子力発電の検討を開始した模様です。カンボジアの電力需要は毎年16%程度の大きな伸びが予想される一方で、電源計画は小規模の発電所の積み重ねのため、電力料金が周辺国の2倍程度に高止まりしています。これを解消するには大型の発電所を整備する必要があり、そのために原子力発電の検討を工鉱業エネルギー省が開始しました。資金や安全面、人材育成といった課題もあるため、2020年以降の整備を検討しています。
　

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JICAのBOPビジネス促進

　日本の国際協力機構JICAでは、民間との連携を図ってきていましたが、BOP（Base of Pyramid）ビジネスを促進するための「協力準備調査（BOPビジネス連携促進）」を始めています。現在、対象案件を募集するための公示を行っています。関心表明の締切は8月31日です。JICAも日本のお役所ですので、この募集に合格するには、さまざまな提出書類が必要ですし、調査中も大変な手続きがありますが、それなりの金額を出していただけますので、ご興味と熱意のある方はぜひ挑戦されてみてください。
　なお、日本政府全体としてもBOPビジネスを応援しています。経済産業省のサイトも御覧ください。

JICAのサイト
http://www.jica.go.jp/announce/research_bop/koji2010.html

経済産業省のサイト
http://www.meti.go.jp/policy/external_economy/cooperation/bop/index.html


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縫製業の競争力セミナー

　8月5日に、プノンペン・カンボジアーナホテルで、アジア経済研究所主催のセミナー「カンボジア縫製業の競争力：バングラデシュ、ケニアとの比較」が開催されました。
　このセミナーでは、アジア経済研究所が実施したカンボジア、バングラデシュ、ケニアの縫製業の調査結果が発表の中心となりました。注目すべきは、この3カ国の中で、カンボジアの労働生産性の上昇が大きく、3カ国の中では高い労賃という環境下でも輸出を伸ばしているという事実でした。カンボジアの生産性は、中国、ベトナムと比べて低いというのが一般に言われる中で、労働生産性が大きく上昇しているという調査結果には大変励まされるものがあります。

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髪を切りました ラッキーサロン

　海外に出ると、どこの床屋さんに行くかは結構悩みます。若くて髪がたくさんある方は良いのですが、ちょっと心配なおじさんになると、髪は二度と得られない貴重な財産ですので。
　私がときどき出掛けるのは、ラッキースーパー（シアヌーク通り）2階にある「ラッキーサロン」です。プノンペンとしては上級な美容室ですが、男性も結構来ています。シャンプーカットで8ドルと値段も手ごろです。お好みで、マニキュア、ペディキュアもしてもらえます（9ドル）。

#160, Sihanouk (St. 274)
023 220 366


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真夏のラーメン タヤマ学校

プノンペン中心部で日本語等を教えていらっしゃるビジネススクール「タヤマ学校」の食堂で、学生の研修も兼ねていろいろな日本風ラーメンを提供しています。前々から話題だったのですが、ようやく食べに行く機会がありました。ラーメンは、ゴールド(写真)、ブラック、醤油等いろいろ種類があります。お値段は1.5ドル～2ドルと格安です。チャーシューやネギのトッピングや、その日のスペシャルラーメン（この日は坦々麺）もあります。学生さんたちが日本語で応対してくれるのも好感が持てます。冷房のないお店ですが、暑い中、フーフー言いながらラーメンを食べるのも、若いころを思い出して良いものですね。

住所　corner St. 242 & St. 55

タヤマ学校
http://www.tayama.co.jp/05/05a.htm

食堂はらーめんののぼりが目印です。



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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

　ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えいしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行いたします。「無料」です。毎週金曜日に発行の予定です。
お手数ですが、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページでメールアドレスのご登録をお願いします。

　メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html

最低賃金の引き上げ

　労働職業訓練省の発表によりますと、7月8日に開催された労働顧問委員会（政府、使用者、組合の代表により構成）において、最低賃金（繊維、縫製、製靴業の労働者）を61ドル／月とすることが決定されました。この最低賃金は、2010年10月1日から2014年まで有効となります。これまでの最低賃金が、2008年に導入された生活コスト手当6ドルを含めて56ドルでしたので、5ドル（8.9%）の上昇となります。
（写真は朝6時ころ、プノンペン郊外の縫製工場に出勤する女工さんたちです）



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カンボジアの携帯電話は730万台

　カンボジアの携帯電話数（正確にはSIMカードの数）は、今年6月末現在で730万台とのことです。人口は1340万人ですので半数以上になりますが、多くの人が携帯を複数持っている状況に加え、競争が激しいため複数社のSIMカードを保有して有利に使っているユーザーも多いようですので、簡単な比較はできません。
なお、各社のSIMカードユーザー数は大きく変動しています。今年3月末と6月末を比べると、最近参入したHello社とBeeline社、qb社が大きく減少しています。

Mobitel 280万台（4%増）
Metfone　200万台（18%増）
Mfone 70万台
Hello　　 491,146台（46%減）
Star-Cell　486,749台（39%増）
Smart Mobile　367,693台（22%増）
Beeline　 256,542台（24%減）
qb　 87,958台（7%減）


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為替市場への介入続く

　カンボジアの中央銀行NBCは、4月から現地通貨リエルの対ドルレート低下を防ぐために、小口ながら断続的に為替市場に介入（リエル買いドル売り）を続けています。これまでに3000万ドル（約26億円）を投入しましたが、NBCによれば、8月は1300万ドル規模（約11億円）の介入を行う予定とのことです。昨年の介入規模は総額5400万ドルでしたので、まだそのレベルまでは行っていません。カンボジアの外貨準備は6月末で29億ドル（約2500億円）に達した模様ですので、この程度の介入でしたら、当面問題はないものとみられています。

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新車輸入が急増

　今年上半期の新車の輸入台数は前年同期比で35%と急伸しました。昨年上半期の15万4893台（7887万ドル）から、今年は20万8611台（1億1437万ドル）に増加しました（商業省発表）。シボレーは販売台数が50%増、日産も好調のようです。写真はプノンペン中心部、ノロドム通り沿いにある自動車ディーラーです。

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証券会社ライセンス間もなく承認か

　カンボジア証券取引委員会では、証券会社ライセンス承認に向けて22社から提出された書類をチェック中です。7月中に結果は発表される見込みでしたが、若干遅れているようです。新聞報道によりますと、証券取引委員会から合格した会社には何らかの連絡がとられている模様で、以下の4社は「in-principle approval」を受領したと述べているとのことです。合格した模様なのは、①ACLEDA銀行、②カナディア銀行（写真）、③OSKインドチャイナ銀行（マレーシア）、④トンヤン証券（韓国）です。なお、全体で何社が合格したのかはまだ不明とのことです。また、ANZロイヤル、Hwang-DBSは落選した模様です。
　証券会社ライセンスが発行されれば、証券会社がさまざまな営業を始めますので、証券市場設立に向けての動きがさらに活発化するものと思われます。

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JETROの新事務所

3月に仮事務所でスタートしたJETROプノンペン事務所のオフィスが新しくなりました。市内から空港に行く途中のアトウッドビジネスセンターの2階です。ロシアンブールバードに面しており、白を基調にしたさわやかなインテリアで、明るい雰囲気です。20名ほど収容可能な大会議室もあります。今後、図書、資料等も整備されていく予定とのことでした。

Attwood Business Center, Unit # 17-21 E2, Russian Blvd.
Tel 023 866 253

さわやかな内装です。



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オイスターバー SONOMA

　オールドマーケット（プサー・チャ）近くにできたオイスターバーです。生ガキが食べられます。カキは2種類で、ロックオイスターとパシフィックオイスターです。ともにベトナムで養殖したもので、ベトナム・ホーチミンから陸送しています。小ロットで輸入しているようで、種類によっては「今、バスターミナルに受け取りに行ってます」ということもあります。生ガキは、お皿の真ん中にペッパー（クラタペッパーです）の大盛が乗っているのが面白く、レモン＋ペッパー味もなかなかいけます。アメリカンソースも付いてきますが、私はレモン派です。
　ほかにもホタテ貝やお肉の料理もあります。生ガキは6個で8ドルほどです。生ガキは好き嫌いがあるかと思いますが、お好きな方は一度お試しください。

　SONOMA
　#32, St. 118 (オールドマーケット西側)
　Tel 077 723 911
　
生ガキ「Pacific」。お皿の真ん中にクラタペッパーの大盛があります。ペッパーをつけるのも、初体験でしたが、いけます！


ちょっと変わり種。スモークサーモンとサワークリームを乗せた生ガキ「SONOMA」


こちらはホタテ貝「Scallops Provincial」



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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

　ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えいしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行いたします。「無料」です。毎週金曜日に発行の予定です。
お手数ですが、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページでメールアドレスのご登録をお願いします。

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http://archive.mag2.com/0001154670/index.html

現代自動車の工場完成間近

　新聞報道によりますと、カンボジア南西部コッコン州（タイとの国境近く）の経済特区（写真。工場建設前）に建設中の韓国・現代自動車の工場が来月には完成し、バン等の組み立てを開始し、カンボジア国内向けにも販売する模様です。工場の総工費は6200万ドル（約53億円）で、当面部品は全部周辺国から輸入して工場では組み立てのみ行うとのことです。年間生産台数目標は当初1000台としており、数年で3000台にしたいとしています。カンボジアで初の自動車組み立て工場となります。

このブログの2008年6月6日版
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/ed4f84172fba83c676988c9b360b50d9



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