英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相棒 season18 第1話「アレスの進撃」

2019-10-10 17:58:44 | ドラマ・映画
初回は“馴染みの顔”(レギュラー陣)の顔見せも一つの楽しみだが、その中に、月本幸子(鈴木杏樹)と大木刑事(志水正義)がいないのが淋しい…

 番組サイトのストーリー紹介で、木村佳乃さんがゲスト扱いとなっていたので、単なる顔見せではなく、武器(兵器)取引云々が今回の連続殺人と関わりがあるのだろう。
 第1被害者の甘村井(団時朗)が主催する財団・“信頼と友好の館”は、日本とロシアの交流を目的らしいが、施設の割には若者が数名いるだけで、事務や調理師など職員が見当たらない。活動しているのか怪しく、岩田(船越英一郎)が疑うのも無理もない。
 若者たちの素性も思想も明かされず、アザラシの惨殺とどういう関連があるのかも不明(兵器開発と関係がある?)。

 で、消息を絶った右京のスマートフォンが秋田に流れついたことから、潮流を計算し、北海道付近に浮かぶ“天礼島”に出向いた冠城(反町隆史)と財団のメンバーのミナ(北香那)の父・岩田(船越英一郎)が財団に接触したことで、事態が動き始め、連続殺人が発生した。
 当の右京は“ロシアンルーレット”なる違法ドラックモドキを盛られ、ラリッて一週間の竜宮城体験をするという“体たらく”(笑)
 おかげで、右京が正気に返るまで、訳の分からない状態がずっと続き、最近の『相棒』に漂う“じれったさ”が充満してしまった


 『相棒』における前後編モノはじれったさが強く、2回に亘ってじれったさを我慢させられた割にはその真相も大したことがなく不満が大きい(この傾向は『相棒』に限らない)。
 そう言えば、昨年の初回も前編後編モノで、上記のような不満が多かった。
 今回は、連続殺人発生と事態が動いたので昨年よりマシだが、脚本が輿水泰弘氏なので不安である(昨年の初回SPも輿水氏)



【細かな感想】
・スマートフォンの漂着位置と海流から“天礼島”に当たりを付けるのは都合良過ぎ
・殺害の手口が素手で一撃(羽交い絞めで首の骨を折る)ということから、犯人は岩田しかいないようだが、“相棒的”にはそうではないはず。
 となると、連続殺人犯の正体や犯行手口が気になる


【ストーリー】番組サイトより
行方不明の右京 手掛かりは北海道の離島に!?
元レンジャーの怒りが恐るべき連続殺人の幕開けを告げる!


 右京(水谷豊)が突然、消息を絶って1週間。亘(反町隆史)は、何者かによって海に流された右京のスマートフォンが秋田に流れついたことから、潮流を計算し、北海道付近に浮かぶ“天礼島”にあたりをつける。
 すると亘は、島に渡って早々、男が若い女性を連れ去ろうとしている現場に遭遇。何とか拉致を防ぐが、男は姿を消してしまう。聞くと、事なきを得た女性・ミナ(北香那)は“信頼と友好の館”という日本とロシアの交流を目的とした財団のメンバーで、男は岩田(船越英一郎)というミナの父親。自衛隊の元レンジャーである岩田は、甘村井(団時朗)という男が主催するその財団を怪しみ、ミナを連れ戻しに来たのだという。
 思わぬ騒動に巻き込まれた亘は、岩田の存在を気に掛けながらも、右京の捜索を続行。島の海岸にアザラシの死骸が頻繁に流れ着いている事案を耳にし、右京もその不可解な一件を調べに来ていたことが分かる。そんな中、館である遺体が発見され、それをきっかけに思いも寄らない連続殺人が幕を開ける。

行方不明になった右京に命の危機が迫る!
そして、父娘の衝突が惨劇の呼び水に!?

最果ての島を舞台に、それぞれの思惑が交錯する!!


ゲスト:船越英一郎 木村佳乃 北香那 団時朗

脚本:輿水泰弘
監督:橋本一
コメント (2)
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