英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

東京マラソン雑感

2022-03-08 16:53:55 | スポーツ
新型コロナウイルス その135「東京マラソン開催について」について、せろりさんから情報をいただいたので、それに関連して、思いつくまま書きます。

 2か月ほど前から「マラソン開催による交通規制」が告知されていたようだ。コース付近の道路や、首都高速も一部、閉鎖されたようだ。
 まあ、そうしないと、当日大混乱、大渋滞が発生してしまう。
 道路規制により、列車利用率が高くなるので、鉄道関連の対応も大変だったかもしれない。宅配会社も大変だったかも。

 そういう告知以外……先の記事で書いたように、世間への開催告知はトーンが低かったように思う(私だけの印象かもしれない)
 まん延防止法の継続とマラソン開催の整合性など問題にされそうだし(詳しくは先の記事で)

 せろりさんからは、「歩道橋には、自転車やベビーカーに対応する係員が待機してました。自転車を降りて歩く、自転車を抱えて運んでくれる」という情報もいただいた。
 なるほど、細やかな配慮だ。

今回は、まず、マラソン大会開催の思い出話を
①私自身も数度、市民マラソンに参加したことがある。5㎞に参加で、タイム19分ぐらいだったと思う。中学時代は陸上部だったので、18分ぐらいを目指し、多少練習したが、全然ダメだった。
 最近の女子マラソンは、レース終盤にヘロヘロになるシーンは少なくなったが、20年くらい前だと、35㎞過ぎて足取りが重くなり、ガクンとペースが落ちるランナーをよく見かけた。それでも、5㎞18分ペース。凄いなあと思った。

②市民マラソンコース内に配達することがあった。係員(補助員)がいて、「ここは通れないから、向こうにまわってくれ」と言われ、そこへ行くと「ここは通れません。どこそこへ…」というパターンで、4回目にキレて、「もう4回目だ。いい加減に横切らせてくれ」と。
 すでに、ランナーもまばらだったので、横切らせてもらっ

③スポーツ少年団、防犯隊など各種団体に主催者(市役所)から動員要請があり、下っ端の私に声が掛かることがあった。
 指示された地点に行き、簡単な注意書きや地図を渡され待機。役目はコースを車が横切らないのを防ぐこと。つまり、②で私に対応した人の役目。
 ドライバーの目的地を聞いて、「ランナーが頻繁なら待ってもらう」「迂回コースを示す」など、各自で判断しなければならないようだ。でも、機械的に地点を割り当てられるので、目標物などの詳しい地図が欲しかったなあ。

今回の東京マラソンのコース間違いについて
 コースを間違えることはたまにある。道幅が狭かったり、折り返しを回避するために中継車がコース外に退避するのだが、その中継車につられて間違えてしまうケースが多い。
 折り返し地点手前の中央分離帯が切れる地点を回ってしまうこともある。
 しかし、今回は先導する白バイ隊員が中継車につられて間違ってしまい、ランナーがそれに追従してしまったようだ
 先導白バイが間違ってはダメだが、白バイ隊員の立場や精神状態が心配だ。

 少し弁明させてもらうと、このコース、曲がり角や折り返しが非常に多い
 折り返しは足への負担が大きく、記録を狙うのなら、少ない方が良い。
 長い直線は精神的につらいので、適度に曲がるコースは良いのかもしれないが。
 コースが複雑で、中継車がコース外に退避する場合は、コース間違いが起こりやすいので、注意が必要だ。
 該当地点のポイントはのコース誘導員は、ぼ~と立っているだけでなく、手を広げるなどはっきり指示する必要があった。

 駅伝やマラソンで立っているだけのコース員が多すぎると感じることも多い。ウインドブレーカーやコートなどの無駄遣いである。

 これ、記録に懸賞が掛かっていたらどうなるのだろうか?
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鎌倉殿の13人 第9話「決戦前夜」

2022-03-08 12:43:57 | ドラマ・映画
普段、怒らない人が起こると恐い
普段、ふわふわしている人が真面目なことを言うと、説得力がある

   ……今話の主役は北条時政(坂東彌十郎)

「坂東武者にとって何より大事なのは、所領と一族。それを守るためなら死に物狂いで戦う。
 清盛が憎いからじゃねえ。おのが所領が懸かっているから戦うまで。
 その辺のところを考えてやって下せえ
 ……戦で命を張るのは、儂らなんだっ!

敗走する追討軍を追撃したい頼朝だが、兵糧不足や領地の危機から所領に引き返す板東武者達
《追討軍を追い払っただけで十分、一旦戻って立て直しましょう》と義時は進言するが
「この好機を逃さず、一気に京に上り、清盛を討つのじゃぁ!」(←意訳)といきり立って命じる頼朝に対する時政の言だ

 ちゃらんぽらんでいい加減、自分の令に「ははぁ~」と従っていた義政が、頑として訴える……さすがの頼朝も引いた。

 そんな訳で、今話は時政のポンコツぶりが際立っていた……
★今週の 体たらくな北条時政
気が回らず役立たず状態を、頼朝に
「儂の舅でなければなあ、時政、お前なんざ、とっくに放り出しておるわっ。政子を有難いと思え」
と怒鳴られる

(頼朝もきつく言い過ぎたと反省。時政にしっかりしてくれなければ困る。自分と坂東武者の鎹(かすがい)になれるのは、時政しかいないという気持ち)
“ちゃらんぽらんさ”を三浦義澄 (佐藤B作)に
「頼むから、もう少しちゃんとしてくれ」
言われるが、受け流しへらへらする態度に、業を煮やした義澄に
「儂らの肩には、大勢の坂東武者の命が懸かっておる、己が何をすべきか考えろ。しっかりしてくれ」
と叱られてしまう

 しょげる時政に、
「この世で一番みすぼらしいのは、しょげている爺だ」と励ます三浦に
「俺の頬っぺたを思いきりつねってくれと」頼む時政の頼みを受け入れ、三浦がつねったが、
痛さに、怒って思わず大声と大きな音を立ててしまう……
  …………しかし、これが幸いし、物音に驚いた水鳥が一斉に羽ばたき、その羽音を敵襲と勘違いした追討軍が慌て逃げ出してしまった……


富士川の戦いの有名な逸話だが、三谷氏は、頼朝軍の夜襲に水鳥が驚いたとせずに、義政のちゃらんぽらんさから発生したとした

思惑が外れた武田信義(八嶋智人)
 頼朝を出し抜いて夜討ちを掛けようとしていた武田信義(八嶋智人)思惑も崩れてしまった
 追撃はしたと思われるが、奇襲のタイミングがズレてしまったのと、頼朝軍が共闘しなかったので、軍勢不足で深追いはしなかったのだろう
 実際に追討軍を驚かせた直接の因は義政なので、信義も自分の功績とは誇れなくなってしまった

☆八重(新垣結衣)と伊東祐親(浅野和之)の危機
 和田義盛(横田栄司)と畠山重忠(中川大志)が頼朝の命を受け、祐親を捕えようと向かう(“手向かうなら斬り捨てても構わぬ”という指示)
 《頼朝に八重は渡さぬ》と祐親は考える……
 …………ふたりを救おうと、義時(小栗旬)と三浦義村(山本耕史)は伊東へ急行

 いざとなったら八重を殺せという命を受けていた江間次郎(芹澤興人)だが、手に掛けることはできない。
 「逃げろ」という次郎の手を握り「一緒に逃げよう」という八重。そこへ善児(梶原善)が現れる。
 八重を逃がそうとした次郎を躊躇わず殺害、八重ピンチ!
 そこへ救世主……義時ではなく喜村……

 最後まで抵抗しようとする祐親を説得する義時と喜村
 祐親を捕えよう(討とう)とする義盛と重忠の前に立ちはだかったのは……義時ではなく喜村。格好いいのは喜村……

それにしても、上記の〈兵の撤収〉や〈祐親の説得〉をはじめ、説得シーンが多かったなあ
頼朝に対して、祐親の助命←義時、政子
「良き孫たちに恵まれましたなあ」(頼朝)

政子にたいして、八重を侍女にすること←義時 &実依(宮澤エマ)
「私、深さを見せつけたいほどの懐、持ってませんから」と言いつつ、厨の仕事を命じて侍女を認める政子(確かに、懐は深くない・笑)
さらに、
「八重さん、お気持ちを察し致します。これよりは共に、佑殿を支えて参りましょう。それぞれの立場で
  「立場」という言葉を添え、念を押す政子


「(頼朝より)何より大事なのは、所領と一族」と坂東武者を代表して、義政に言われ、孤独感を味わう頼朝だったが、
義経(菅田将暉)と対面する
「よおぉ来てくれたあ」と心からの抱擁……
……顔は似ていないよなあ


第1話「大いなる小競り合い」
第2話「佐殿の腹」
第3話「挙兵は慎重に」
第4話「矢のゆくえ」
第5話「兄との約束」
第6話「悪い知らせ」
第7話「敵か、あるいは」
第8話「いざ、鎌倉」


【ストーリー】番組サイトより
ついに鎌倉入りを果たした源頼朝(大泉洋)の一党。敵対した平家方を捕らえるため、頼朝は競わせるように和田義盛(横田栄司)と畠山重忠(中川大志)を派遣。これを知った北条義時(小栗旬)と三浦義村(山本耕史)は、祖父・伊東祐親(浅野和之)と八重(新垣結衣)を救うため急ぎ伊東へと向かう。そのころ、都を出た平家の追討軍が東海道を進軍。甲斐では、出陣を約束した武田信義(八嶋智人)が義時の父・時政(坂東彌十郎)に……

脚本:三谷幸喜
演出:吉田照幸
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