私の仕事の休日は平日。
なので土・日に行われる息子の野球の試合・練習試合などはほぼ観戦できない。
今回G・Wということで平日に練習試合が組まれ、車で約2時間弱の対戦相手の高校グラウンドに出向いた。
息子の高校の野球部は甲子園には遠いが、弱いわけでもない。
秋季・春季の大会ではクジ運も悪く、序盤で強豪校と対戦したが、善戦むなしく実力の差を見せつけられた。
去年の夏、ダークホースとして勝ち進んだ旧チームからキャプテンを引き継いだ息子。
この春の大会は自らのエラーで得点が入り、そこまでの接戦から突き放され、試合後に涙した。
その後の郡部の大会でも複数回の送球ミスで序盤に大量得点を与えてしまい、責任を背負いこんだ。
実はこの冬に本来の外野ライトから内野サードにコンバートがあった。
野球において「外野→内野」「内野→外野」のコンバートは非常に難しいことでもあるが、
全体のチーム編成上、克服しなくてはいけない事情もある。
チームの足を引っ張る失策が続き、落ち込みが激しい息子にコーチが手を差し伸べてくれ、
全体練習が終わった後に息子は一人居残りで個人ノックを受け続けた。
その姿は他のチームメイトにも伝わるものがあるだろう。
キャプテンは口先ばかりではなく、「背中」で引っ張ることのほうが重要でもある。
下手なら人よりも練習するだけだ。
この日の練習試合は二試合とも快勝した。
少年野球時代のチームメイトだったスーパーエースは、他校でこの春に甲子園のマウンドを踏んだ。
甲子園は遠いところだが、実は思っているほど遠いところではないのかもしれない・・。
夏の大会まであと約2ヶ月、せめて悔いの残らないように毎日を過ごしてほしい。
チームのみんなはそれぞれの想いで最後の夏に向かう。
チームよ、頑張れ!!
ってなわけで、帰宅後に堤防を5kmラン。
野球部の頑張りを見たあとは当然普段よりも速くなるのです・・、
「青春ラン!」でした。(気持ちだけね・・笑)