先日、機会に恵まれ為末大さんの講演を聴いてきました。
学生向けの講演でしたが、メダリスト為末さんの哲学が凝縮されていて大変面白い内容でした。
・ロジャーバニスター
随分昔のイギリスの陸上選手です。
その昔、「1マイルを4分切るのは不可能」と云われ続けた時代の中、
ついにロジャーバニスターが世界で初めて4分を切りました。
興味深いのはその後のお話です。
バニスターが4分を切った翌年には、何と300人ものランナーが同じように4分を切ったのだそうです。
つまり、「絶対にできない」から「できる!」という気持ちに変化した結果の表れですね。
・「忘れる力」
スランプ時にやってしまいがちな「過去の振り返り」。
「あの時こうやって失敗した・・」
この失敗の記憶はやがてイップスとなり、同じ失敗に陥りやすい危険を招くようです。
スランプ時こそ「覚える力」よりも【忘れる力】が大事ということですね。
1時間半の講演でしたが、他にも為になるお話がたくさんありました。
どうやら「メンタル」が一番大事なのですね~。
嫁「そのメンタルも折るのは簡単!」
自分「折るなよ・・」
その後、川沿いを17km走。
メンタルをリフレッシュしたせいか、無意識に速いタイムでゴールしました(笑)。・・・単純。
栗の季節もすぎてドングリが転がっていました。
為末さん、今現在はパラリンピックのほうに携わっているそうで、
目標は、東京五輪でオリンピック代表の記録をパラリンピック代表選手が上回ることなのだそうです。
楽しみですね。
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