先日行われた四万十川ウルトラマラソン、
後日、気分がすぐれずに病院に向かう人達がいるらしく、
その多くの人がCK値の値に異常があるようです。
CK(クレアチンキナーゼ)とは骨格筋や心筋に多く存在する酵素で、
筋肉・細胞の損傷や破壊によってその数値は上がるのだそうです。
CK値は、ざっくり言うと「筋肉・細胞がどれぐらい壊れているかをみる数値」という感じでしょうか・・。
正常値は男性の場合で57~197という数値が、
ウルトラマラソン後では何と10000をも超える異常な数値になることもあるとか・・。
マラソン後、クレアチンキナーゼの増加は7日ほど続くそうで、
私がレース後に一週間も心臓まわりがしんどく感じたのも、そういうことなのでしょう。
細胞が完全に回復するには少なくとも7~10日程度かかるようで、
その期間はできるだけ安静に過ごしたほうがいいようです。
低下した免疫力の回復期間が3日位。
細胞の回復期間が10日位。
炎症・壊死した筋繊維・筋力の回復が2週間位。
やっぱり、フルマラソン・ウルトラマラソン後の休養回復期間は2週間位は必要ですね。
レース中には十分なエイドでの水分・エネルギー(カロリー)補給と、必要に応じたサプリメントの積極的摂取。
レース後には十分な休養。
せっかくのマラソンを長く楽しむためには、そういう基本的なことが大事なのかもしれませんね・・・。
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