漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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ヌスビトハギ(盗人萩)・泉自然公園で

2008-10-22 | 植物&動物
ヌスビトハギ(盗人萩)の実です。

メガネ?、ブラ?
おどけた形は、どうも、おちょくられているような気分になります。
この実は表面に細かなひげが生えていて、ジーンズにもしっかりくっついてきます。

名前の由来が傑作です。
実の形が、盗人が爪先立って忍び歩いた足跡に見えるから、というのです。
確かに二節の実がずらーっと連なって付いていたらそんなふうに見える。
というより、よくもそんな情景を思い浮かべたものです。
(別名・ドロボウハギ・・・どっちにしてもかわいそう名前です)

花はかわいらしいピンクの萩や藤に似た形で咲きます。
よく似た植物に藤甘草(フジカンゾウ)があります。
こちらは一枝に葉が5枚(ヌスビトハギは3枚)ついています。
そしてその葉っぱが甘草に似ているとか。
こちらも、てっとり早い名前がついた植物です。



これは、現の証拠(ゲンノショウコ)のピンク花(ピンボケ失礼)
ゲンノショウコは全国に生えているようですが、
ピンク花は日本の西の方に多く、東日本はが多いとか。


泉自然公園編は、これでちょっと一段落



今日のグリムスはカボチャが出現しました。
ところで話は変わりますが、今日の新聞記事に本州でアオウミガメの産卵が確認されたとか。(全部が元気に孵化するとまではいかなかったらしいけど)
地球温暖化がやっぱり進んでいるんでしょうか?