少し遠出をして内房の浜辺へ行ってみた。向かいには三浦半島が見える。
ハマボウフウ(浜防風)この根は生薬「沙参(シャジン)」
生薬「防風」の代用とされることもあるようだが、沙参の作用は、清肺熱・養肺陰、養胃生津の滋陰剤
若葉は刺身のつまに使われることもある
晩夏になると青紫の花をつけるハマゴウが群生していた。
この種を生薬「蔓荊子(マンケイシ)」
作用は、疏散風熱・清頭目・止痛、袪風除湿
清上けん痛湯などに配合されている
昔の中国の賢人は、さまざまな植物などを試したのだが、こうして浜辺の植物もくまなく調査したのだと頭が下がる
ユリのようだが名前わからず。どんな花が咲くのだろう
ほかにハマヒルガオやノイバラも咲いていた
この辺りは、大きな岩盤がそそり立っており、そんな岩にはりついてシモツケも咲いている
ずーっとはるか遠くまで続く浜辺に人は私を含めて4人。打ち寄せる波の音を聞いているだけで、穏やかになった。
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