すべての生き物は遺伝子を伝えるべく最良の仕事をするために死へ向かっている
これは自明のことらしい
だから、なぜ生きるか、どう生きるか、なぜこんなに不幸なんだ、なんて悩まない
しかし死はいつも隣にあり、天寿を全うすることなんてめったにできない
自然を生きようとするものを邪魔するのは傲慢な人間か、はたまた人間をそうさせているのも自然の摂理か。
だけど、最後に稲垣さんは、死はただただ悲しいと述べておられ、胸が熱くなった
稲垣栄洋 1968年生まれ 農学博士 「身近な雑草のゆかいな生き方」など多数
やっと雨が上がり日差しがまぶしい今日、上を見上げたらコブシが満開だった。