漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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ダ・ヴィンチ・コード(映画)がっちりキリスト教です

2006-05-31 | 映画
スリル満点で、イアン・マッケランが登場したあたりからは、謎解きはまるで「魔法学校」の雰囲気も・・・

観るほうの宗教的な認識がやや薄いので、微妙な感動や動揺を感じきれていないかもしれない。
別にキリストが超能力を持った「人間」ということでいいんじゃない?、そんなに隠したり、抹殺したりしなくたって・・・なんて思ってしまう。

けれども、キリスト教の歴史の中に、ダ・ヴィンチやニュートンが登場してくるのは、現実味を感じ、そのいきさつに親近感を覚える。

マグダラのマリアに関しては、少し知っておいたほうがよいでしょう。聖母マリアとはちがう女性なので。
個人的には、キリストとマグダラのマリアの間に男女の愛情があったと思うほうがうれしいかな。
最後のシーンは、厳かな気持ちになりました。

ところで公開した土曜日の映画館は、もうパニック状態でしたね。
いつものようにのんびり出かけたら、駐車場や館内の雰囲気に殺気があふれ、
「おや?・・やっぱり・・・というかさすが・・・」
結局、席がとれずにあきらめて帰ってきてしまいました。

この宣伝パワーは、すごいというか、はっきり言ってやりすぎですね。
先日、書店で買った文庫本(ダ・ヴィンチ・コードではない本)にかけられる紙カバーのデザインもそれで、つい電車の中で読書をしたら、しっかり自分が車内の人々に宣伝していたことに後で気づき、くやしい思いをしました。

そして、ダ・ヴィンチの名前がついているので、てっきりモナリザの絵のなかの話なのかと思ってしまいますが、もろにキリスト教の歴史の物語です。
つまりダ・ヴィンチも宣伝にしっかり利用されたというわけ。
まさに「人は神の道具」だわね。

★★★★



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1 コメント

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やはり (カオリ)
2006-06-05 22:55:06
混んでるんですね~・・・

これだけの作品だと期待値が上がって大変でしょうね。過剰宣伝にはちょっと・・・ですが、キリスト教にはなじみの無い方も、こういうので異文化に触れるのもよいのかなあと思ってました。

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