「黄連」といえば、黄連解毒湯、半夏瀉心湯、三黄瀉心湯など清熱目的の漢方薬に配合されている
三黄と呼ばれる黄芩、黄連、黄柏は、黄色い色素を有する
黄芩は肺大腸小腸脾胆に帰経し、黄連は心脾胃肝胆大腸、黄柏は腎胆膀胱に帰経する
つまり作用部位のイメージとして体の上、中、下でしょう。
さて、黄連の花が咲いているという情報を得て出かけてみた。
コセリバオウレン(小芹葉黄連)で染色の材料として植えられている。
何気に写真を撮り始めたら、いろんな花があることに気が付いてしまって、さあ大変。
真っ白で可憐な、写真でよくみかけるこれは雄花で雄株。花びらはどれ?ガクはどれ?
これは雌花の雌株かな
するとこれはおしべとめしべがある両性花で
で、これは雄花と両性花?
これはめしべの痕跡がある雄花
花の終わりかけ
で、種はこんな形
1センチにも満たない小さな花。日陰にあるので目を凝らさないと見逃す
おそらく、手前が両性花で、奥が雄花でその右となりが種。
詳しい方いらしたら、お教えくださいませ。
萼片、花弁の区別は普通の花と同じで、外側が萼片です。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/2f2840ac1c854010ab57d61caa15cb9d
一茎に三花をつけるのが普通のオウレン、時折両性花と雄花が
同じ茎に咲いているのが見つかるのは、受粉を確実にする為なのでしょうね。
本当に不思議な形ですね。
生きるために複数の可能性をつくったセリバオウレン、すごい!
林の子さんのセリバオウレンのブログ写真を目を凝らして見ました。
ありがとうございました。