加齢による免疫老化には、免疫学的と生物学的があり、
・免疫学的老化は、免疫に働く物質や細胞数は限られていて、これまで使ってきた分、新たな病原体に立ち向かえる絶対量が減っているということ
(Credentials no.141 June2020「免疫老化法則」より)
人は病原体や毒素など異物と接するとそのたびに学んで免疫を獲得するのだが(獲得免疫)その方法は二つあり
・「液性免疫」:抗体が異物にとりついてこれを駆除する(B細胞が中心となって働く)
・「細胞性免疫」:キラーT細胞やマクロファージなどの細胞が異物に立ち向かう
で、高齢になってもB細胞の数は変わらないが、すでに過去の記憶を持った細胞(メモリーB細胞)が多い分、新しいことに対応できるB細胞が少ない。このためワクチンを接種しても十分な抗体ができにくい。そしてT細胞の機能も変化して新しい病原体に対する防御力は弱まっているのだそう
・生物学的老化は、気道粘膜の分泌量減少、嚥下反射の低下、心臓病や動脈硬化、血管障害、糖尿病などの問題でこれについてできることは以前のブログをご覧ください。(「コロナ対策・口、のど」「コロナ対策・循環器系」)
だから、生物学的老化を日々の養生で対策しておくべきなのだが、中医学でいう「補腎対策で若返る」ことで免疫的にも若返ることができそうな気がしないでもない。
まだまだ新型コロナについてはわからないことが多いがその分、可能性もいろいろあるといえるかも。
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ワクチンだの対処薬だのの開発が急がれるのですが、新薬は副作用も未知で、それが明確になるまでにも数年はかかります。
頼りになるのは自分の健康ですね。
①~⑥は私も心がけて実行します!
難しいことは分かりませんが
生物学的老化は確かに感じます。
でも、これから特別な事は出来ないと思います
それでも6っつの方法は実行したいと思っています
① まず歩きます
② 次に食べます
③ そして話します
④ でも急がすに落ち対いて
⑤ なんといっても無理は禁物
⑥ 最後は気にしない
「介護予防」という言葉は嫌いですが
こんなことが健康の元介護予防にも繫がると思っています