袖浦公園

袖浦公園は、磐田市飛平松に位置する公共施設です。

同園は、明野陸軍飛行学校天竜分教場の跡地を整備し平成５年６月に完成しました。
画像にある航空機は、航空自衛隊浜松基地から公園完成を記念して特別に提供されたそうです。


戦闘機「Ｆ－８６Ｆ」（７２－７７４９）

同機種は、昭和３１年から５７年までの間、航空自衛隊の主力戦闘機として運用されていました。
初代ブルーインパルスは、展示機と同じ機種です。

明野陸軍飛行学校天竜分教場跡

明野陸軍飛行学校天竜分教場跡は、磐田市に所在する遺跡です。

説明看板によると、陸軍は多数のパイロット養成のために、この地を飛行場として昭和１４年に工事が始まりました。
４つの格納庫、東西約１，６００ｍの滑走路２本、射撃場及び兵舎が建設されたとのこと。
練習機（二人乗り）や九六式戦闘機、一式戦（隼）などの飛行機を運用し訓練が行なわれたようです。


跡地には、コンクリート製の衝立てが立っています。
飛行機格納庫としてのコンクリート基礎部のようです。
これを基に格納庫の鉄骨が並ぶと思われます。

現在、当地は「袖浦公園」として整備されています。