流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

阪急西宮ギャラリー

2019-11-24 | 博物館・資料館等
阪急西宮ギャラリーは、西宮市高松町にある展示施設です。
本施設は、大型複合商業施設“阪急西宮ガーデンズ”本館5階にあります。


阪急西宮ガーデンズに位置していた阪急西宮スタジアム(旧名:阪急西宮球場)、プロ野球球団・阪急ブレーブス、阪急電鉄の歴史などを展示しています。


阪急電鉄は、大阪梅田と神戸・宝塚・京都を結ぶ鉄道を経営する大手私鉄です。
阪急阪神ホールディングスの子会社であり阪急阪神東宝グループに属します。
略称は、『阪急』となります。
同鉄が運営している鉄道事業は、明治40年(1907年)に箕面有馬電気軌道が設立され、
明治43年(1910年)3月10日、宝塚本線・箕面線にあたる梅田駅(現在:大阪梅田駅)-宝塚間、石橋駅(現在:石橋阪大前駅)-箕面間を開業したのが始まりです。
創業者の小林一三は経営安定のため沿線開発に力を入れ、住宅地分譲、宝塚新温泉、宝塚唱歌隊(後の少女歌劇団、現在:宝塚歌劇団)などの事業を多角的に展開しました。


「阪急920系電車」(模型・縮尺1/20)
阪神急行電鉄(当時社名)及び京阪神急行電鉄(当時社名)を経て阪急電鉄に在籍した通勤型電車です。
900形をベースとして昭和9年(1934年)年から昭和23年(1948年に)かけて56両が製造されました。
神戸本線での大阪-神戸間を25分で運行しました。


「阪急800系電車」(模型・縮尺1/20)
京阪神急行電鉄(当時社名)が、昭和24年(1949年)に導入した通勤形電車です。
920系に続く神戸線用車両として、当初は700系として竣工しました。
2編成の本車体は、昭和25年(1950年)に西宮球場にて開催された『アメリカ博』の宣伝用として黄色と空色に塗装されました。


阪急ブレーブス
阪急ブレーブスは、阪急電鉄が保有していたかってのプロ野球球団です。


昭和11年(1936年)1月23日、大阪阪急野球協会を設立。
同年2月5日に結成された日本職業野球連盟に参加しました。
球団名に企業名を入れた日本で最初のプロ野球球団とのこと。


昭和63年(1988年)11月4日、阪急電鉄からオリエント・リース(翌年、オリックスに社名変更)へ球団を売却。


同球団は、発足から売却されるまでの52年間で日本一3回、パ・リーグ優勝10回を誇るチームでした。


昭和50年(1975年)から昭和52年(1977年)は、3年連続日本一を達成しました。


「山田久志」投手/在籍:昭和44年(1969年)~昭和63年(1988年)


現役時代は12年連続開幕投手を務めるなどし、アンダースロー投手としては日本プロ野球最多となる通算284勝を記録しました。
球界関係者からは、史上最高のサブマリン投手と称されています。


ダイヤモンドグラブ賞(昭和56年)


「福本 豊」外野手/在籍:昭和44年(1969年)~昭和63年(1988年)


現役通算2,543安打、通算208本塁打を記録した確実性とパンチ力を兼ね備えた打撃を持っていました。
通算盗塁数及びシーズン盗塁数の日本記録保持者として、世界の福本又は世界の盗塁王の異名を持っています。


盗塁世界新記録達成記念(939盗塁)(昭和58年)


「加藤秀司」内野手/在籍:昭和44年(1969年)~昭和57年(1982年)


在籍時代は中心打者とし活躍し、首位打者2回、打点王3回、ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞3回等々のタイトルを得ました
通算犠牲フライで歴代2位の記録数を保有しています。


首位打者賞(昭和48年)


山田投手、福本豊外野手、加藤内野手は花の44年組と言われていました。
しかし、他にもミスターブレーブスとして親しまれた4番打者の長池外野手、屈指の速球を持つ山口投手など、素晴らしい選手が多く在籍していました。
監督においても選手としての実績が無くても名将だった西本幸雄氏やその愛弟子となる上田利治氏の存在もありました。


「野球殿堂入り表彰レリーフ」
阪急ブレーブスへの貢献を評価され殿堂入りされた方々の表彰レリーフ(ブロンズ製胸像額)を掲額しています。


ジオラマ模型(縮尺1/150)
昭和58年(1983年)当時の阪急電鉄・西宮北口駅周辺を再現しています。


「西宮北口駅」


阪急電鉄の駅として、副駅名“阪急西宮ガーデンズ前”があります。
阪急神戸本線と今津線が接続する乗換駅です。


大正15年(1926年)の今津線延伸当時は立体交差が技術的に難しかったこともあり、平面交差が採用されました。
路面電車同士や路面電車と鉄道線の平面交差は珍しくはなかったですが、高速走行を前提とする路線同士が平面交差するものとしては日本唯一のものでした。
同線の直角に交わる平面交差をダイヤモンドクロスと呼ばれていました。


昭和59年(1984年)3月25日、西宮北口駅構内の平面軌道交差が廃止されて今津線側が分断し、ダイヤモンドクロスは消滅しました。
以来、今津線は同駅で2系統に分断され、今津北線と今津南線という通称にもなっています。


「阪急西宮スタジアム」


阪急電鉄が所有していた多目的スタジアムです。
西宮北口駅前に現在所在する阪急西宮ガーデンズの位置にありました。
通称及び旧名称として、阪急西宮球場と呼ばれていました。


昭和12年(1937年)5月1日、開場(当時名称:阪急西宮球場)
日本初の二階建スタンドと全面天然芝のグラウンドを持つ野球場として、シカゴのリグレー・フィールドなど当時のMLBの諸球場を参考に設計されました。


日本初の鉄傘付き二階席の他、当時としては異例の背付き椅子を備えた内野席、5万7千人収容の観覧席の傾斜角度をどこから見ても本塁に合わせるなどの工夫がされたとのこと。
また、浴場など選手用施設、記者室、郵便局、当時では珍しかった男女別トイレなど内部施設も充実させ、広い敷地と併せて最新・最高の設備を備えた球場でした。


阪急電鉄が所有していたプロ野球球団・阪急ブレーブスの本拠地として主催試合が開催されました。
それ以外に競輪場として競輪開催(西宮競輪場)、アメリカンフットボールの試合、コンサートなど様々なイベントで使用されました。


平成03年(1991年)04月01日、名称を“阪急西宮スタジアム”に改称
平成14年(2002年)12月31日、球場施設の老朽化に伴い閉場(閉鎖)
平成17年(2005年)夏、     解体工事の完了
跡地にはスタジアム敷地を含めた周辺再開発により、平成20年(2008年)11月26日に大型複合商業施設“阪急西宮ガーデンズ”が開業。

本展示施設の見学を通じて、阪急電鉄が創業以来積み重ねてきた事業や歴史を一部でも知る事ができました。
プロ野球球団・阪急ブレーブスが懐かしかったです。
ありがとうございました。
☆゚.+゚o(>Д<。*)ノ゚+.★ァリガトォ★゚+.ヽ(*。>Д<)o゚+.゚☆
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うどん一番 今津店

2019-11-23 | 飲食系など
西宮市津門呉羽町にある「うどん一番」で食事しました。

うどんをメインしてますが、丼モノもある飲食店です。
他にたこ焼きがメニューとしてありました。


創業が昭和57年(1982年)とのこと。


「焼肉丼」(ミニ)


「かすうどん」

<かすうどん>
牛の油かすを具にした大阪河内地方のうどんです。
かすとは食肉の脂身や内臓などを鍋の中で加熱し、油脂を取り出した後の副産物です。

美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
(。・`ω´・。)ゝごっちゃんです.:゚+。★
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本くるくる

2019-11-18 | 神戸サンセンタープラザ
神戸市中央区三宮町にある「本くるくる」で食事しました。

同店は、沖縄料理店です。
複合商業施設であるセンタープラザ地下1階にあります。


沖縄を感じさせるメニューです。


お茶がジョッキでした。(^_^)


「そばセット」(琉球そば、ラフティ丼)

琉球そば:中華麺に由来する製法の麺を使用した郷土料理
ラフティ:豚肉の角煮として琉球王朝時代からの保存食

沖縄の味を美味しく堪能しました。
ごちそうさまでした。
ゎぁぃ♪ ヾ(*⌒∇⌒)八(⌒∇⌒*)ツ ゎぁぃ♪
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桂駐屯地創立65周年記念行事 装備品展示

2019-11-15 | 陸上自衛隊
11月10日(日曜日)、陸上自衛隊桂駐屯地にて創立記念行事が開催されました。

当地は、京都市西京区川島六の坪に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
駐屯地内にある訓練場にて「装備品展示」が行われました。


「人命救助システムⅡ型」第107全般支援大隊
災害派遣等の際に使用される機材が紹介されていました。


・油圧式カッター
鉄筋コンクリート建造物の鉄筋部分の切断に使用します。


・ラムシリンダー
瓦礫等の揚重作業に使用します。


・スプレッダー
自動車のドアや開閉不能の扉のこじ開け、チェーンセットによる引っ張り、
パイプなどの押しつぶし、鉄板やシャッターの切り裂きに使用します。


・エアジャッキ
倒壊家屋の屋根、天井等を持ち上げるために使用します。


「73式中型トラック」第107全般支援大隊


「74式戦車エンジン」桂支処 整備部


<エンジン概要>
・三菱10FZF22WT
・空冷2ストロークV型10気筒ターボチャージド・ディーゼル


排気量:21,500cc
最高速度:53Km/h、行動距離:300km


エンジンの始動を見る事が出来ました。
『ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!』(秋山優花里さんから引用)
☆*・+゜ゎぁぃヽ(ω・`*ヽ)(ノ*´・ω)ノ゛ゎぁぃ*・+゜☆


「動力消防ポンプ」(製造:シバウラ防災製作所)
不測事態に備えて待機中でした。
p(◎´Ⅴ`q+゚*ォッカレサマ。:゚+p´Ⅴ`◎)q


「特大型セミトレーラけん引車」中部方面輸送隊 第305輸送隊


「73式特大型セミトレーラ」中部方面輸送隊 第305輸送隊


総重量38トンに及ぶ74式戦車を輸送するため、1973年(昭和48年)に制式化された最大積載量40トンの3軸トレーラーです。


他の駐屯地における記念行事では戦車が主役かもしれませんが、当駐屯地では脇役のようです。(^_^;


「81式短距離地対空誘導弾」(短SAM)第3高射特科大隊 高射中隊/姫路駐屯地(兵庫県姫路市)


・目視制御器
発射後に空中におけるロックオン機能や赤外線パッシブ・ホーミング方式を採用し、二つの目標に対する同時追跡と連続攻撃能力を有しています。


・SAM-1 訓練弾
防衛庁技術研究本部と東芝が開発した短距離防空用地対空ミサイルシステムです。


「03式中距離地対空誘導弾/発射装置」(中SAM)第8高射特科群 第339高射中隊/青野原駐屯地(兵庫県小野市)


純国産の中距離防空用地対空ミサイル・システムです。


「155mmりゅう弾砲FH70」第3特科隊/姫路駐屯地(兵庫県姫路市)


「87式偵察警戒車」(87RCV)第3偵察隊/千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)


多用途ヘリコプター「UH-1J」(41846)第3飛行隊/八尾駐屯地(大阪府八尾市)


同機は、ベル・エアクラフト社(アメリカ)が開発したモデル204/205/212ヘリコプターです。
“UH-1”は、アメリカ軍における制式名称です。


日本では富士重工業が昭和37年からライセンス生産を行い、陸上自衛隊へ配備されました。


地対空誘導弾ペトリオットシステム「発射機」(LS)第12高射隊/饗庭野分屯基地(滋賀県高島市)


「73式特大型トラック」(7tトラック)


ここ最近のイベントにおいて出会いが多い航空自衛隊のペトリオットです。(^_^;


次回の駐屯地公開は「桂さくら並木公開」とのこと。(例年3月下旬~4月上旬の2日間)

この駐屯地でしか見る事が出来ない装備品等を見せていただきました。
後方支援部隊ならではの駐屯地記念行事でした。
隊員の皆様、ありがとうございました。 <(_ _)>

以上で桂駐屯地創立65周年記念行事を終了します。
゚・:,。★\(^^ )♪ありがと♪( ^^)ノ★,。・:・゚
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桂駐屯地創立65周年記念行事 訓練展示

2019-11-14 | 陸上自衛隊
11月10日(日曜日)、陸上自衛隊桂駐屯地にて創立記念行事が開催されました。

当地は、京都市西京区川島六の坪に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
駐屯地内にある訓練場にて「訓練展示」が行われました。


敵ゲリラの出現情報を得て、多用途ヘリコプター・UH-1Jにより偵察要員が投入されました。


多用途ヘリコプター・UH-1Jは、現場から速やかに離脱します。


敵ゲリラの爆弾を発見し、不発弾処理隊が現場へ派遣されました。


爆弾の信管を取り外す作業を行います。


信管の爆破処理を行いました。


信管を抜かれた爆弾の回収へと移行します。


不発弾回収車のトラッククレーンにより爆弾を吊り上げます。


安全化された爆弾を不発弾回収車の荷台に積載します。


積載完了後、作業現場を速やかに離脱します。


敵ゲリラの火力により被弾し、走行不能となった73式大型トラックが救援を求め、重レッカが現場にきました。


重レッカに装備されているクレーンにより、73式大型トラックの前部を吊り上げます。


重レッカは73式大型トラックをけん引し、速やかに救援現場を離脱します。


敵ゲリラが現れ、偵察要員に襲いかかります。


偵察要員は、徒手格闘により応戦します。


精強なる偵察要員によって、敵ゲリラは全滅しました。


再び、多用途ヘリコプター・UH-1Jが来ました。


偵察要員を収容しました。


収容完了後、多用途ヘリコプター・UH-1Jは速やかに離陸しました。


訓練展示を終了とする状況終了のラッパが吹奏されました。

後方支援部隊ならではの訓練展示でした。
当方、大感激しています。
ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ

この後は、装備品展示を見学します。・・・・・・・・つづく(^_^v
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桂駐屯地創立65周年記念行事 観閲行進

2019-11-13 | 陸上自衛隊
11月10日(日曜日)、陸上自衛隊桂駐屯地にて創立記念行事が開催されました。

当地は、京都市西京区川島六の坪に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
駐屯地内にある訓練場にて「観閲行進」が行われました。


第3音楽隊/千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)
観閲行進における曲を演奏します。


観閲官(中部方面後方支援隊長兼ねて桂駐屯地司令)へ敬礼するのは、観閲部隊指揮官・中部方面後方支援隊副隊長です。


中部方面後方支援隊隷下部隊の各種車両が行進します。


第107全般支援大隊「第73式大型トラック(作業装置付)」


第101補給大隊「3トン半燃料タンク車」


第101補給大隊「73式大型トラック」


第101補給大隊「バケットローダ」


第303弾薬中隊/祝園分屯地(京都府相楽郡精華町)「73式大型トラック」


第306普通科直接支援中隊/豊川駐屯地(愛知県豊川市)「73式大型トラック」


第307普通科直接支援中隊/海田市駐屯地(広島県安芸郡海田町)「73式大型トラック」


第302高射直接支援中隊/青野原駐屯地(兵庫県小野市)「74式大型トラック」


第302高射直接支援中隊/青野原駐屯地(兵庫県小野市)「重装輪回収車」(HWR)


第104施設直接支援大隊/大久保駐屯地(京都府宇治市)「73式大型トラック」


第104施設直接支援大隊/大久保駐屯地(京都府宇治市)「重レッカ」


第302通信直接支援隊/伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)「73式大型トラック」


第103不発弾処理隊「不発弾回収車」


同車は、日野自動車・デュトロ(カーゴ・スタンダード)にトラッククレーンが装備されています。


中部方面輸送隊 第306輸送中隊「特大型トラック(6×4)」


中部方面輸送隊 第305輸送隊「特大型セミトレーラけん引車」+「73式特大型セミトレーラ」


総重量38トンに及ぶ74式戦車を輸送するため、1973年(昭和48年)に制式化された最大積載量40トンの3軸トレーラーです。


全長:11.32メートル、全幅:3.39メートル、全高:3.15メートル


観閲行進が終了し、第3音楽隊が訓練場から退場します。
素晴らしい演奏に感謝です。(^_^)

後方支援部隊ならではの各種車両を見学できました。
大感激です。
+゚★+゚ぅ+゚れ+゚((o(**’┏o┓’**)o))゚+す+゚ぃ+゚★+゚

この後は、訓練展示を見学します。・・・・・・・・つづく(^_^v
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桂駐屯地創立65周年記念行事 ミニ装備品展示

2019-11-12 | 陸上自衛隊
11月10日(日曜日)、陸上自衛隊桂駐屯地にて創立記念行事が開催されました。

当地は、京都市西京区川島六の坪に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
駐屯地内にある広場にて「ミニ装備品展示」が行われていました。


「野外入浴セット2型」第101補給大隊
屋外において軽易に入浴をするための装備品です。


・貯水タンク(10,000リットル)


・トレーラー搭載器材(ボイラー、揚水ポンプ、発電機)


・野外浴槽


73式大型トラックにて目的地まで搭載器材を牽引し展開します。


総出湯量:5.4トン/h、湯沸時間:45分、入浴可能人員:約1,200人/日、収容人数:約30人


災害派遣現場にて、入口に各隊手製の○○の湯」等の暖簾が掲げられています。
○○には駐屯所在地にまつわる名が付けられます。


「偵察用オートバイ」第101補給大隊


京都府福知山市に所在する第7普通科連隊(福知山駐屯地)による装備品展示がありました。


「5.56mm機関銃MINIMI」
至短時間に多量の遮断を集中し、または比較的長時間持続しての射撃を行うことを可能としています。


「110mm個人携帯対戦車弾」(略称:LAM)
ダイナマイト・ノーベル社製(ドイツ)のパンツァーファウスト3を導入した無反動砲です。
LAM:Light-weight Anti-tank Munition


「対人狙撃銃」
遠距離の人員目標に対して精密な射撃を行うことを可能としています。


「01式軽対戦車誘導弾」(略称:軽MAT)
発射時の後方爆風が少ないことから掩体や車上からの発射を可能としています。


「携帯放射器」
陸上自衛隊普通科連隊に配備されている火炎放射器です。


「120mm迫撃砲RT」
普通科部隊における最大の火砲として、普通科連隊の重迫撃砲中隊に配備されています。


「87式対戦車誘導弾」(略称:中MAT)
64式対戦車誘導弾の後継として、国産初のレーザー誘導方式を採用している対戦車ミサイルです。


「81mm迫撃砲L16」
名称にあるLは口径長を意味し、16口径の砲であることを表しています。


「軽装甲機動車」(LAV)第7普通科連隊/福知山駐屯地(京都府福知山市)


海上自衛隊からの装備品展示が行われていました。


「舞鶴水中処分隊」(京都府舞鶴市字浜)
同隊は、舞鶴地方隊舞鶴警備隊に所属し、海上における危険物(機雷など)の探知・処分や水中機材の調査などを任務としています。


「スクーバボンベ」


「半閉式スクーバ潜水器 VIPER-SC」
機雷処分時に使用する非磁気生の潜水器です。
呼吸ガスに窒素酸素混合ガスを使用し、深い深度の潜水時において窒素酔いを防止します。
※非磁気性:磁気を帯びる部品を使用していないこと。


「機雷探知機 RQS-3」


「水中無人機 OZZ-1」


「ウェットスーツ」爆発物処理班


「4.9m処分艇」


重量:約315kg(船外機約80kg)、搭載人員:最大6名


「業務連絡車」「業務用中型トラック2トン」舞鶴警備隊(京都府舞鶴市)


舞鶴地方隊マスコットキャラクター「マイチ君」

駐屯地正門にて戴いたプログラムには「ミニ装備品展示」と記述されていましたが、小規模なミニではありませんでした。
立派な自衛隊の装備品展示でしたね。
野外入浴セットや海上自衛隊の装備品も見学できたのが大きな成果でした。
ありがとうございました。
ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ

この後は、式典会場へ移動します。・・・・・・・・つづく(^_^¥
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桂駐屯地創立65周年記念行事 広報史料館「桂史館」

2019-11-11 | 陸上自衛隊
11月10日(日曜日)、陸上自衛隊桂駐屯地にて創立記念行事が開催されました。

当地は、京都市西京区川島六の坪に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
駐屯地内に広報史料館「桂史館」が置かれています。


同館は、当地の歴史等を整理保存するとともに広く紹介するために平成20年9月に開館したとの事


「米国製2000ポンド(1t)爆弾」


「艦砲弾」


「昭和60年に廃止となった向日町(むこうまち)駅からの引き込み線の一部」


館内は、駐屯地の歴史、駐屯地部隊の変遷と活動の記録などを紹介するコーナーを設けています。


同駐屯地の前身は、“(旧)三菱重工業株式会社 京都發動機製作所”からとなります。


同製作所では、「火星型航空機エンジン」が製作されていました。


火星型航空機エンジンが搭載されていた航空機
・陸軍・爆撃機  「九七式重爆撃機」三菱航空機(昭和12年)
・海軍・双発攻撃機「一式陸上攻撃機」三菱重工業(昭和14年)
・海軍・飛行艇  「二式飛行艇」  川崎航空機(昭和16年)
・海軍・艦上攻撃機「天山」     中島航空機(昭和17年)
・海軍・局地戦闘機「雷電」     三菱重工業(昭和17年)


局地戦闘機「雷電21型」


21型は、武装を翼内20ミリ機銃4挺(ベルト給弾)に強化、胴体燃料タンクを自動防漏式に変更した主生産型です。
試作名称『試製雷電改』


昭和29年(1954年)11月10日、戦前の三菱重工業京都發動機製作所の跡地に(当時)桂分屯地開設されました。
昭和49年(1974年)04月11日、分屯地から駐屯地に昇格し、現在に至っています。


旧・駐屯地シンボルマーク(平成10年制定)




<駐屯地所在部隊について>
昭和29年(1954年)11月10日、陸上自衛隊関西地区補給処武器・施設補給部が設置
昭和35年(1960年)01月14日、関西地区補給処武器・施設補給部が関西地区補給処桂支処に改編
昭和39年(1964年)03月24日、中部方面武器隊が新編
平成06年(1994年)03月28日、第103不発弾処理隊が新設
平成10年(1998年)03月16日、中央補給処の改編に伴い、関西地区補給処桂支処から『関西補給処桂支処』に改称
平成16年(2004年)03月17日、中部方面武器隊が廃止され、中部方面後方支援隊が新編
平成18年(2006年)03月24日、豊中分屯地廃止により、中部方面輸送隊が同分屯地から移駐
平成29年(2017年)03月27日、後方支援隊隷下部隊として補給大隊を新編
平成30年(2018年)03月27日、中央輸送隊第4方面分遣隊が新編


「中部方面後方支援隊」
中部方面隊直轄部隊等の火器・車両・施設器材・誘導武器・通信器材・需品器材・化学器材の補給・整備・回収及び方面隊の不発弾処理・輸送支援を実施しています。
各隷下部隊は桂駐屯地の他、16コ駐(分)屯地に分散配置されています。


「関西補給処桂支処」
中部方面隊全部隊の火器、車両、誘導武器(ホークを除く)、施設器材の補給、整備(工場における整備)、技術検査等を実施しています。


「62式7.62mm機関銃」


「64式7.62mm小銃」


「40mm自走高射機関砲M42/M42ダスター自走高射機関砲」


平成6年(1994年)3月まで機動対空兵器として使用されました。


「防暑服4型」
イラク人道復興支援において、迷彩服2型を改良した被服です。
猛暑の中でも行動しやすいように通気性のよい素材を使い生地を薄くしています。


戦闘糧食Ⅰ型(缶詰タイプ)及び戦闘糧食Ⅱ型(レトルトパウチ包装)等々


各種弾薬等々


中部方面後方支援隊の隷下部隊として、第103不発弾処理隊が所属しています。


同隊は、中部方面管内(東海、北陸、近畿、中四国地区2府19県)で発生した不発弾を回収・処理しています。


砲弾及び爆弾等々


「米国製2000LB爆弾破片/AN-M66 GP 弾頭部」


「米国製500LB M64A1普通爆弾」


第2次大戦中、大型戦略爆撃機B-29部隊及び艦載機により各種の爆弾が約16万から18万トンが日本各地に投下されました。
現在でも日本各地で発見されています。

広報史料館の見学を通じて当地における歴史や自衛隊の活動状況を知る事ができました。
特に不発弾処理に関する活動を改めて認識しました。
ありがとうございました。
゚・:,。★\(^^ )♪ありがと♪( ^^)ノ★,。・:・゚

この後は、ミニ装備品展示を見学します。・・・・・・・・(^_^¥
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桂駐屯地創立65周年記念行事

2019-11-10 | 陸上自衛隊
11月10日(日曜日)、陸上自衛隊桂駐屯地にて創立記念行事が開催されました。


当地は、京都市西京区川島六の坪に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。


同駐屯地には次の部隊が駐屯しています。
・中部方面後方支援隊(本部、第107全般支援大隊、第101補給大隊、第103不発弾処理隊、中部方面輸送隊)
・関西補給処桂支処
・中部方面通信群第318基地通信中隊桂派遣隊
・中央輸送隊第4方面分遣隊本部
・中部方面警務隊第131地区警務隊桂連絡班


「警衛所」


「本部庁舎」
・中部方面後方支援隊は、中部方面隊直轄部隊等の火器・車両・施設器材・誘導武器・通信器材・需品器材・化学器材の補給・整備・回収及び方面隊の不発弾処理・輸送支援を実施しています。
・関西補給処桂支処は、中部方面隊全部隊の火器・車両・誘導武器・施設器材の補給・整備・技術検査等を実施しています。


<駐屯地沿革>
昭和29年(1954年)11月10日、戦前の三菱重工業京都發動機製作所の跡地に開設され、陸上自衛隊関西地区補給処武器・施設補給部が設置
昭和35年(1960年)01月14日、関西地区補給処武器・施設補給部が関西地区補給処桂支処に改編
昭和39年(1964年)03月24日、中部方面武器隊が新編
昭和49年(1974年)04月11日、分屯地から駐屯地に昇格
平成06年(1994年)03月28日、第103不発弾処理隊が新設
平成10年(1998年)03月16日、中央補給処の改編に伴い、関西地区補給処桂支処から『関西補給処桂支処』に改称
平成16年(2004年)03月17日、中部方面武器隊が廃止され、中部方面後方支援隊が新編
平成18年(2006年)03月24日、豊中分屯地廃止により、中部方面輸送隊が同分屯地から移駐
平成29年(2017年)03月27日、後方支援隊隷下部隊として補給大隊を新編
平成30年(2018年)03月27日、中央輸送隊第4方面分遣隊が新編


「隊庁舎」(第101補給大隊)


「燃料交付所」


「ドラム缶集積所」(ドラムヤード)


「整備工場」(桂支処整備部)


工場内への見学は出来ませんでした。(×_×;


「通信鉄塔」(第318基地通信中隊桂派遣隊)


「駐屯地医務室」(桂支処総務部衛生科)


厚生センター「白楊樹」(ぽぷら)


「業務トラック」(桂支処)


京都府警察シンボルマスコット「ポリスみやこ」
<概要>
平成27年春、ポリスまろんと共に検非違使(けびいし)として勤務する同僚の「ポリスみやこ」が誕生
誕生日:3月19日
好きな食べ物:賀茂なす、わらび餅、間人ガニ
好きな花:しだれ桜、なでしこ
趣味:なぎなた、かるた取り
将来の夢:かるた取りの選手になること


<退役装備品展示>


「74式戦車」


陸上自衛隊が61式戦車の後継として開発、配備された国産二代目の主力戦車です。


0から200メートル加速:25秒、最高速度:53km/h


「75式自走155mmりゅう弾砲」


開発当時としては珍しい自動装填装置を備えているのが特徴だったとの事。


最大射程:19,000m、発射速度:6発/分

後方支援部隊の駐屯地を堪能しています。
この後は、史料館を見学します。・・・・・・・・続く。
ゎぁぃ♪ ヾ(*⌒∇⌒)八(⌒∇⌒*)ツ ゎぁぃ♪
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JR西日本・福知山駅

2019-11-09 | JR系統
福知山駅は、京都府福知山市にあるJR西日本(西日本旅客鉄道)及び京都丹後鉄道(WILLER TRAINS/ウィラートレインズ)の駅です。


福知山駅は、明治37年(1904年)11月3日、官設鉄道の福知山駅-綾部駅-新舞鶴駅(現在:東舞鶴駅)間、
阪鶴鉄道・福知山南口駅(後の福知駅)-福知山駅間の開業により、両路線の接続駅として設置されました。


同駅には、JR西日本の山陰本線及び福知山線並びに京都丹後鉄道の宮福線が乗り入れています。
山陰本線を所属線としている他、綾部駅から山陰本線を通して舞鶴線の一部の列車が乗り入れています。
福知山線及び宮福線は、当駅が終点(但し宮福線は、列車運行上は当駅が起点)となっています。


JR福知山駅は、島式ホーム2面4線と単式ホーム1面1線、合計3面5線のホームを有する高架駅です。
5番のりばが単式ホーム、1番・2番のりばと3・4番のりばが島式ホームです。
1・2番のりばは、かつて長距離特急列車が停車していた名残で有効長240メートルを有しています。

WILLER TRAINS/ウィラートレインズ側

「京都丹後鉄道・福知山駅」
JR駅ホーム北側に位置する島式ホーム1面2線を有する高架駅です。


京都丹後鉄道・宮福線は、福知山駅から宮津駅(京都府宮津市)至る鉄道路線です。


「国鉄113系電車」(クモハ113-5303)
JR西日本・福知山電車区所属の車両が京都丹後鉄道・宮福線に乗り入れています。


「KTR300形気動車」


WILLER TRAINS株式会社(ウィラートレインズ)の社名は、日本で初めて全てアルファベットの鉄道会社とのこと。
鉄道名としては『京都丹後鉄道』とした上で、沿線の丹波・丹後・但馬を指す「三丹」の「丹」を用いた「丹鉄」の略称を用いています。

西日本旅客鉄道側

「国鉄113系電車」(クモハ112-5304)


「JR西日本223系電車」(クモハ223-5512)


「JR西日本289系電車」
特急『こうのとり』として、新大阪駅-福知山駅・豊岡駅・城崎温泉駅間を運行しています。


「JR西日本287系電車」(クモロハ286-5)
特急『きのさき』として、京都駅-福知山駅・豊岡駅・城崎温泉駅間を運行しています。


「JR西日本287系電車」(クモロハ286-2)
683系電車と同じく特急『こうのとり』として、新大阪駅-福知山駅・豊岡駅・城崎温泉駅間を運行しています。

特急「こうのとり」に乗車して帰宅します。
お陰様でごく一部ですが、城下町福知山を知ることができました。

以上で陸上自衛隊福知山駐屯から始まった福知山シリーズを終了します。
ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"
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福知山城

2019-11-08 | 史跡・旧跡
京都府福知山市字内記にある「福知山城」を訪れました。

福知山城は、明智光秀が天正7年(1579年)頃、当地に城を築いた事から始まります。
光秀は築城後、娘婿の明智秀満を城代として入れ、当地の統治を任せました。


江戸時代以降、転封や改易により城主が頻繁に代わりましたが、寛文9年(1669年)に朽木稙昌(くつきたねまさ)が常陸国土浦から入部した以降は、
明治維新に至るまで朽木氏が13代にわたり藩主を務めました。


「銅門番所」(どうもんばんしょ)


福知山市内が展望できました。(^_^)


「天守閣」
廃藩置県後の明治4年(1871年)によって廃城となり、明治6年(183年)の廃城令によって解体。
昭和57年(1982年)、当時の塩見精太郎・福知山市長が天守再建の意向を示し、再建(郷土資料館建設)期成会が発足。
寄付を募る『瓦一枚運動』などで寄付金を集め、一般寄付金、国庫補助、京都府補助等を合わせて、再建事業が行われました。
昭和60年(1985年)に小天守と続櫓が完成、昭和61年(1986年)には大天守(郷土資料館)が完成しました。
昭和61年(1986年)11月9日に竣工式を行い、11月10日に開館しました。


「福知山城石垣の転用石」
石仏、石臼、灯籠などの石像物が大量に石材として利用されました。
これらを転用席(てんようせき)と呼ばれています。


「朝暉神社」(あさひじんじゃ)
寛文9年(1669年)6月に入部した福知山初代藩主・朽木稙昌(くつきたねまさ)が父・稙綱(たねつな)を藩祖として城中に祀ったことが始まり。
11代藩主・綱條(つなえだ)の際に一社を建立して朝暉神社と号しました。
廃藩により城外に移されましたが、明治14年(1881年)に町民らの要望により天守台跡に再建されました。
さらに昭和61年(1986年)の天守再建にともなって、現在の位置に移築されました。


「鉄砲石」
鉄砲の名手・牧重郎左衛門の技量を後世に伝えるため、城主・松平忠房が建てた記念碑です。
他の場所に放置されていたのを当地に移設しました。


「豊磐井」(とよいわのい)
城主・朽木稙昌の父朽木稙綱の神号『豊磐稙綱命』にちなんだ井戸です。
深さ50メートル、海面下7メートルに達しています。
高所に関わらず水深37メートルもあり、現在も満々と水をたたえているとのこと。


「福知山城天守閣復元鯱瓦」(しゃちがわら)/平成18年10月1日
高さ:150センチ、基部たて:80センチ、よこ:45センチ


復元された天守は、大天守(3層4階)、続櫓、小天守が連結された形で、近世初期の望楼型とのこと。
外観は忠実に再現されていますが、構造は鉄筋コンクリート造です。


天守閣内部は、明智(あけち)氏及び朽木(くつきた)氏の関連資料が展示されています。


明智光秀は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、大名です。


現代に至る福知山市の市街は、光秀が築城を行い、城下町を整理したことに始まるとのこと。
当地では、『福知山出て 長田野越えて 駒を早めて亀山へ』と光秀を偲ぶ福知山音頭が伝わっています。


「福知山城郭模型」
市街地を一望する福知山盆地の中央に突き出た丘陵の先端地にあり、その地形の姿から『臥龍城』の別名があります。


「南蛮胴具足」(複製)
明智光春所用と伝えられる東京国立博物館所蔵の南蛮胴具足を模して作成されました。


「石落とし鉄砲狭間弓狭間」


「福知山城大鬼瓦」(原寸大)


明智光秀仕様の飲料水自動販売機です。


明智光秀は悲劇的な最後を迎えましたが、福知山の民衆は光秀の業績を忘れることなく信奉し、『名君』として現在に至っています。

福知山城を通して、当地の歴史を知る事ができました。
また城下町福知山を築いた明智光秀氏の業績を再認識しました。
ありがとうございました。
☆゚.+゚o(>Д<。*)ノ゚+.★ァリガトォ★゚+.ヽ(*。>Д<)o゚+.゚☆
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福知山鉄道館 ポッポランド2号館

2019-11-07 | 博物館・資料館等
福知山鉄道館は、京都府福知山市下新に位置する鉄道保存展示施設です。


同館は福知山鉄道館の2号館として、蒸気機関車が静態保存されています。


「国鉄C58形蒸気機関車」(56号機)


「スノープラウ」
除雪を目的として取り付けられた板状の除雪装置です。


「腕木式信号機」


「蒸気機関車の動くまで」


「蒸気機関車の構造について」


「福知山を取り巻く鉄道整備の歴史」
福知山駅は、明治37年(1904年)11月3日、官設鉄道の福知山駅-綾部駅-新舞鶴駅(現在:東舞鶴駅)間、
阪鶴鉄道・福知山南口駅(後の福知駅)-福知山駅間の開業により、両路線の接続駅として設置されました。


同車は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省、運輸通信省、運輸省が導入したローカル線用の客貨兼用過熱式テンダー式蒸気機関車です。


同車は、8620形の速度と9600形の牽引力を兼ね備えた共通の後継機として設計されました。
昭和13年(1938年)から昭和22年(1947年)の間、431両が、汽車製造及び川崎車輛により製造されました。


本車両は、昭和14年(1939年)に川崎車輌で製造された56号機です。


「運転室」


国鉄の蒸気機関車としては、初めてとなる密閉型の運転室を採用しています。


本車両は終戦後に改造、国鉄下関機関区の配置を経て、昭和37年(1963年)に福知山機関区に配置されました。
その後、昭和45年(1970年)までの9年間、舞鶴線や小浜線で運行しました。


館内での展示は、この蒸気機関車一両のみです。

当地において活躍した貴重な蒸気機関車を見学できた事に感謝です。
ありがとうございました。
ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ


<<福知山鉄道館 ポッポランド1号館>>

平成10年(1998年)に設立された1号館は、建物の耐震性における問題から休館中です。
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福知山駅南口公園

2019-11-06 | 公園
京都府福知山市に位置するJR西日本・福知山駅の南口側に「福知山駅南口公園」があります。

かって南側一帯に福知山運転所がありましたが、福知山駅の高架化に伴い同駅前にロータリーが整備されました。
同園は、同じく旧福知山機関区の跡地に整備されました。


「東屋」(あずまや)
東屋の柱は、昭和29年(1954年)から平成17年(2005年)までの51年間、福知山駅のホームの屋根を支えていました。


明治30年(1897年)から明治32年(1899年)、当時の阪鶴鉄道がアメリカのカーネギー社及びイリノイ社に特注したレールを利用したものです。


平成17年(2005年)、JR福知山線高架開業後、JR西日本より本柱を譲り受け、東屋の柱として再利用し保存することになりました。


「国鉄C11形蒸気機関車」(40号機)及び「転車台」


福知山機関区の転車台に蒸気機関車が載せられ展示保存されています。


同車は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が、昭和7年(1932年)に設計した過熱式のタンク式蒸気機関車です。


昭和7年(1932年)から昭和22年(1947年)までの16年間に381両が汽車製造会社、川崎車輛、日立製作所及び日本車輌製造により製造されました。


本車両は、昭和8年(1933年)に川崎車輌で製造された40号機です。


転車台は、車両の方向を変えるための機械です。


一般に蒸気機関車の方向転換に用いるものとして蒸気機関車の全盛期には各地の機関区や拠点駅・起終点駅に必ず設けられていました。


転車台は、レールとそれを支えて回転する部分(主桁)と、回転させるための土台となる地面を掘った窪み(転車台坑、ピット)から構成されています。


本車両は、昭和19年(1944年)から昭和31年(1956年)まで篠山線を運行していました。


全長:12.65メートル、高さ:3.90メートル、幅:2.83メートル


最高運転速度:85km/h、最大出力:783PS、定格出力:610PS

当地で活躍した蒸気機関車や転車台を通じて福知山駅の歴史を知ることが出来ました。
ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"
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福知山駐屯地創立69周年記念行事 装備品展示

2019-11-05 | 陸上自衛隊
11月3日(日曜日)、陸上自衛隊福知山駐屯地にて創立記念行事が開催されました。

当地は、京都府福知山市字天田に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
駐屯地グランドでは、自衛隊が現有する装備品展示が行われていました。


「9mm拳銃」
SIG社(スイス)の開発した『SIG SAUER P220』をライセンス生産した拳銃です。
陸海空3自衛隊で共通して採用されている装備の一つです。


「89式5.56mm小銃」
単発と連発の切替が出来るほか「3発制限点射機能」(スリー・ショット・バースト)方式を有しています。
※3発制限点射機能:引き金を引き続けると3発だけ発射して停止する機能


「5.56mm機関銃MINIMI」
至短時間に多量の遮断を集中し、または比較的長時間持続しての射撃を行うことを可能としています。


「対人狙撃銃」
遠距離の人員目標に対して精密な射撃を行うことを可能としています。


「110mm個人携帯対戦車弾」(略称:LAM)
ダイナマイト・ノーベル社製(ドイツ)のパンツァーファウスト3を導入した無反動砲です。
LAM:Light-weight Anti-tank Munition


「01式軽対戦車誘導弾」(略称:軽MAT)
技術研究本部(当時)と川崎重工業が開発した個人携行式対戦車ミサイルです。
発射時の後方爆風が少ないことから掩体や車上からの発射を可能としています。


「87式対戦車誘導弾」(略称:中MAT)
64式対戦車誘導弾の後継として、国産初のレーザー誘導方式を採用している対戦車ミサイルです。


「レーザー照射機」
レーザー照射機に照準器が付けられています。
セミアクティブ・レーザー・ホーミング(SALH)誘導方式の採用により、飛翔速度250メートル毎秒以上(推定400メートル毎秒)と高速化されています。
※SALH:発射母体のレーザー目標指示装置から目標に対してレーザー光を照射し、目標からの反射光をミサイルのシーカーで捉え、その方向へミサイルを誘導する方式です。


「81mm迫撃砲L16」
名称にあるLは口径長を意味し、16口径の砲であることを表しています。


「擬製弾/81mm迫撃砲弾・装薬」(NATO標準規格)


「120mm迫撃砲RT」
普通科部隊における最大の火砲として、普通科連隊の重迫撃砲中隊に配備されています。


「擬製弾/120mm迫撃砲弾・装薬」(NATO標準規格)


「偵察用オートバイ」第7普通科連隊 本部管理中隊
偵察隊、普通科連隊及び特科連隊等の情報部隊において偵察や連絡用として配備されています。


「軽装甲機動車」(LAV)第7普通科連隊 第5普通科中隊


普通科等の隊員の防御力と移動力を向上させるための装甲車です。


「93式近距離地対空誘導弾」(近SAM)第3高射特科大隊 指揮情報中隊/姫路駐屯地(兵庫県姫路市)


自走式の近距離防空ミサイル・システムです。


91式携帯地対空誘導弾(SAM-2)の4連装発射装置2基(誘導弾8発)が搭載可能です。


誘導弾及び発射装置は、高機動車の荷台に搭載されています。


「155mmりゅう弾砲FH70」第3特科隊/姫路駐屯地(兵庫県姫路市)
通称“FH70”は、西ドイツ、イギリス、イタリアが共同開発した155mmりゅう弾砲です。


地対空誘導弾ペトリオットシステム「発射機(LS)」第12高射隊/饗庭野分屯基地(滋賀県高島市)


航空自衛隊からの参加部隊でした。(^_^v


発射機に積載されているミサイル・キャニスター(収納筒)が、左側『PAC-3(M902)用』、右側『PAC-2(M901)用』でした。


2種類のミサイル・キャニスター(収納筒)は訓練用として物理的には混載可とのことですが、システムとして同時運用は不可だそうです。


航空自衛隊における高射隊は、航空機に対する迎撃任務に加え対弾道弾迎撃装備としての任務が付与されています。

<<野外売店>>

飲食店や自衛隊グッズなどが販売されていました。

<<ちびっ子模擬戦車試乗>>

小学生以下を対象とした体験試乗です。


弾薬運搬や築城資材運搬等の不整地における局地輸送に使用されている資材運搬車を模擬戦車として使用されていました。


隊員さん達の創意工夫が感じられるミニ戦車ですね。
(●≧▽≦●)/わーんだふぉーーっ!!!!

しっかり陸上自衛隊を堪能しました。
隊員の皆様、楽しい時間をありがとうございました。 <(_ _)>

以上で福知山駐屯地創立69周年記念行事を終了します。
゚・:,。★\(^^ )♪ありがと♪( ^^)ノ★,。・:・゚
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福知山駐屯地創立69周年記念行事 史料館等々

2019-11-04 | 陸上自衛隊
11月3日(日曜日)、陸上自衛隊福知山駐屯地にて創立記念行事が開催されました。

当地は、京都府福知山市字天田に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
同駐屯地には、史料館が置かれています。


営門門柱「歩兵二十聯隊」
<部隊概要>
明治17年(1884年)、大阪にて第1大隊が編成完結
明治18年(1885年)、軍旗拝受
明治27年(1894年)、日清戦争に従軍、大連湾で集結中に終戦
明治31年(1898年)8月30日、当地(当時:京都府天田郡福知山町)の新築兵営に移転


営門門柱「歩兵百二十聯隊」
<部隊沿革>
昭和13年(1938年)05月、福知山にて編成
                まもなく大陸へ渡り、大湖の南方、湖州方面の警備に付く
昭和18年(1943年)10月、常徳殲滅作戦に参加
昭和20年(1945年)04月、湘西作戦に参加
昭和20年(1945年)08月18日、湖南省宝慶拓木田にて軍旗を奉焼


「衛兵哨所」(歩哨舎)


史料館「垣将集館」
同館は、歩兵第二十聯隊が大阪から移駐する際に兵舎とともに建設された『将校集会所』の建物を昭和41年から史料館として使用されています。
現在、築130年有余となる歴史的建造物です。
館内は、旧陸軍歩兵第二十聯隊及び同じく歩兵第百二十聯隊の数々の歴史や軍服等の品々の展示並びに福知山地方の郷土の紹介や自衛隊コーナーなどが開設されています。


残念ながら館内は撮影禁止でした。


石碑「留魂碑」(昭和48年12月8日建立)
先人の英霊を顕彰しています。


石碑「鎮国之碑」(昭和54年9月20日建立)
同碑が建つ高台は、元々聯隊将兵の守護である鎭國神社が建立されていました。
昭和20年8月、兵営東の『一宮(いっきゅう)神社』境内へ移され、跡地を記念して石碑が建立されました。

<<退役装備品など>>

多用途ヘリコプター「UH-1H」(41649)


同機は、ベル・エアクラフト社(アメリカ)が開発したモデル204/205/212ヘリコプターです。


“UH-1”は、アメリカ軍における制式名称です。


本機体は、第8飛行隊(高遊原駐屯地/熊本県上益城郡益城町)の所属機であったようです。


日本では富士重工業が昭和37年からライセンス生産を行い、陸上自衛隊へ配備されました。


同機は導入時の UH-1B から → UH-1H → UH-1J へと機種更新されています。


自衛隊内では、通称『ユーワン』として呼ばれているそうです。


「74式戦車」


陸上自衛隊が61式戦車の後継として開発、配備された国産二代目の主力戦車です。


全長:9.41メートル、車体長:6.70メートル


全幅:3.18メートル、全高:2.25メートル(標準姿勢)、重量:38トン


0から200メートル加速:25秒、最高速度:53km/h

駐屯地内の史跡を巡りました。
この後は、現役装備品などを見学します。・・・・つづく。
ワーイ♪\(^ω^\)( /^ω^)/ワーイ♪
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