クリスマス(英: Christmas)とは、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝う祭です。
日本語の「クリスマス」は、英語の「Christ(キリスト)の mass(ミサ)」に由来し、
語史的には中英語Cristemasse<古英語Crīstes mæsse(初出1038年)に遡ります。
日本語では他に、「降誕祭」、「聖誕祭」、「聖夜」などの呼び方があるようです。
アポストロフィを用いた “X’mas”の表記は、和製英語とする説やアポストロフを
付けるのは誤りとする説、現在はアジア圏でのみ使われているとする説があります。
日本国内では1552年(天文21年)、周防国山口(現在:山口県山口市)においてカトリック教会(イエズス会)の宣教師である
コスメ・デ・トーレスらが、日本人信徒を招いて降誕祭のミサを行ったのが、日本で初めてのクリスマスと云われています。
それを記念して現在山口県では『日本のクリスマスは山口から』というイベントを開催しています。
しかし、その後江戸幕府の禁教令によってキリスト教は禁止されたことで、明治の初めまでの200年以上の間、隠れキリシタン以外
には全く受け入れられることはありませんでした。
日本でクリスマスが受け入れられたのは明治33年(1900年)に明治屋が銀座に進出し、その頃からクリスマス商戦が始まったことが
大きな契機であったそうです。
大正時代になると、児童向け雑誌や少女雑誌の12月号には、表紙をはじめとしてクリスマスにまつわる話や挿絵がたくさん導入されました。
大正14年(1925年)、日本で初めてクリスマスシール(結核撲滅の寄付切手)が発行されました。
戦後、クリスマスは年中行事として定着し、行事も盛大に行われるようになりました。
商業施設では早いところは11月上旬からクリスマスツリーが飾られ、クリスマスセール等が行われています。
“メリークリスマス!!”
☆*Merry*☆=- ★=- ヽ(^∇^*)ノ -=★ -=☆*X'mas*☆
<<おまけ>>
「近鉄5800系電車/大阪電気軌道デボ1形復刻塗装電車」(近畿日本鉄道・大阪難波駅)
平成26年(2014年10月)より奈良線100周年記念事業としてデボ1形をイメージしたラッピング電車(アートライナー)