流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

陸奥記念館 野外展示コーナー

2015-06-23 | 博物館・資料館等
陸奥記念館は、山口県大島郡周防大島町に位置する町立博物館です。

旧海軍が保有していた戦艦「陸奥」に関する遺物や遺品などが展示されています。
同館に隣接している「野外展示コーナー」を見学しました。


「戦艦陸奥艦首錨及び錨鎖」


錨量:8.382トン、錨鎖:79.38mm


陸奥記念館に隣接している丘の上に「野外展示コーナー」があります。


「感銘碑」


「陸奥之碑」


丘から戦艦「陸奥」沈没現場の海が望めます。


予科練甲飛十一期生戦没者慰霊「若鷲の碑」
戦艦「陸奥」に乗艦し、艦と運命を共にした予科練甲飛十一期生を慰霊しています。


丘では、海底から引き揚げた艦首、副砲及びスクリューが展示されています。


「副砲(50径14センチ砲)」


計18門装備されていましたが、展示されている副砲は左舷の16番砲との事


「艦首」


展示されている艦首は、菊の御紋章が付けられていた最先端の部分を高さ2.0m、長さ4.8m、幅5.0mに切断したものです。


「推進器(スクリュー)」
展示されている推進器は4基の内、左舷内側のものです。
直径4.2m、翼面積74㎡、重量約11トン

陸奥記念館の見学を通じて、この事実を後世に伝え、恒久の平和を祈念します。
ありがとうございました。 <(_ _)>


<<丘から見えた瀬戸内海の船>>

「防予フェリー」
柳井港(山口県柳井市)-三津浜港(愛媛県松山市)を運航しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陸奥記念館

2015-06-22 | 博物館・資料館等
「陸奥記念館」は、山口県大島郡周防大島町に位置する町立博物館です。
旧海軍が保有していた戦艦「陸奥」に関する遺物や遺品などが展示されています。


昭和47年11月、旧東和町(現在:周防大島町)が事業主体として陸奥記念館が完成。
平成6年、現在の場所に移転しています。


館内は、遺品や艦の一部と遺族から寄せられた貴重な資料を展示しています。


戦艦「陸奥」艦首部(模型)


戦艦「陸奥」概略配置図


戦艦「陸奥」(模型)改装前(昭和初期頃)


戦艦「陸奥」(模型)大改装後


戦艦「陸奥」沈没状況の図


大正7年6月1日、横須賀海軍工廠にて起工


大正9年5月31日、進水


大正10年10月24日、就役


戦艦「陸奥」は、連合艦隊の旗艦、お召し艦として活躍します。


1番艦長門と共に日本の力の象徴として、戦前の国民に長く愛されます。


竣工当時は、世界に7隻しか存在しなかった40cm砲搭載戦艦として『世界七大戦艦』と呼ばれました。


昭和初期の遺品


戦前の学校の教科書に描かれたり、男子がイメージする軍艦といえば、当時の連合艦隊旗艦である「長門」や「陸奥」だったとの事。


「40cm主砲を斉射した光景」
主砲射程:4万メートル、弾道の高さ:5,520メートル


昭和18年6月8日、原因不明の爆発事故を起こし柱島沖で沈没。
戦後に浮揚作業が行われました。


戦艦「陸奥」の引き揚げ品


艦体約75%が浮揚され、艦橋部と艦首部等を除く艦の前部分等が海底に残っているとの事。


40糎砲火薬缶上部などの引き揚げ品


長官公室舷窓などの引き揚げ品


「体験コーナー」


戦艦「陸奥」の士官室を再現しています。


下士官兵のハンモック(寝具)を再現しています。


昭和18年6月8日、旧東和町(現在:周防大島町)の沖で爆沈しました。


爆沈原因は艦内の誤爆説等ありますが、現在でも不明との事。


記念館から沖合3キロの地点で爆沈しています。


戦艦「陸奥」(縮尺1/100)(実寸2.25m)
水上浮揚が可能で推進機を備えています。


戦艦「陸奥」と共に逝った乗組員の冥福を祈ります。
ありがとうございました。 <(_ _)>

この後は、同館の野外展示コーナーへ移動します。つづく・・・(^_^¥
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陸奥記念公園 対潜哨戒機「PS-1」

2015-06-21 | 公園
山口県大島郡周防大島町大字伊保田に位置する「陸奥記念公園」へ来ました。
同園では、退役した海上自衛隊の航空機が静態保存展示されています。


静態保存展示されている航空機は木々に囲まれて、ひっそりと置かれています。


対潜哨戒機「PS-1」(5818)


同機は新明和工業により製造された国産航空機として、海上自衛隊が保有した対潜哨戒機です。


同機のコンセプトは『外洋における運用を第一の目的とする世界初の飛行艇』とのこと。
高揚力装置、自動安定装置による超低速飛行及び強力な動力境界層制御BLCシステムによって、高いSTOL(短距離飛翔)性能、波消し装置及び新設計の機体による耐性を持つものです。


「探照灯」
夜間において、潜水艦等を視認するサーチライト(探照灯)です。


「魚雷ポッド」
対潜魚雷(Mk44、Mk46、73式短魚雷)×4発(最大)兵装可能


車輪は装備されていますが、地上走行用のものであり、滑走路への離着陸は出来ません。


同機は基地に隣接した水域で離着水し、基地内へはスロープを使って出入りします。
※車輪は海水内でも出し入れ可能


主翼は直線翼、水平尾翼を垂直尾翼の上に配したT字尾翼を採用しています。


垂直尾翼には、海上自衛隊岩国航空基地に所在した“第31航空隊”である『31』が記されています。
さらに機体番号(シリアルナンバー)が『5818』と標記されています。
PS-1は、23機(5801~5823)が製造され、全機が昭和48年3月1日に編成された第31航空隊へ配備されました。
なお、同隊は平成元年3月にPS-1全機退役と伴に解散しています。


機体全景の撮影は、これが精一杯・・・(×_×;


同機は高性能の離着水性能を有し、波高3メートルでも離着水が可能でした。


「T64-IHI-10」
ターボプロップエンジン×4機を装備


「フロート」
飛行艇である証しですね。(^_^)


「ロケットランチャー」
対潜爆弾×3発(両翼最大6発)兵装可能


最大速度:545km/h、航続距離:約4,000km


乗員:12名、全長:33m、全幅:33m、全高:10m


平成元年3月17日に最後の一機が退役し、形式消滅しました。


×△※(自主規制)があるとしか思えない見せ方です。
機体の全景が見渡せるように改善して欲しいです。(+_+)

この後は、同園に隣接している記念館へと移動します。つづく・・・・(^_^¥
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出雲縁結び空港

2015-06-14 | 空港・飛行場
島根県出雲市斐川町には、地方管理空港である「出雲空港」が所在しています。
同空港は松江市中心部から西に約15キロ(バスで約30分)の宍道湖の西端に位置しています。


同空港は縁結びの神様で知られる出雲大社が近くにあり、愛称「出雲縁結び空港」が名付けられています。


「管制塔」
国土交通省大阪交通局出雲空港出張所が同空港の管制業務を行っています。


島根県出雲空港管理所・除雪車「スノースイーパ」


松江一畑交通・空港リムジンバス


“ ようこそ「ご縁の国しまね」へ ”


「縁結びしまねっこ像」


「展示しめ縄」
長さ:5メートル、最大周囲:2メートル、重さ:約430キロ


出雲市無形民俗文化財平田一式飾・陶器一式「古代の婚礼」


フライトシミュレーター


当然ながら有料でした。f^_^;


空港ターミナルビル3階・送迎デッキから旅客機が見渡せます。


日本エアコミューター・ボンバルディアDHC-8-402(JA850C)


日本エアコミューター(JAC)は、日本航空(JAL)グループの航空会社です。


同社は、ターボプロップ機(プロペラ機)を運航しています。


本機体はDHC-8を基にボンバルディア・エアロスペースが改良および生産した派生型です。
ボンバルディアQシリーズと呼ばれています。


大阪(伊丹)空港へ向けて離陸しました。


日本エアコミューター・サーブスカニアSAAB340B(JA8704)


同機は、スウェーデン・サーブ社とアメリカ・フェアチャイルド社が共同開発した近距離用双発ターボプロップ旅客機です。


全幅:21.44メートル、全長:19.73メートル、全高:6.97メートル


巡航速度:522km/h、航続距離:1,735km


駐機スポットにランプインしました。


空港東側に位置する公園から見える空港ターミナルです。


島根県防災航空隊・格納庫
ヘリコプター・愛称「はくちょう」(川崎BK117C-2・JA32AR)を保有しています。
遠くて見えません。(+_+;


島根県警察航空隊・格納庫
ヘリコプター・愛称「ちどり」(アグスタA109E・JA02PC)を保有しています。
扉が閉まってます。(;_;


国土交通省・航空保安施設「出雲V0R/DME」
超短波全方向式無線標識及び距離測定装置で構成されています。


日本航空・ボーイング767-300(JA615J)


東京(羽田)へ向けて離陸しました。


日本エアコミューターのSAAB340Bがランプアウトしました。


福岡空港へ向けて離陸しました。

空港東側に隣接している公園から見える航空機に感動しました。
ありがとうございました。(^_^)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海上自衛隊 多用途支援艦「ひうち」一般公開

2015-06-13 | 防衛省・自衛隊
6月13日(土曜日)、島根県出雲市に位置する河下港にて海上自衛隊多用途支援艦「ひうち」一般公開が催しされました。

本イベントは、自衛隊島根地方協力本部が主催する広報行事です。
多用途支援艦「ひうち」は、京都府舞鶴市に所在する海上自衛隊舞鶴基地から来ました。


多用途支援艦「ひうち」は、海上自衛隊舞鶴地方隊に所属する艦です。


同艦は、日本鋼管(現在:JFEエンジニアリング)鶴見造船所にて建造されました。
平成13年9月4日に進水し、平成14年3月27日で就役しました。


「内火艇」(うちびてい)


艦橋部


ひうち型多用途支援艦の1番艦です。


この艦級における艦名は灘の名前に由来しており、「ひうち」は燧灘に由来します。
燧灘は瀬戸内海に七つある灘の一つで、愛媛県から香川県にかけての「燧灘」より命名されました。


※同艦パンフレットから引用
本艦の主な任務は、日本周辺海域における防衛と海上交通の保護を始めとする多種多様な任務の遂行に対する支援と災害発生時における救援活動です。
同艦は、東日本大震災における災害派遣にて緊急援助物資の輸送で活躍しています。


乗艦します。


「サブウィンチ」
対水上射撃訓練時、高速水上標的1型を曳航するため、繰り出し・巻き込みを行うウィンチです。


同艦は、諸外国海軍の航洋曳船(オーシャンタグ)に相当するそうです。


「デッキクレーン」(伝道油圧中折伸縮式)
搭載艇等を海面から楊収する機能を有しています。


「医務室」


艦橋にお邪魔します。f^_^;


「操舵装置」


舵角等の各種計器


「方位環」(コンパス)


「海図机」


「艦長席」


艦橋から見える艦首部


「66cm測距儀」


「30cm信号探照灯」


「65式12cm双眼鏡」


「えい航装置」
えい航とは、航行不能となった船舶をワイヤーロープで接続し、港や修理地等へ引っぱって航行する作業です。


「自走式水上標的」(通称:バラクーダ)


いかなる海面状態でも転覆せず、ジグザグ、蛇行、直進併進等多種多様な走行が可能としています。


肉じゃが発祥の地は、“舞鶴”とあります。
今後の要チェック事項ですね。(^_^)


「ひうち」のペーパークラフト(完成品)


見学を終了して艦を降ります。


海上自衛隊が保有する護衛艦等の訓練をサポートする艦艇の存在を知る事が出来ました。

隊員の皆様、ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゜・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゜。】ヽ(*´∪`*)ノ"
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防府航空祭 展示飛行

2015-06-11 | 航空自衛隊
6月7日(日曜日)、航空自衛隊防府北基地にて開催された「防府航空祭」へ行ってきました。
防府飛行場において、自衛隊機等による展示飛行が行われました。
飛行機は間違いなくカッコええのですが、画像がブレブレで申し訳ありません。“o(><)o”くう~!


第12飛行教育団・初等練習機「T-7」による機動飛行


全長:8.59メートル、全幅:10.04メートル


最大巡航速度:203ノット(376km/h)


記念塗装機による機動飛行でした。


第12飛行教育団・初等練習機「T-7」×9機による航過飛行


全高:2.96メートル、最大離陸重量:1,585kg


出力:450hp(離陸出力)/350hp(連続最大出力)


第13飛行教育団(芦屋基地)・中等練習機「T-4」×4機による航過飛行


最大速度:マッハ0.91(560ノット)、巡航速度:マッハ0.75、航続距離:1,300km(700海里)


第41教育飛行隊(美保基地)・基本操縦練習機「T-400」による航過飛行


第304飛行隊(築城基地)・戦闘機「F-15J」による機動飛行


F-15は、アメリカ・マクダネルダグラス社(現在ボーイング社)が開発した戦闘機です。


本機「F-15J」は三菱重工業が中心となり、航空自衛隊向けにノックダウン及びライセンス生産されました。


航空祭の華「ブルーインパルス」による曲技飛行です。


ルーインパルス(Blue Impulse)は、航空自衛隊に所属するアクロバット飛行チームの愛称であり、
航空交通管制における編隊のコールサインです。


ブルーインパルスは、宮城県・松島基地に所在する第4航空団第11飛行隊に所属する部隊です。


同隊は広報活動を主な任務とし、展示飛行を専門に行う部隊です。


「キューピッド(バーティカル・キューピッド)」
ハートを矢が貫いているように見せるために一度スモークを切っているのが良いですね。


「スター&クロス」
大きな星がスモークで描かれています。

下手なブレブレ画像で申し訳ございません。 ゴメ━━m(。>_<。)m━━ン!!!!

お陰様で航空自衛隊防府北基地にて楽しい時間を過ごすことができました。
隊員の皆様、ありがとうございました。
以上で防府航空祭シリーズを終わります。 <(_ _)>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防府航空祭 装備品等展示 其の参

2015-06-10 | 航空自衛隊
6月7日(日曜日)、航空自衛隊防府北基地にて開催された「防府航空祭」へ行ってきました。
エプロン地区では、航空機等の装備品展示が行われていました。


第402飛行隊(入間基地)・輸送機「C-1」(18-1031)


輸送機「C-1」の機内


海上自衛隊第201教育航空隊(小月航空基地)・初等練習機「T-5」(6342)


海上自衛隊が保有する初等練習機です。
対潜哨戒機等の操縦士を養成するための機体です。


海上自衛隊第202教育航空隊(徳島航空基地)・練習機「TC-90」(6835)
ビーチクラフト・キングエアC90を改造した練習機です。


第12飛行教育団(防府北基地)・初等練習機「T-7」(36-5903)
航空自衛隊が保有する初等練習機です。


第12飛行教育団(防府北基地)・初等練習機「T-7」(36-5905)
航空自衛隊の操縦士が最初に訓練を受けるために搭乗する機体です。


第12飛行教育団(防府北基地)・初等練習機「T-7」(46-5911)
航空自衛隊防府北基地創立60周年における記念塗装機です。


第13飛行教育団(芦屋基地)・中等練習機「T-4」(06-5644)


初等訓練(T-7)を終えた操縦士が、続いて搭乗訓練する中等練習機です。


第41教育飛行隊(美保基地)・基本操縦練習機「T-400」(51-5056)


航空自衛隊の輸送機・救難機などの操縦士を養成するための練習機として、ビーチジェット400Aを
「T-400」として導入しました。


陸上自衛隊第3対戦車ヘリコプター隊(目達原駐屯地)・戦闘ヘリコプター「AH-64D」(74503)


固定武装として“M230A1 30mm機関砲”が装備されています。


通常武装として、“対戦車ミサイル・AGM-114ヘルファイア”、“空対空ミサイル・AIM-92スティンガー”、
“ロケット弾ポッド・ハイドラ70”などが搭載可能です。


陸上自衛隊第13飛行隊(防府分屯地)・観測ヘリコプター「OH-6D」(31289)
防府北基地の敷地内には、陸上自衛隊第13旅団の隷下部隊である第13飛行隊が所在しています。


陸上自衛隊第13飛行隊(防府分屯地)・他用途ヘリコプター「UH-1J」(41908)


陸上自衛隊第13飛行隊(防府分屯地)・電源車及び燃料車


陸上自衛隊第17普通科連隊(山口駐屯地)「1トン半救急車」


陸上自衛隊第13偵察隊(出雲駐屯地)「偵察用バイク」


陸上自衛隊第17普通科連隊(山口駐屯地)「軽装甲機動車」


陸上自衛隊第17普通科連隊(山口駐屯地)「高機動車」


陸上自衛隊第13高射特科中隊(日本原駐屯地)「93式近距離地対空誘導弾」


自走式の近距離防空ミサイル・システムです。(通称「近SAM」)


陸上自衛隊第13偵察隊(出雲駐屯地)「87式偵察警戒車」


航空自衛隊の基地に関わらず戦車試乗が行われていました。(^_^)


陸上自衛隊第13戦車中隊(日本原駐屯地)「74式戦車」


61式戦車の後継として開発された第2世代主力戦車に分類される戦車です。


74式戦車の加速性能は0-200メートル加速が25秒、最高速度は53km/hです。

他の航空自衛隊基地の航空祭とは違った風景を持っている防府北基地ですね。(^_^)
この後は、展示飛行の見学へと移行します。
☆*・+゜ゎぁぃヽ(ω・`*ヽ)(ノ*´・ω)ノ゛ゎぁぃ*・+゜☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防府航空祭 装備品等展示 其の弐

2015-06-09 | 航空自衛隊
6月7日(日曜日)、航空自衛隊防府北基地にて開催された「防府航空祭」へ行ってきました。
整備格納庫では、装備品等の展示が行われていました。
画像は、初等練習機T-7のコクピット体験です。


芦屋救難隊(芦屋基地)・各種救命装備品


各種救難時に使用する救命装備品等です。


「8人用ボート」(ソディアックボート)


第12飛行教育団(防府北基地)「人命救助システム」
災害派遣時に不明者捜索、発見、救出などに使用する装備品です。


捜索、救助、負傷者の後送までの完結した機能を備えています。


「作業用照明灯」
夜間における救出作業の照明器具として使用します。


「電圧式油圧救助装置」、「エンジンカッター」、「エンジン式削岩機」


「夜間誘導棒」、「手動ウィンチ」、「電動式油圧救助装置」


「着陸誘導灯」
飛行場施設を有しない場外着陸地への航空機の誘導灯としてに使用されます。


「破壊構造物探索機」
先端部にレンズの付いた光ファイバーケーブルを瓦礫の空隙に挿入して被災現場における埋没者の状況を
直接肉眼で確信し、救助方法を選定します。


「災害派遣服装」、「防護服装」


「レスキューベスト服装」


第8航空団(築城基地)「20mm機関砲弾」(模擬弾)


「500LBS爆弾」(模擬弾)


空対空ミサイル(中射程)「AIM-7M(スパロー)」(模擬弾)


空対空ミサイル(短距離)「AAM-3(90式空対空誘導弾)」(模擬弾)


エプロン地区では、有志による各種ラジコン機が展示されていました。


エクストラ社・スポーツ機「エクストラ330S」


エクストラ社・スポーツ機「エクストラ330SC」


イギリス軍「アブロ504」


ドイツ軍「エトリッヒ・タウベ」


日本海軍・零式艦上戦闘機22型(210-105)


富士重工業・初等練習機「T-3」(81-5506)


“2014 F4Hクラス世界選手権大会”(国際航空連盟主催)・日本代表出場機


旧飛行服を着用したパイロットが搭乗しています。


第12飛行教育団(防府北基地)仕様の塗装です。


富士重工業・初等練習機「T-7」(46-5916)


“2014 F4Cクラス世界選手権大会”(国際航空連盟主催)・日本代表出場機


第12飛行教育団(防府北基地)仕様の塗装です。

この後も引き続き、装備品等展示を見学します。
つづく・・・・・(^_^¥
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防府航空祭 装備品等展示

2015-06-08 | 航空自衛隊
6月7日(日曜日)、航空自衛隊防府北基地にて開催された「防府航空祭」へ行ってきました。
メイン会場となるエプロン地区に来ました。


旧管制塔


管制塔(現在運用中)
防府管制隊が防府飛行場の航空管制を実施しています。


「ミニ電車」


初等練習機「T-7」に模したミニ電車でした。


第12飛行教育団(防府北基地)にて保有する各種車両が展示されていました。


「燃料車」


「整備支援車両」等々


「電源車」、「航空機牽引車両(タグ)」等々


破壊機救難消防車「A-MB-2」


第6高射隊(芦屋基地)・地対空誘導弾ペトリオットシステム「発射機(LS)」(PAC-3)


PAC-3は、弾道ミサイル防衛(BMD)システムの地上配備型下層ウエポンシステムとして導入されています。


第2移動通信隊(春日基地)・発動発電機及び移動用多重通信装置


第2移動通信隊(春日基地)・移動用多重通信装置(OH)「J/TRQ-504」(多重端局装置)


第2移動通信隊(春日基地)・移動用多重通信装置(OH)「J/TRQ-504」(無線装置)


第2移動通信隊(春日基地)・発動発電機「FPUS-25DV」


第2移動通信隊(春日基地)・自活車「KK-FT1JGDL改」


第8基地防空隊(築城基地)・81式短距離地対空誘導弾「射撃統制装置」


射撃管制装置には、フェーズドアレイレーダー(Xバンド)を採用し、発射後に空中におけるロックオン機能や
赤外線パッシブ・ホーミング方式を採用して、2つの目標に対する同時追跡と連続攻撃能力を有しています。


第8基地防空隊(築城基地)・81式短距離地対空誘導弾「発射装置」


発射装置は誘導弾4発を装填可能とし、搭載車両のステップには予備弾を収納したコンテナを携帯しています。


第8基地防空隊(築城基地)・対空機関砲「VADS-I改」


同機関砲用である「20mm口径弾」


機関砲を中核として、レーダー、コンピュータなどによる射撃管制装置を組み合わせた半自動システムの機関砲です。


自衛隊山口地方協力本部萌えキャラクター・3姉妹機
「山口美陸 (やまぐち みり)」次世代陸上支援機モデル
陸上支援のために開発されたアンドロイドモデル。
これまで人間では困難だった条件下での救助活動等が可能
多目的パワーアームにドリル・レーダーなどの追加パーツを装備することで様々な場面に対応可
頭の砲台からはBB弾が発射できるが、信号弾や照明弾なども装填可能


自衛隊山口地方協力本部萌えキャラクター・3姉妹機
「山口美海(やまぐち みみ)」次世代海上支援機モデル
海上支援のために開発されたアンドロイドモデル。
各護衛艦や衛星とのデータリンクができ、リアルタイムで領海内の船舶の運航状況が確認可能
三方を海に囲まれた山口県には必要不可欠


自衛隊山口地方協力本部萌えキャラクター・3姉妹機
「山口美空(やまぐち みく)」次世代航空支援機モデル
航空支援のために開発されたアンドロイドモデル。
救助ヘリが運航できない悪天下でも安全に飛行でき、遭難者の早期発見が可能
山岳地帯などを飛行可能になり、難しかった救助作業も安全に遂行可能
背中の飛行ユニット(通常はF-15型)を交換することで任務に応じた様々な高度帯、速度帯を選択して飛行可能


中国航空協会・単座上級滑空機「アレキサンダー・シュライハーASW20CL」(JA2347)


搭乗者1名のグライダーです。


最大重量:525kg、最高速度:250km/h(IAS)

他基地における航空祭と比較して、ゆったり感満載の雰囲気があります。
引き続き、エプロン地区での見学を継続します。つづく・・・・・・・・(^_^¥
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防府航空祭

2015-06-07 | 航空自衛隊
今日(6/7)は、航空自衛隊防府北基地にて開催された「防府航空祭」へ行ってきました。
当地は、山口県防府市田島に所在する航空自衛隊の基地です。


石碑「俊鷲揺籃之地」


同基地には、航空自衛隊パイロットを養成する部隊である第12飛行教育団が配置されています。


石碑「慰霊之碑」


石碑「飛行第五十一戦隊記念碑」
<碑文から引用〉
昭和19年 4月    小月で編成
昭和19年 6月    防府へ移駐
昭和19年 9月    主力が比島へ移動、残留部隊は関門地区防空 特攻支援
昭和19年12月    主力帰国 茨城県下館へ移動 主都防空
昭和20年 8月15日 九州沖縄地区へ移動中終戦
初代戦隊長 陸軍中佐 中島光夫
二代戦隊長 陸軍中佐 池田忠雄


「本部庁舎」
当地は、昭和19年4月に陸軍防府飛行場として開設
終戦後は、米軍に接収
昭和30年、第1操縦学校(本校:小月基地)の分校として防府飛行場に開設され、飛行訓練を開始
昭和34年、航空自衛隊防府北基地の開設
その際、第1操縦学校は廃止され、第12飛行教育団として再編成されて現在に至る


○常設展示機コーナー
航空自衛隊の退役航空機が展示されています。


支援戦闘機「F-1」(10-8256)


練習機「T-1A」(15-5816)


全天候要撃戦闘機「F-86D」(04-8203)


練習機「T-33A」(51-5632)


初等練習機「T-34A」(41-0309)


初等練習機「T-3」(81-5506)


T-34AとT-3の編隊飛行風の組み合わせが良いですね。(^_^)


○航空学生顕彰館
航空学生出身殉職隊員の慰霊、航空学生の功績に対する顕彰、航空学生出身者の心の拠り所、航空学生制度
及び航空自衛隊の募集広報に資することを目的として平成13年6月に落成されました。


「初級操縦課程の教官パイロットと航空学生生のブロンズ像」


航空学生制度創設50周年を記念して平成17年に建立されました。


航空自衛隊の操縦者の証であるウイングマークのモニュメントが展示されています。


「航空学生教育群旗」
描かれている双頭の鷲は“団結と伝統”を象徴していいます。


「航空学生のあゆみ(年表)コーナー」


「3気精神」
航空学生に対する指導方針として示されたものです。


「FLYING GUYS」
航空学生出身者のネームバッジに使用しているマーク


「飛行部隊紹介コーナー」


「飛行服(旧)」(左側)、「飛行服(ブルーインパルス)」(右側)


「飛行服の変遷」


「飛行隊識別帽子」


「顕彰室」
殉職された航空学生出身者の遺影が安置されています。
関係者以外の立ち入りは出来ません。


「厚生センター」
コンビニエンスストア“ポプラ”が営業されていました。


石碑「雄飛」
昭和49年10月、航空学生の勇ましい勢い盛んを願って建立されました。


要撃戦闘機「F-104J」(36-8537)

航空学生制度は、昭和30年6月2日、当時の防府基地(現在の防府南基地)において「操縦学生基本課程」へ
第1期操縦学生207名が入校したところから、航空自衛隊の操縦者を養成する制度として発足しました。
現在、航空自衛隊の操縦者の約60%を航空学生出身者の操縦者が占めているそうです。

当地がパイロット養成の場であることをあらためて認識しました。
この後は、メイン会場であるエプロンへと移動します。つづく・・・(^_^¥
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まちの駅「うめてらす」

2015-06-06 | 道の駅など
まちの駅「うめてらす」は、防府市松崎町に所在する観光案内施設です。
平成22年4月に開設されることになり愛称を全国から広く一般公募した結果、724件の応募があり、
千葉県在住の方による「うめてらす」が愛称として採用されました。


「うめてらす」の名称は、梅が防府市の花木であり防府天満宮の御祭神である菅原道真公にもなじみが
深い事と、防府市の観光資源の魅力を情報発信拠点として光が輝くように照らすという事、さらには
観光客や市民が集い、憩える場所としてのテラスにもつながることによるものだそうです。


チェーンソー・アート“林 隆男”氏の作品『美和子さん』


施設内は、休憩・観光案内・展示・特産品おみやげコーナーなどやお食事処があり、観光に役立つ色々な
情報を提供しています。


山口県では、大河ドラマ「花燃ゆ」の放送を契機として、平成30年の明治維新150年に向けて、
幕末維新をテーマとした観光キャンペーン「やまぐち幕末ISHIN祭」を全県で展開しています。


やまぐち幕末ISHIN祭・公式キャラクター「松陰先生の妹 文ちゃん」です。


味噌もろみ(左側)。ごまもろ(中央)。椎茸もろみ(右側)。


「玉子かけ しゅうゆ」


「文の卵かけセット」(箱入り)


周防国の出身である伊藤博文(長州藩士・初代、第5代、第7代及び第10代内閣総理大臣)は、
防府市で少年時代を過ごしました。


防府天満宮に所在する春風楼の前で記念撮影をしています。


防長交通「ほうふ花燃ゆ周遊バス」のバス停留所

防府市における観光の出発点として、気軽に利用できる休憩所でした。
ありがとうございました。(^_^)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第61回 航空自衛隊防府南基地開庁記念行事 装備品展示

2015-06-02 | 航空自衛隊
5月30日(土曜日)、航空自衛隊防府南基地にて開催された「第61回航空自衛隊防府南基地開庁記念行事」へ
行ってきました。
退役航空機の見学終了後、装備品展示場へ移動しました。
航空自衛隊が保有する機動(移動)部隊の現役装備品が展示されていました。


航空教育隊管理隊警備小隊(防府南基地)「軽装甲機動車」
陸上自衛隊の車体と異なりオリーブドラブ一色で塗装されています。


第8基地防空隊(築城基地)・対空機関砲「VADS-I改」


機関砲を中核として、レーダー、コンピュータなどによる射撃管制装置を組み合わせた半自動システムの機関砲です。


測距レーダーと射弾計算機を組み合わせて適切なリード射撃(移動する標的までの距離を計算して未来位置に
射撃し、命中させる射撃方法)が可能となっています。


バラキューダ(偽装網)を掛けられている状態の対空機関砲です。


第8基地防空隊(築城基地)・81式短距離地対空誘導弾「射撃統制装置」


射撃管制装置には、フェーズドアレイレーダー(Xバンド)を採用し、発射後に空中におけるロックオン機能や
赤外線パッシブ・ホーミング方式を採用して、2つの目標に対する同時追跡と連続攻撃能力を有しています。


バラキューダ(偽装網)を掛けられている状態の射撃管制装置です。


第8基地防空隊(築城基地)・81式短距離地対空誘導弾「発射装置」


発射装置は誘導弾4発を装填可能とし、搭載車両のステップには予備弾を収納したコンテナを携帯しています。


第2移動通信隊(春日基地)・地上移動局衛星通信装置「J/VRC-601」
移動通信衛星MCS-1cにより部隊の移動中及び展開中などにおいて、基地等の間を通信します。


第2移動通信隊(春日基地)・発動発電機「FPUS-25DV」
“25kVA 60Hz”の仕様です。


第2移動通信隊(春日基地)・自活車「KK-FT1JGDL改」


機動展開時において、自活する場合に使用されます。
小型の発動発電機などを装備しています。


第2移動通信隊(春日基地)・移動用多重通信装置(OH)「J/TRQ-504」(無線装置)


固定用多重通信網の代替及び補完を担当します。
災害派遣においては、臨時回線の確保を実施するとのこと。


無線装置を折り畳んだ状態です。


第2移動通信隊(春日基地)・移動用多重通信装置(OH)「J/TRQ-504」(多重端局装置)


無線装置と多重端局装置の間は、光ケーブルで接続されるため離隔した展開を可能としています。


多重端局装置の内部です。


“無線装置”を搭載する73式大型トラックに“発動発電機”が牽引されています。
この様な車両と装備品の組み合わせは、航空機メインの航空祭で見れない貴重なシーンかもしれません。


芦屋救難隊(芦屋基地)・各種救命装備品


救難時に使用する救命装備品等が展示されていました。


第6高射隊(芦屋基地)・地対空誘導弾ペトリオットシステム「アンテナマストグループ(AMG)」


他の高射隊とデータ及び音声の送受信を行うため、UHF多重通信装置に使用する
2本のアンテナ・マストを備えています。


アンテナ・マストは、それぞれ空気圧により約30メートルの伸張が可能です。


第6高射隊(芦屋基地)・地対空誘導弾ペトリオットシステム「発射機(LS)」(PAC-3)


PAC-3は、弾道ミサイル防衛(BMD)システムの地上配備型下層ウエポンシステムとして導入されました。


発射機(LS)が牽引されて、この様に展開している状態を見学できたのは貴重ですね。

主に航空機がメインとなる航空祭などとは違った航空自衛隊の記念日行事でした。
特にパイロットや航空機だけが航空自衛隊ではないことをあらためて認識しました。
防府南基地の皆様、ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゜・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゜。】ヽ(*´∪`*)ノ"
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第61回 航空自衛隊防府南基地開庁記念行事 退役航空機

2015-06-01 | 航空自衛隊
5月30日(土曜日)、航空自衛隊防府南基地にて開催された「第61回航空自衛隊防府南基地開庁記念行事」へ
行ってきました。
式典行事の見学終了後、基地内にある退役航空機の展示エリアへ移動しました。


要撃戦闘機「F-104J」(46-8636)


アメリカ・ロッキード社が開発した超音速ジェット戦闘機です。


開発当時は、卓越した高速性と形態がミサイルを彷彿させ、「最後の有人戦闘機」と称されました。


全天候要撃戦闘機「F-86D」(84-8127)


アメリカ・ノースアメリカン社が開発したF-86Fから派生型した全天候要撃戦闘機です。


当時としては高度なエレクトロニクスを搭載、接敵からロケット発射まで自動的に行う機能を備えていました。


戦闘機「F-86F」(52-7403)


アメリカ・ノースアメリカン社が開発したジェット戦闘機です。


昭和31年、アメリカから供与され、航空自衛隊としては初代の主力戦闘機として運用しました。


初等練習機「T-34A」(61-0391)


アメリカ・ビーチエアクラフト社が開発した練習機です。


航空自衛隊では、操縦学生が最初に操縦する初等練習機でした。


支援戦闘機「F-1」(50-8270)


三菱重工業が製造した高等練習機T-2を基に、第二次世界大戦終結後に日本が初めて独自開発した
超音速飛行が可能な戦闘機です。


同機は、第3航空団(三沢基地)第3飛行隊、同団第8飛行隊、第8航空団(築城基地)第6飛行隊
に配備されました。
垂直尾翼に描かれているマークは、“第6飛行隊”です。


貴重な退役航空機を見学できました。
ありがとうございました。 <(_ _)>

この後は、現役の装備品展示場へと移動します。つづく・・・(^_^¥
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする