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川田龍平さん

薬害エイズ訴訟の原告団として、その中心として、お母様と共に闘ってい
た姿が今も鮮明に思い出される。

そして、その裁判で国を動かし、画期的な和解を勝ち取った川田さんが、
参議院議員になる。

川田さんは当選後のインタビューに「厚生労働省に物言える人になる」
と答えていたのが印象的だった。


移植手術の保険適用や薬の保険、高額医療費の問題や介護保険の問題、
それに、度重なる肝炎訴訟、これらを見聞きし、自分でも体験する時、いつ
も考えることがある。

それは、訴える側と取り決める側の温度差の問題だ。

訴える側はまさに生死を掛けた切実な願い。
それに対してその声を聞く側はどうか。

常に付いて廻るのは責任論と、金額的予算の話しばかり。

冷静に公平に、第三者的立場で物事を考えなければならないのは良くわか
るんです。
なんでもかんでも認めて、なんでもかんでも大判振る舞いでは立ち行かな
くなるのはわかるんです。

でも取り決める側の人間に、果たしてどれくらい弱い立場の人間がいるの
だろう。
我々一個人が声をあげたって、それをまともに聞いてくれる人間が、厚生
労働省という大組織の中に何人いるのだろうか。

自分が、自分の身内が癌で苦しみ、肝炎で苦しみ、エイズで苦しんでいる、
身に迫った危機感を抱ける人は何人もいないと思う。


川田龍平さん、死の恐怖に直面したあなたならきっとやってくれる。
川田さんの思想と行動力、そして何よりも全国に応援・支援してくれてい
る大勢の人がいる。


ワタシなんぞはせいぜいブログで愚痴ることくらいしかできないけれど、
応援くらいはできます。

是非とも弱者の代弁者になり、

「動けば変わる! 生きるって楽しい、と思える日本へ」

を実行して下さい。

http://www.ryuheikawada.jp
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