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おくりびと

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モッくんの快挙に、久々に晴れやかな気分にさせて頂いた。


某大臣の信じられないような大失態会見の後だけに、心が救われる思いだ。





入院していた母は先週末、無事退院する事ができた。

数年前に続く2度目の入院だったせいもあり、普段、家事を母に任せっきり
の父も慣れたものだ。


ただ、我が家には、何と言っても百歳になる祖母がいる。


なので、妻も忙しい仕事の合間をぬって、父と祖母の食事作りに励む事に
なってしまっていた。




みんな揃って家族のバランスを取っているので、急に1人欠けると、一気に
色んな事が大変になる。
家族の大切さが、改めて身に染みる。



そんなことから、きっと、一応働き頭である(と思う)自分のいない一年間
は、想像を絶する大変さだったんだろうなと思ってしまった。




あえて「喪」にテーマを絞った映画「おくりびと」、残念ながらまだ観てい
ないが、必ず誰もが迎えることになる「死」と、残された生きるものとの関
係を、自分の身にも置き換えてしまう。

3年前、もし自分が「送られる」ことになっていたら、妻は、家族は、どう
なっていたんだろう。




妻と二人の子供、そして階下には私の両親と祖母が同居する我が家。


変わらずの生活を続けていくのはおそらく難しかったのではないか。



妻ともよくこの種の話しをするが、到底考えが及ばない。





死ぬ者、生きる者、遺す者、遺される者・・・周りの人達の人生を変える事
なく天寿を全うできれば良いが、必ずしもそうはいかないのが人生だ。




これから我が家は益々「家庭内長寿大国」になる。


問題は限りなく大きいし多いけれど、みんな元気で存命なのは、本当に幸せ
なことだ。
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